2021年9月12日(日)
先週に続いて兵庫県の山へ向かう。コロナの緊急事態宣言で県境を跨ぐ移動自粛が呼びかけられているが京都府内の山は登り尽くしたこともあり、周辺なら生活圏と言うことで大目に見てもらえるかなと小心さも合わさっての方向決定だ。
五大山の登山口は丹波市市島町の白毫寺。広い駐車場があって「丹波の古刹」の幟が風に揺れていた。境内に入ると白毫寺九尺藤の写真が展示されている。その季節は多くの人が訪れるようだ。山門の手前から右手に五大山登山口の標識が設置されている。防獣ゲートを通って山道に入ると古道のような広い道が続く。標高が上がると少しずつ展望も広がってくる。山頂手前にはピンクの花が沢山咲いていた。以前、比良のヤケ山山頂で見た花とよく似ていた。
白毫寺山門
登山口へ向かう
途中の標識
標識も適度にある
ミヤマママコナかな
ようやくたどり着いた山頂には隣の鷹取山でも見たベンチが置かれ、三角点もだいぶ露出して高山の雰囲気があった。430Mhzで多可町の千ヶ峰から出ていたJS3XVL局と交信した。五大山での山ランを完了し黒井城山への縦走路を進む。次のピークは三日月山(540m)。ここで本日唯一の登山者と出会う。ここは山ラン無効なので挨拶だけしてスルーし縦走路を先に進む。
ベンチも設置されている
五台山山頂の三角点(569.1)
山頂から南方向の眺望
縦走路は踏み跡もはっきりしており、ピンクテープやトレランか何かのテープもあって安心して歩けた。ただ、この日の気温は30度までは上がっていないものの、風がなく非常に蒸し暑く感じた。アップダウンを繰り返すうちに段々気力が萎えて、当初予定していた千丈寺山へは行かずに手前の大野峠から下山することにした。三日月山で出会った登山者は私より高齢のように見えたが、途中簡単に追い抜いて千丈寺山へと登って行かれた。いつもながらトホホな山行きとなったが、無事に帰宅することが何よりと自分に言い聞かせてのんびりと帰路についた。
ヨコガワ峰の三角点(363.8)
大野峠から下山