2022年8月21日(日)
前日午後から一時強い雨が降る中、高山市経由で松本のさわんどバスターミナルに移動。車中で仮眠する間も時折強い雨が車の屋根をたたいたが未明にはようやく雨も止んだ。5時始発の上高地行きシャトルバスに乗ることができた。
上高地バスターミナルに着くと直行バスで来た人もいて結構賑わっている。登山の準備をして歩き始める。上高地に来たのは30年以上振りか。まだ若い頃西穂高に登って以来だと思う。河童橋から先は歩いたことがなかったが、明神、徳沢、横尾とほぼフラットな遊歩道が続いている。横尾まで来ると登山指導員がひとり一人に声を掛けて行き先を確認している。穂高岳山荘のスタッフにコロナ感染者が出て今日からしばらくは営業を自粛するとのこと。知らずにここまで来た登山者も山小屋経営も大変なことだ。
上高地バスターミナルを後に歩き始める
河童橋、穂高は見えない
上高地の自然を楽しみながら歩く
明神館に着いた
遊歩道沿いに梓川が開けた
徳沢のキャンプ場
みちくさ食堂、帰りには賑わっていた
横尾山荘、ここまでは車が入るようだ
ヒュッテ大槍、穂高岳山荘営業自粛の張り紙
涸沢と槍ヶ岳への分岐
涸沢へは横尾大橋を渡る
道は横尾で槍ヶ岳と涸沢方面に分かれる。涸沢への道は横尾から少し先までまだ平坦だったが、いよいよ登りが始まると急に体に負荷がかかるのかしんどくなってくる。本谷橋で標高は1800m、横尾から200mほどしか登っていないが休憩すると眠気が襲ってくる。この後はいつものことながら休み休みでコースタイムを大幅に超えてようやく涸沢小屋に到着した。
上高地からここまで標高差は100程
本谷橋で休憩
ようやく涸沢小屋が見えた
宿泊受付を済ませテラスでビールを飲みながら持参した軽食を食べる。夕食は5時、その後も長い長い夜をひたすら耐えた。
涸沢小屋テラスから前穂高方向
テント場と涸沢ヒュッテ
少し右に奥穂方向
夕食後にテラスから、この後強い雨が降った
とてもきれいなところですね。どのお写真もとても素晴らしく、現地の湿度の高さが生々しく伝わってきます。
私は登山をしないので、見る機会のない美しい風景を拝見して感動しました。ありがとうございます。
50年前に横尾や涸沢を管理されていたのですね。私は初めての涸沢でしたが、小屋で聞こえた話し声では、喜寿の記念に北穂から前穂を縦走したという方の話も聞こえてきてびっくりしました。年齢を重ねても無理のない登山ができればいいなと思っています。
私もyukiさんのブログを楽しみに見させていただいております。お怪我大丈夫ですか。お大事になさってください。