2013年6月16日(日)
奈良県橿原市の大和三山を目指して京都から近鉄電車に乗る。大和八木駅で下車し、線路沿いの道を東に向うと一座目の耳成山(139m)が見えてきた。山の南側から山頂横の山口神社まで参道と自動車で上がれる管理道がついているが、距離の短い参道を上がる。樹林に覆われた参道を上がるとすぐに神社、本殿の左手をもう少し上ると三角点のある山頂に到着した。展望はない。430MhzでCQを出すと、金剛山移動のJH3JFF局ほかから声がかかる。
南西側から耳成山全景
耳成山登山口
山頂横の山口神社
大和三山は国有林になっているようだ
三角点の奥にあったプレート
耳成山を後にして次の天香久山(152m)に向う。田植えの済んだ田んぼや街並みを見ながら歩くが日差しがもろにあたり暑い。天香久山の西側登山口には、観光トイレや駐車場もあった。天理教の教会の前を通って登山口へ。整備された登山道を登るとすぐに神社のある山頂に到着だ。西側に少しだけ展望があり畝傍山が見えた。二上山雌岳移動のJA3JCH局と交信し次に向う。
橿原市内にはこうした案内標識が多い
天香久山登山口横の田んぼで咲いていた花、ホテイアオイ?
天香久山登山口の説明
山頂の神社裏にはたくさんのプレートが
天香久山山頂から畝傍山
天香久山を下山し西に向かう。正面に畝傍山(198m)が見えているが、暑さと重い登山靴で歩はゆったりとしたものだ。橿原考古学博物館の西側から畝傍山方向に入る遊歩道があったので入ってみる。戦没者を慰霊する若桜友苑という公園の先に登山道があった。山頂までは岩の多い登山道が続く。山頂は小広い公園様になっており、家族連れのハイカーがくつろいでいた。東西に樹木の切り払われたところがあり、東の耳成山や西の金剛山方面に展望があった。堺市のJA3WPN局と交信してここも終了。西の畝火山口神社方向に下山する。
若桜友苑の奥から登山道に入った
畝傍山の三角点
畝傍山から耳成山
畝傍山から葛城山と金剛山
本日最後は忌部山(109m)。畝傍山の西南西にある。忌部山の南側から石段を上がると八王子神社があり、山頂はその裏になっている。神社からは道がなく竹薮の中を少しだけ上がると、フェンスに囲まれて立入禁止となっている山頂があった。何でも橿原市の水道施設のようだが、管理道もなく今は使っていないのかも知れない。JA3WPN局と交信中のJP3EPM局にブレイクを入れて予定の四座を終えた。
忌部山に向う
山の南側から石段を上がる
忌部山山頂は立入禁止