この日は大雨の予報でしたが、午前中はパラパラと雨が降りながらも、何とか持ちこたえて、曇り空。
今年苫小牧に本オープンした「イコロの森」へ行きました。
前もってお願いしておくと、新千歳空港まで車で送り迎えしてくれるので、助かります。
ゆったりと葉を広げた羊歯と、塀に掛けられたいくつものハンギングと、「ガーデンアイランド北海道」の幟がお出迎え。
出来立てホヤホヤの庭の感じ。
入り口を右手に歩いていくと、石で縁取られた小川があり、水辺の植物が植えてあり、ビオトープ風。
まだ一つ一つの植物が植えられて間もないので、ギボウシなど大きな株になっていなくて、所々スカスカですが、コーディネートは良い感じです。
庭のスタイルは正統派イングリッシュガーデン。ボーダーガーデンの夏の宿根草は見事に咲き、一株一株立派でした。広い土地があってこそ、背の高い植物もしっかり倒れずに咲いているのでしょうね。芝生の切り方がいかにもイギリス風です。
こちらはホワイトガーデン。木製のオベリスクは、イギリスの庭を感じさせます。這わせているバラは、ホワイトガーデンで有名なイギリスのシシングハーストのバラと同じ種類だそうです。
一番気に入ったのが、穏やかな木漏れ日の射すウッドランドガーデン。下草には羊歯が多く使われていましたが、春は球根花など咲いて、可愛い感じになるのでしょうね。
ゆっくり一回りして、ちょうどお昼。ガーデン内のレストランでランチしました。
オードブルは生ハムメロン。地元の食材を使っています。美味しかったです。
チョッとお洒落な雰囲気で、窓から庭を眺めながら、一息つきました。
植栽は勿論ですが、こうしたお楽しみもガーデンの大切な要素なのでは。
まだまだ発展途上ですが、民間のガーデンだけあって、(北海道は自治体のガーデンも多い)コンセプトがしっかりしていて、統一感があり、管理も行き届いていて、落ち着いて見学できます。
「森をコンセプトとしたショーガーデン」なのだそうで、他に、ローズガーデンや、バラの自根苗を売っているショップなどありました。
時を経るごとに面白くなる場所のような気がします。
見所は沢山ありましたが、更に詳しい写真やコメントは後日別にアップしようと思います。
毎年夏、実家に帰るついでに、北海道のガーデン巡りをして、こうして紹介していますが、いつか故郷が、イギリスのように、世界から多くのガーデン愛好家が訪れるような場所になって欲しいと願ってやまないのです。
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