旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

『園芸家12カ月』

2010年03月10日 14時18分21秒 | ライフスタイル

午後からやっと雨が上がりましたが、期待したほど暖かくならず、春が足踏みです。

随分前から「読もう、読もう。」と思っていたカレル・チャペックの『園芸家12カ月』を、読みました。
こよなく園芸を愛したカレル・チャペックが、「園芸とは、園芸家とは如何な者か」を独特のユーモアをもって書いているエッセイです。
一行読むたびにクスクス笑いが止まらなかったり、己に置き換えて苦笑をかみ殺したり、と、
園芸をする人は勿論、園芸をしない人も相当に楽しめる本です
文庫でも出ているので、是非お読みいただければと思います。人生の糧の一つになる事、間違いなし
目頭が熱くなって、思わず赤線を引く
箇所もありました。

何故この度読んだかというと、一つの切欠があったから。
この3月に平塚にオープンした「神奈川県立 花と緑のふれあいセンター 花菜(かな)ガーデン」に、チャペックの家と庭(を再現したものなのかしら)があるからなのです。
足を運ぶ前に、まずは本を読んで予習をしなくては、と思って。
仕事が春休みになったら、ゆっくり出かけてみようと思っています。どんな感じかな。楽しみ
その際はレポートしますのでお楽しみに。

 

昨日は雪は降るし、夜は窓を打つ音も響く、冷たい厳しい雨でした。
今か今かと開くのを待っていた白藪椿ですが、一番花はすっかり痛んでいました。可愛そう

でも、めげずに次々咲いてくださいね。 自然って時に恨めしいものなのです。

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