旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

野趣な風景を作る花

2011年04月11日 16時54分17秒 | 旧庭(~2014March)

今日も良いお天気でガーデニング日和。
パンジーとビオラの花ガラ摘みを始めたら、案外時間がかかってしまいました。
そんな時期になったんだな~、と苦笑い。

2、3日前からフリチラリアが咲き始めました。
通販で球根を頼む際カタログには「フリチラリア(バイモユリ)」と書かれていたのですが、バイモユリにもいろいろあるようで、ネットで調べると
フリチラリア・メレアグリス (Fritillaria Meleagris)みたい。
蕾が出てきた時は、ちょっとグロテスクな感じがして、どうなることかと心配したのですが、咲くと俯き加減が可愛い花です。

レンガの小道に沿って、パラパラと植えてみましたが、なんとなく違和感が・・・
長女にもダメだしされてしまいました。

というのも、背景がレモンイエローのプリムローズと水色のハナニラ(イフェイオン)と、チラホラ白いイングリッシュデージーや水色の勿忘草など、可愛らしい花ばかりなので、個性的なフリチラリアが、なんとなく浮いている(ミスマッチ)
花の大きさ的には悪くないと思ったのですが、想像以上に野趣な感じをかもし出す花なのですね。

花の中をのぞくと、黄色の花芯がチラリと見えます。
早々に何本か、野趣味たっぷりな庭奥に移植することにしましょう。

 

植えた覚えがない葉が出てきたのに気づいたのは昨春。
たぶんご近所さんからゲラニウムを頂いた際、土に種がついていたのだと思います。
今年は、花が一輪咲きました。
素朴な印象の黄色い小花は、姫リュウキンカ(キンポウゲ科 Ranunculus ficaria)のようです。

そこで、隣の開いていたスペースにお仲間を植えてあげることに
この銅葉、ラベルには「カラス葉」と書かれていました。
黄色い花が翌日にはオレンジ色っぽい白色に変化しするのも面白いです。

野趣な雰囲気の花は、野趣な仲間と一緒に植えてあげる方がしっくりきますね。

 

震災から一ヵ月たちましたが、未だに行方不明の方が多数いらっしゃいます。悲しくなります。
そんな中、今日も先ほど大きな地震がありました。
被災地では少しずつ復興に向けて進んでいるようですが、まだまだ余震と津波に気の抜けない毎日。
それでも、憂いてばかりいては何も好転しません。
これからも自分に出来ることをしながら、一日も早い復興を願い続けます。