7月14日
前日から降り続いた雨が朝には上がり 私たちが出発する午前9時ごろには晴れておりました
カムイに感謝しつつ、「大雪森のガーデン」へ
私は昨年の秋に一度訪れておりますが、母は初めて。
ガーデンショーの作品を含めると、高低差の在る相当に広いガーデンを、あと2ヶ月で80歳になる母が果たして回りきれるだろうか・・・
心配でしたが、休憩を取りながらもしっかり歩ききり、しかも私の想像以上に面白がり楽しんでくれました。
ガーデンは秋とは違って、瑞々しい姿を見せてくれました。
このガーデンの魅力はなんといっても白樺の林だと思います。
美しい白い木肌とこの土地ならではの草花とが織り成す風景が、私の場合郷愁も伴い、心を熱くするのです
このガーデンは「森の迎賓館」エリアと「森の花園」エリアとで構成されています。
ガーデンに目を奪われつつ夢中になって歩いていると、どこが区切りなのか気がつかないのですが・・・
花の多い辺りが、花園エリア。
錆びた鉄のアーチの在る庭あり。
咲いているのは黄色いスイカズラの仲間。
ロニセラ系かしらね。
アリウムや芍薬や
大雪山系で咲く高山植物も植えられています。
銅葉の植物と白樺の幹の色のコントラストが面白い
これから花咲く宿根草たちも、スタンバイOKというところなのかな。
花園の奥が迎賓館エリア。
ガーデンの中ほど山手側に人だかりがあるので覗いてみると「ヒマラヤの青い芥子」が
今年は見られないと思っていたので、ちょっと得した気分
母は、この花にはさっぱり興味が無いようで、そそくさと奥へ進んでいきましたが
「此花何の花だかわかる?」と私。
「アイヌネギだべさ。葉っぱがそうだもの」と、母。
山菜狩人恐るべし
そしてガーデン作品の並ぶエリアへ向かうと
チシマアザミ(右)やミヤママタタビ(左)が見えてきました。
この日は風が強くて、樹木に絡まり揺れるミヤママタタビのピンク色の葉を上手く撮れませんでした
どちらも実生で雑草の類だそうですが、なぜか美しい・・・
なんだか、どちらも森に欠かせない植物のような気が・・・
そんな植物が他にもいくつも見られたけど・・・
もしかしてコロポックルの仕業とか
ここに来て母が「疲れた」と言うので、ちょうど入り口にある小さなオープンカフェで、母一人休憩することに。
ここから先、写真撮影スポットのドレスガーデンまで、高低差のある道のりがつづくので、その手前にあるコンペティションガーデン巡りは母には無理かと思ったの。
しかし少し後「プリン一つ食べたら元気でた」と、先にコンペティションガーデンを巡っていた私を追いかけてけてきたのでした
なかなかに凄いな・・・母
続く
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