旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

北海道ガーデンショー2015~コンペティション&デザイナーズガーデン編

2015年07月17日 23時43分24秒 | ガーデンショウ・レポート

7月14日
「大雪森のガーデン」をさらに奥に進むと、今回の北海道ガーデンショーのデザイナーズ・ガーデンとコンペティションガーデンがあります。

コンペティションガーデンでは日本国内外応募総数100を超える中から選ばれた6つの作品が設営されていました。

テーマは「宴の庭

「山宴
築山が生き物のような感じ。


森の食卓
エゾリスがテーブルの上を走るかも。


祝祭の日
銀色のバルーンが林を映しこんで不思議な空間に。


森の鼓動となる
ヒグマの体内に入り込む・・・


Endless Garden
万華鏡の中のよう


そして、母と私の一番人気
チェプたちの祝杯


金属の網で作られたチェプ(魚)が遡上していく様子が描かれているのかな。


チェプを追いかけていくと・・・
そのアイディアに二人で笑っちゃいました

デザイナーズガーデンは3作品。

森の木琴
木の階段を下る木のボールが音楽を奏でます。
コロコロと可愛らしい音が森に響いていました。

 

人生の旅路
リム・イン・チョングさんの作品
石塀に囲まれた庭内を一周できるデザインになっています。


入り口はゴツゴツした石の壁。


石塀の中には綺麗な草花


大雪山系を見渡せるデッキや、水面に映る木々の先に山々を眺められるベンチが。


そして、中心には様々な木々で作られた囲い。


人生のそれぞれのステージを意味しているのだそう。
石積みに圧倒されました


そしてまだ咲いていないひまわり畑を抜けて上り坂の上にある
ドレスガーデン カンテ
ガーデンショーの広告塔であり、撮影スポット。
担当カメラマンにカメラを預けて写真を撮ってもらいました。
オートモードだったけどパッとしない

 

たぶんそんなことだろうと思って、カメラマンが撮った写真を買いました。
だって、絶対上手に撮れているに決まっていますから。

このガーデンショーではどの作品もわかり易く、年配者から子供まで楽しめ、そして会話が弾むんじゃないかな。

「いやぁ~よく考えたね~
「秋にまた来たい
と、芸術に疎い母も感心し、二人とも、何よりとっても楽しかった


特に子供たちには、自然に触れる素敵な機会になると思う。
これから夏休みなので、一度この面白い野山を駆け回ってみてほしいな。

パンフレットを見ると、国内外から何人も名のあるガーデニングの先生が来道し、講演会をする(した)みたい。
大人には勉強になりますね。


大雪山の麓に、こんな素敵なガーデンができて心から嬉しい

そしてガーデンが

ブームではなくて、文化になってほしい

と、心から願わずにはいられないのでした。


続く

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