12月31日
ホテルを出て最初に向かったのは琉球村。
沖縄地方の古民家が移築されており、多くの国登録有形文化財の建物が並んでいます。
明治時代に建てられた旧島袋家は名護地区より移築されました。
屋根のシーサーが沖縄らしいです。
瓦屋根の高床式倉庫
琉球村で見た印象的な風景たち
沖縄の様々な場所で咲いていた赤い花はオオベニゴウカン
12月から4月まで咲く熱帯性常緑低木です。
赤い瓦屋根に似合ているような気がしました。
琉球村では道ジュネーも拝見。
雨天だったのでキジムナー劇場で開催されました。
このお獅子がなかなかのエンターテナーで可笑しかったです
雨天でも楽しめる様々なイベントや体験ができる施設。
次回があれば三線を習ってみたいと思います。
次に向かったのは北谷町(チャタン)の美浜アメリカン・ヴィレッジ。
異国情緒というか、カオスというか、不思議なショッピング街でした。
観覧車に乗ってみました。
ヴィレッジ内の気になった風景
小さなお店が沢山あるのでお土産を買ったり、ビーチに出てサンゴ砂を拾ったり、ブラブラ歩くのが楽しかったです
このようなオリジナリティーあふれるショッピング街は久しぶり。
全国のショッピングモールが均一化している昨今、とても新鮮な気分になりました。
長女が寄ってみたい、とスケジュールに入れた港川外人住宅街(ステイツサイドタウン)へ。
基地で働く外国人の住居だった家々が並び、それらが今は雑貨屋やカフェになっています。
ところ変われば建物も変わりますね。
水色の窓枠が可愛らしいカフェ「oHacorte オハコルテ」に寄りました。
内装はブロカント風なのかな、ちょっとレトロ。
レモンケーキとカフェラテは、どちらも美味しかったです。
沖縄をドライブしていると所々に広い米軍基地が見られます。
私の住んでいる隣町には厚木基地があるので、こうして旧米軍住宅が再利用されている様子は身近に感じました。
お晦日に泊まるホテルは那覇市の国際通りに面した「ホテルJALシティ那覇」
ビジネスホテルですが、ツインルーム二室をコネクティングルームにしてくれたので、二部屋を扉をあけ放ち行ったり来たりでき、とても便利で良かったです
国際通りも初めて見るショッピング街でした。
土産屋があんなに立ち並んでいるなんて、びっくりでした。
その中の屋台村で沖縄料理の夕食を頂きました。
沖縄の地ビールも美味しかったです
カウンターでの食事だったので、マスターから沖縄の言葉について少し教えてもらいました。
沖縄の方言と琉球語は別物だということ。
今の若い人たちはお年寄りの方言を分からない人が多いこと。
占領下にあっては「方言札」があり、学校では方言を使ったらペナルティーとして首に掛けなくてはいけなかったこと。(方言を米軍が理解できないため、秘密の会話をしないようにとの考えだったそうです)
沖縄だけでなく、方言には土地それぞれのムードが醸し出され、それも旅行の面白さの一つで、味わい深い文化です。
大晦日の夜、ホテルでスペシャルなカップヌードル「そばですかい」(JALの「うどんですかい」の蕎麦版)を買い、年越蕎麦がわりに皆で食べました。
紅白歌合戦は最後まで見ずに寝ました
なんてお気楽な年越しでしょう
以前から「クリスマスとお正月のない国に行きたい」と願っていたので、台所に立つことのない年末年始を過ごせてつくづく幸せだと感じた2019年最後の夜でした。
最終日に続く