旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

猫の映画と活動写真

2020年01月31日 16時28分23秒 | 月一映画

百聞は一見に如かず
たとえ前評判が悪くとも、実際にこの目で見ないと真の価値は問えないものです。
そう再認識させてくれたのが今月公開の映画「キャッツ
20代半ばに一度ブロードウェイの舞台を観て感動した思い入れのあるミュージカル。
期待以上ではなかったけれど、映画ならではの演出や美しい映像、レベルの高いダンスや歌が素敵でした。
やっぱり「Touch me~」では泣けました。
ビジュアルに批判的な意見が日本でも散見されましたが、一度でも舞台を見ている人なら違和感が少ないでしょうし、私がオカルト映画やスターウォーズのエピソード系を観ないように、ビジュアルの好き嫌いと映画の内容は別物だと思います。
手直しされた映像だったせいもあり、最新の映像技術の凄さにも驚かされた映画でした。

それにしても、どんなにロングランなミュージカルで世界で上演されていても、今回のように多くの賛否のスレッド!?が立つことはないのでは。
つくづく世界で公開される映画の影響力は絶大なのだと感じます。




12月半ばの公開が勿体なかったと感じた「カツベン!
すぐに冬休みモードに入ってしまい上映時間が限られて足を運べずにいるうちに、シネコンでの上映は一か月でお終いになっていました。
この作品はどうしても映画館で観たかったので調べて出かけたミニシアター系の劇場は、人生で一番小さなスクリーンでちょっと残念。
しかし映画はテンポの良い上質なコメディで映像も綺麗でした。
主役の二人には物足りなさを感じましたが、脇役陣の芸達者ぶりに最後まで目が離せず、終わり方も粋な感じで好もしかったです。
日本の映画創成期の勢いや情熱を感じたし、劇中のサイレント映画の配役も面白く贅沢でした。
この映画は気兼ねなく多くの方にお勧めできる映画です。

地下へ階段を下がっていく劇場は、渋谷のジャンジャン以来かな。

今年も月一以上で映画館へ通いたい。
忙中に閑を作ってでも。

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