本日は長久保公園のバラ部会の活動日。
いつものように車を公園の駐車場に入れると、目に飛び込んできた光景に驚きました。
まるで初夏のようにバラが咲いているではありませんか
夜半の冷たい雨で多くのバラは俯いていましたが、それでも花数たるや、とても一月半ばと思えません。
昨年は秋に二度の大きな台風が来て、塩害こそかろうじて免れましたが新芽にダメージがあり、秋バラの花期が一か月ほど遅れました。
それでも咲ききれずにいたバラたちが、暖冬のおかげなのか次々蕾をつけ、それが冬の今になっても開花しているのです。
枝という枝に花を付けたレディ・ヒリンドンは、あたかも広がったクジャクの羽のように、圧倒的な存在感を放っていました。
他のバラたちも同様にたくさんの花を付けていて、冬のローズガーデンを彩っていました。
温室前ではうららが秋より花色濃く咲き、
ボレロは初夏より花数が多く、
緑光(仮)は初夏並みに。
特に通年開花成績の悪いHTの黄色のバラが美しく、それも驚きでした。
このような冬バラの原因は、暖冬のせいで本来なら凍り付いて開かないで終わる蕾がすべて開き、気温が低いので虫も黒点病も少なく花もちが良いからではないか、と推測します。
それにしても長久保公園でこのような冬バラの姿を見たのは初めてだし、花を見るなど諦めていたので、ちょっと感動しました。
こんなんで本当に良いのだろうか・・・とも考えますが、昨年一年間頑張ったご褒美のようで嬉しかったです
散り際のバラもありましたが、今日は駐車場前と温室前のバラは剪定せず、次の活動日までこのままにすることに。
公園を訪れる方々に冬のバラも見ていただけたら、と思います。
バラ部会の本日の作業はネルマーティンの冬剪定と、ハーブガーデンから頂いたオールドローズの植え込み。
駐車場前に一株、温室前に三株、ミニガーデンに一株、コンパクトに剪定して植えこみました。
暖冬なので早めに根が活動して生育してくれると良いな。
初夏には新しい風景が生まれることを願って。
初夏の気温の高さでバラの開花は早まり、猛暑で弱り、秋は大型台風で新芽が飛び、その後ついた花芽が晩秋~冬にかけて咲く。
バラの見ごろが将来は変わってしまうかもしれない
そんな予感がする公園のバラの2020年の始まりです。
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