3月31日昼頃京都着
昼食を駅ビル内で食べて、私の希望で祇園にある「ZENBI 鍵善良房 KGIZEN ART MUSEUM」へ
一年ほど前に買った雑誌で紹介されていて、気になっていたので。
展示品は雑誌で紹介されていた展示と違い、京都で民芸運動の中心人物となった河井寛次郎氏のコレクションを中心とした作品群でした。
「民芸」には興味があるのでじっくり拝見しました。
思っていたより展示作品が少なかったのは残念でしたけど「民芸」を感じる事ができて良かったかな。
鍵善良房はくずきりで有名な老舗和菓子屋さんで、螺鈿のくずきり容器も展示されていました。
美術館を拝見後は、お向かいにあるZEN CAFEでお茶しました。
小さな隠れ家的カフェです。
和菓子と煎茶のセットを頂きました。
和菓子を盛ったお皿(手前)はベネチアングラスなのだとか。
こだわりを感じますね。
和菓子、さすがに美味しかったです
賑やかな祇園の表通りから細い道を入った裏通りにあり落ち着ける空間でした。
折角なので花見小路を散策しながら、次の目的地まで歩くこととにしました
ソメイヨシノが満開過ぎて、花びらがふるふる~
建仁寺境内の桜も見事に咲き誇り、枝垂桜も満開に
花吹雪とはいかないまでも、桜の花びらが散る様子に一層風情を感じるのは土地柄だからでしょうかね~
薄紅色の桜と寺の銀色の瓦屋根の色合いが、なんとも日本的な感じで美しかったです
次の目的地は次女の希望で「京都でも和菓子作り」
体験型の観光が好きなようです。
甘春堂(七条あたり)では和菓子作り教室を設けています。
約30人ほどが一斉に学べる教室で、大画面モニターが二台あり、その画面を見つつ説明を聞きつつ作ります。
大まかな材料と道具がすでに置かれていました。
一つ目に干菓子を作った後、二つ目は「ういろ」を使った上生菓子
ういろを丸型の大きさまで伸ばし、白あんをセットして、四つに折り畳みシナモンで模様をつけます。
三つめは「練り切り」の上生菓子つくり
途中の過程がありませんがピンク色の餡の中に白あんと黒あんを入れて丸め、指で押しながら桜の形に作ります。
そこに三角の棒でも切り込みをつけると桜らしい形に
干菓子は「きざと」で桜の型で抜き、名は「桜」
桜の真ん中に黄色い蕊を付け、名は「宴」
ういろにはくぼみを入れて、名は「胡蝶」
この三つは持ち帰り用で、小箱と黒文字が用意されていました。
我ながら上出来ではないかしら
最後にここで食べる和菓子を作りました。
きんとん用の餡(右上)を籐製の裏ごしで通し、餡をそぼろ状にして黒あんの周りに箸で付けていきます。
花びら型の干菓子を付けて、名は「うららか」
お抹茶と一緒に頂きました。
手作り和菓子、食べるのが勿体ないぐらい可愛いの
何でかな~と考えてみたら、どれも自分の手の中で作り上げるからではないかしら
一つ一つに名前もあり、愛着ひとしおです
和菓子作り、面白かった~
どれも美味しくいただきました
和菓子作りの後は電車で移動して、夜桜見物に二条城へ
開催中のネイキッドフラワーズのプロジェクションマッピング「NAKEDFLOWERS 2023 -桜ー 世界遺産二条城」を見るためです。
こちらも次女の希望で予約済み
当日券の長蛇の列に並ばずに済んで良かった
文化財にプロジェクションマッピングするイベントで、ここでしか見られない現代アートかもしれませんね。
陽がすっかり落ちると、更に輝きが増します。
城内の桜のライトアップも見事で、十数年前に夜桜見物に訪れた時とは雲泥の差かも
幻想的で見事でした。
内堀のプロジェクションマッピングは見ごたえがありました。
移り変わる映像がお濠の水面に映えて更に美しいの
アプリで登録すると名前が映像の中に映し出される仕掛けになっているようです。
夜桜とお月さまをパチリ
二条城の桜は満開で、ライトアップされると一層輝くようでした。
昼間も見たいな~と思いましたが、この漆黒と淡いピンク色のコントラストは夜しか見られませんよね~
「夜桜お七」か
休憩スペースもあり、抹茶ラテとぜんざいを頂きました。
内堀でのプロジェクションマッピングを動画に撮りましたので、興味のある方はクリックして見てね
この日は16000歩ほど歩いたでしょうか
疲れてレストランを探すのも面倒になり、夕食はホテル近くのビストロで軽く済ませました。
今年の桜は例年より早く咲き始めたので、もう終わっているのかと思いましたが、何とかまだ花を見ることができて本当に良かった
と思いながら一日目の眠りにつきました。
京都お花見旅は続く
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ハイライトシーンを拝見して、ワクワクしていました
予告編を上回る充実した旅の始まりですね。
二日目はどちらにお出かけになったのでしょう。
お次の投稿も楽しみに待っています
ご覧いただき有難うございます。
久しぶりの京都は桜が散り際ギリギリでしたが、十分楽しめました。
二日目もお楽しみいただけると嬉しいです。