今日の北海道は冷たい雨が降っています。
ブログをアップする時間が少しできたので、一週間前からになりますが、晩秋の北海道帰省旅にお付き合いください。
10月11日(火)
実家に帰省する前に、以前から憧れていた朝里川温泉にある「小樽旅亭 蔵群」に宿泊しました。
何故憧れていたかというと、この蔵のような建物群一つ一つが部屋になっているという設計にとても興味があったのです。
当時はとても斬新で、一度訪れてみたいと思っていました。
蛇篭で作られた塀もカッコ良いです。
入り口を入ると
この板塀が自動ドアになっていて、お客を迎え入れてくれます。
そんな拘りに心惹かれます
ロービーの椅子に座ってチェックイン
全部で十数室しかない宿で、一つ一つの部屋に名前がついています。
部屋の障子を開けると中庭から明かりが射しこんできました。
板張りの間と畳の間があり、室内は間接照明になっています。
レトロな和の茶箪笥や小物がさりげなく置かれていました。
客室はメゾネット式になっています。
メゾネット式の旅館に泊まるのが初めてなので、ちょっとテンションが上がりました
設計が個性的で面白い宿です。
階段下の物入れの一角にある管内用の電話が、なんと黒電話
懐かしい、というか、なんとも昭和レトロ
階段を上がると寝室があり、
小物入れやパジャマ、管内着(作務衣)が用意されています。
二階には石作りのお風呂(温泉)がありました。
大浴場もあるので、私はそちらを使い、お部屋のお風呂は使わなかったけど
食事は個室で頂きました。
部屋の入り口の両脇に陶器があしらわれておりました。
夕食は地元の食材を使った和のコース料理
器は見栄えが良いですが、正直、期待していた高級感とか特別感はなく、味もそこそこで残念でした
食事の後オーディオルームへ
飲み物等オールインクルーシブルということで、バーでドリンクをお願いして、久しぶりにステレオと対峙
レコードに針を落とすのなんて、何十年ぶりだろう
懐かしさと共に、感動さえ~
初めは手が震えましたが、二回目には思い出して上手くレコード針を乗せられました。
アナログの音が味わい深いって、こういう事なのかもしれないな~なんちゃって。
朝食も個室で頂きました。
綺麗に盛り付けられていましたが、温かいおかずが無くて、お味噌汁がインスタントと思わせる味わいで・・・
わがまま言ってご飯をお粥にしてもらい、それはありがたかったです。
チェックアウト後、駅までの無料シャトルバスをカフェラウンジで待っていると
スタッフが気を利かせてお抹茶をもってきてくれました。
この宿には素敵な茶室があるのですが、コロナの影響でサービスを提供していないそうで、その事が残念だと話していたのです。
これにはとても嬉しかった
蔵群の背後の山はまだ紅葉していませんでしたが、紅葉の時期は一層絵になる宿なのでしょう。
個性的な建築の宿にはとても興味があります。
今回の滞在には「全国旅割」が使えず大枚を払うことになりましたが、新しい経験ができて良かったです。
憧れを現実にできてスッキリしました
そして「人生でしたい100の事」をまた一つクリアーしました。
実家へ続く
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