9月11日(日)
北海道滝上町の「日本一変わっている花園 陽殖園」へ行きました。
それが今回の旅のメインイベント
初夏にしか訪れたことのない陽殖園の秋の姿はどのようなものか。
ワクワクが止まりませんでした。
そして、やはり陽殖園の魔法に取りつかれてしまいました。
初夏はエゾクガイソウ、ヤナギラン等寒色系のパステルカラーなエリアは、ピンクのミヤギノハギとフロックスと白萩等で覆われていました。
同じ場所とは思えない、ダイナミックな変わり様です。
ハギとフロックスのシャワーを浴びながら進みます
このグラデーション、凄いわ~
武市さん曰く、陽殖園には様々な種類のハギが植えてあり、7月からハギの花が見られるそうです。
ヤナギランのシードヘッドを初めて見ました。
可愛らしい
上ってきた斜面を振り返るとまた違った風景が
坂の上のモミジが色付き始めていました。
このモミジは自然交配してから三代目だそうです。
一代20年なのだとか。
名前は付けていないそうです。
坂道をどんどん、上下アチコチ目を凝らしながら進みます
赤い実、見~っけ
ミズヒキソウ
二色咲きのハギの花も
所々にアナベルの群植を見かけました。
ススキの穂が出ていて、秋ですね~
小鳥池の小山の天辺に、一つは赤く色付いたノリウツギが、別の小山にはモミジが植えられていて、色変わりのコラボレーション
ミソハギが満開でした。
山道には色々な植物が植えられています。
これは白いアスターかな
八重咲きのヤマアジサイ
赤いガク咲きのヤマアジサイかな
そんなアジサイと宿根草の組み合わせが、木漏れ日に映えて~
ウドの実かな
ノリウツギがモコモコと
植物のシードヘッドが、いちいち面白いです。
赤いモナルダは夏の名残りかな。
フウチソウがサワサワと風に揺られて~
まるで人の手で植えたみたいな松の幼木ですが、自然に松ぼっくりから生えたんだって~
お行儀の良さにビックリ
カリガネソウとか
トリカブトの紫色の花
エリカ山かな
歩けば歩くだけ、色々なところに色々な花が見つかります。
群植されている株もあるし、アララ、こんな所にこんな花がという発見もあります。
切り戻しせず同じ場所が季節によってダイナミックに変わる姿がとても面白く素晴らしいのも、この庭が好きな理由の一つですが、今まで訪れた庭の中で、たぶんどこにもない喜びがこの庭にあるの。
例えば下の写真
この時期、周りが緑ばかりになっている中咲く一枝のユリの花
このユリを思いがけなく発見した時の驚きと喜び
心をつかまれる感じ
たぶん私はそんなところに「武市さんの魔法」を感じて、すっかり魅了されているのでしょう。
ほぼ山歩きのようなガーデン散策
別の季節には別の魔法がかけられているに違いない
今年は10月に特別公開があるそうです。
また訪れたいわ~
追記
秋の陽殖園の動画を作りました。
ピンク色の花がメインの短い動画ですが、ご一緒に散策を
秋の陽殖園を歩く【北海道ガーデン巡り】
ムフフッ
実は弟がこの秋に旭川に転勤になりました。
北海道津々浦々転勤していた弟が、たぶん最後のお勤めになるのが旭川とは。
旭川、富良野、層雲峡、遠くは滝上そして実家が大体100キロ前後でしょうか。
つまりどこも日帰り圏内なので、ガーデン巡りの拠点に出来そうなのよ~
宿の心配がないのはありがたいこと。
お姉ちゃん孝行~よろしくね~
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