私の故郷の町に「本郷公園」という小さな私設公園があって、昔から地元のお花見の場所になっており、小学生の時は遠足でよく行きました。
カタクリの花が其処に咲いていると母が言うので、連れ立って向かうと、途中の沢にもカタクリが咲いていました。
ここでも母がカタクリを摘んで、夕食の一品に。花は食べられませんが、葉は茹でてお浸しにすると、ほんのりとした葉の甘みが感じられ美味しいです。
同じ場所にエンレイソウも咲いていました。北海道の山野草の予習をしていたので、分かりましたが、茶色い地味な花です。
本郷公園にはオオハナノエンレイソウも咲いていました。エンレイソウより背丈も花も随分大きく、見ごたえがある真っ白い花。
花弁の多い白花はイチゲ。ニリンソウより花は大きく、友人曰く、アネモネの原種だそうです。
白花のエゾエンゴサクも見つけました。あまり多くはないのですが、たまに生えていますね。
これらの花々が公園内の土手いっぱいにに群生していました。とても見ごたえがあります。本郷公園の新たな魅力を発見。小さい頃は気がつかなかったけれど、大人になって、興味が変わり目に付くようになったのだと思います。
まだ所々日陰には雪も残っていて、秋田蕗のフキノトウが芽を出していました。
地元では10日以上も早い桜の開花宣言。このGWは地元の人々で賑わっているでしょうか。
やはり北海道となると、こちらとは植生が全く違います。花の名所や植物園に行かなくても、少ないながらも地元でも見ることが出来るのです。
それを観光資源にして、「ふるさとが活性化すると良いな~」と思っていますが、地元の方々には何でも無い風景なので、案外知られていないのではないかしら。
もったいないな~。
ステキな花達が一杯ですね~
のんびりと散策出来た様子うらやましいです
この写真のカタクリ、エゾエコングサなどの映像を5/4に
NHKで見ましたよ~野幌の近くの としょうさん とか
北海道の風景にはこんな場所がたくさんあるんですね
親子で散策、、いいなぁ~。
今花が一斉に開いて、北海道の野山も素敵なシーズンです。
でも平地でも田舎の方ではあちこちで見かけます。
母も私も昔から見慣れた光景ですが、春に親子で散策するのは、もしかしたら初めてかもしれません。
母がすごく喜んでくれたみたいで、チョッと親孝行したでしょうか