ガーデニングとお出かけと帰省にかまけて映画の感想をアップするのを忘れていました
ボチボチと観てきたので、私の備忘録にお付き合いください。
また、これからのDVD鑑賞等の参考になれば幸いです。
4月~5月に映画館で観た映画
「生きる LIVING」
黒澤明監督の「生きる」を観たことがないけれど、イギリスに場所を移しても普遍的なテーマや物語は変わってないのでしょう。
今まで無為に生きている時間が多かったかも、と人生が終わり近づくと特に感じるものかもしれません。
物語の舞台である70年前と今とでは価値観が違うと思うけど、人間は本質的に同じだと思います。
生きている実感とか、幸せとか、向き合わざる負えない死とか・・・
主人公の行動は、たとえそうだとしても勇気がいったことだろうと思います。
その勇気が生きている証になるのかも、とも。
人生100年時代、生き方を改めて問うているのかな~と感じました。
古典的だけどお勧めの映画です
「ハマのドン」
今回の横浜市長選は、市民でなくても身近で(神奈川県民だし)そのゴタゴタ(争点)にも注目してました。
「横浜にカジノはいらない」
そう公言する主人公の「ハマのドン」に対して嫌悪感を持っている人も多々いるだろうけど、このドキュメンタリーを観るだけでは、主人公は戦争を経験した昭和のガンコ爺さんのようにみえました。
育った環境が一般人とは違うとしても。
そんな本人とは住む世界が違う一般庶民とも協力を惜しまずカジノ反対に邁進する様子が、呉越同舟ではないけれど、凄いな~と。
「市民と政治権力の戦い」的な構図になっていた横浜市長選の裏側を垣間見た感じです。
争点は他にも色々あったでしょうが。
この映画がテレビ朝日制作なのも興味深いところです。
6月から8月半ばにDVDで観た映画
「護られなかった者たちへ」
最後の最後まで内容がつまった物語でした。
東北を襲った震災の悲しさと、その後起きた社会の問題に翻弄される人々と、事件を追う自身も被災した刑事とが織りなす物語で、震災直後の様子とその後を描いていて、更にミステリーとしても面白かったです。
映画の番宣では「震災」に焦点が当てられていたように感じたけど、取り上げられているテーマは日本全体の問題でもあるのだと思いました。
震災関連の被害は、まだまだ解決していないのだと気づかされたし。
最後で阿部ちゃん演じる刑事のセリフにハッとさせられました。
観ておいて良かったと思います。
「ゴヤと名画と優しい泥棒」
実話と知って少し驚きました。
当時のイギリスの社会問題が元になって起こった事件を映画化したようです。
主人公のとぼけ具合が面白かったけど、途中飽きてしまった感はあります。
主人公の妻役のヘレン・ミレンは、やっぱり上手いですね
どんでん返し的な終わり方は面白かったかな。
「ノッティングヒルの恋人」
イギリスの風景を見たかったのと、有名な映画なので観てみました。
ベタな出会い、スターからの突然のキス、現実感のない始まりにゲンナリして、以後物語に入っていけず・・・
繰り返されるアップダウンに、制作側のあざとさを感じてしまいましたかね~
当時はこんなラブコメディが全世界的に受け入れられていたんだね。
う~ん、なんとも私好みのラブコメではなかったかな
「海のふた」
淡々とした映画だったけど、テーマはわかり易かったです。
何より静かな海辺の景色が、語りかけているようでした。
猛暑の夏休みにピッタリの映画かもしれない。
さざ波のような映画かな~
思いがけず幸せな気分になりました
実家から帰宅して、猛暑は続き室内にいる時間が多くなり、これからしばらくDVD鑑賞が続きそう。
先日ハタと気づいて「109シネマズ」のポイントカードをチェックすると、来月で今まで貯めたポイントが失効することに気が付きました。
これはマズイ
でも9月は観たい映画があるので、何とか更新できそうです。
ちなみに今はドラマ「VIVANT」にハマっていま~す。
阿部ちゃん、歳をとるにつれどんどんカッコ良くなるのでは~と思ってしまいます
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