こんしゅうのはじめはしぎゅ
今週のはじめは時雨ていたかなと、そう思う今朝の良いお天気です。
先週初めに掃除をしたところ、新しい掃除機のせいなのか、翌日夜に首筋に痛みが、その後酷い頭痛に、夜もまんじりと眠れずにいました。
頭半分の圧迫感がすごく、痛く苦しく寝返りが打てない状態でいました。
その内よくなるかと思いながら4、5日、良いような悪いようなですっきりせず症状は依然痛みとして残ったまま、とうとう今週初めに医者へ行くことにしました。
頭痛以外にも、腕の筋肉の強張りや、指先のしびれ、吐き気など、どれも軽く瞬間的な物でしたが、5日ほどの間に確かにあり、頭をマッサージすると、ずきずきする個所があり、小さな脹らみが指に触りました。
たん瘤でしょうか、思い出してみると、首筋の痛みにのけぞった時、枕元の置物に頭を打ち付けたのかなと不安になりました。
悪くすると骨にひびが、そんな不安でした。骨折まで酷いようには思えませんでした。
さて、病院に行ってみると、もう駐車するところから苦労でした。
首を回すと痛みが出るので、車庫入れが大変でした。しかも、総合病院なので満車、空きを求めてうろうろ、運転手が自分だけというのはこんな時不便なものですね。
自分で勝手に外科と思い、外科にいったところ神経外科に回され、問診から神経内科に。見た目怪我のような物やたんこぶがなかったそうなのです。
レントゲンやCTスキャンなど撮りました。内面綺麗なものでした。とか。
そこで先生が私の両肩をぐいと揉み、
「いてて…」
と声に出すほど。
片側だけ痛いです、私がそう言うというと、先生も診断を一言、
「肩こりです」
「肩こり!」
「えー、ずっと頭痛が酷いのに」
うんうんと頷きながら先生、「これだけ肩が凝っていればね」
ですって。それだけひどい頭痛、ではない肩こりだったわけです。
一時は何に頭をぶつけたのかとか、ひびかとか、様々に考え思い惑っていたのですから、単純な答えだった診断結果に、唖然とせずにはいられませんでした。
肩こり予防の運動プリントをもらい、ひどい痛みに痛み止めと処方箋。大層な診察料を払い、病院を後にしました。検査しましたからね、検査料が高かったのでしょう。
温めたりマッサージした方がよいとのことでしたから、早速お風呂に行き、マッサージチェアー(安価に)でもみもみ。
久しぶりに長湯したせいで、湯あたり寸前の上せ状態にもなり、とても酷い目にあった先週と今週のはじめでした。
次の日には頭痛は痺れに変わり、そうにっこりともできませんが、一応快方状態に向かっているようだと安堵したのでした。
それにしても凄い!肩こりというのはこんなにも酷いのかと初めて実感しました。
子供曰く「五十肩とかいう?」ですって。
そうね、そういうようなものよね、そう言いながら、今までは肩こりって無縁なものだなぁと感じてきた五十路。
自分って案外肩こりがないと思っていたのに、今になってこれほどの物がドーンと圧し掛かってくるとは、驚きであり意外であり、…早くすっきりしないかしらと、今も首筋や腕に痛みを残しながらパソコンのキーを打っているのですから、のんきなものだと自分ながら思うのです。昨日やはり新しい掃除機で掃除もしたし、お風呂にも行ったし、マッサージもしたし。
考えてもこれ以上はどうにもならないかなと思うのです。