1657回 「プラタナス」

　昨日、町内の人の訃報を聞いたせいか、今朝の夢は町内の夢でした。

ご両親が亡くなり一人住まい、身寄りがなく、福祉の御世話を受けていた身の上の方でした。昨日、一昨日という近い日ではないそうです。昔から知っていた方だけに気の毒に思いました。

家と土地は継ぐ人がいないので、市の物になるそうです。小さな土地なので、公園にでもなるのかしら？駐車場にもできないだろうし、そんなことを話したりしました。

　　　　　「プラタナス」

　そろそろ色付くプラタナスに

そんな年頃なのだと両親の

時折湿っぽい声を聞きながら過ぎた年月

思い出してみれば過ぎた年月

人の残したものもこうやって

公共の物となってしまうのだなぁと

碑のある公園思いやってみる

1656回 「海辺のドライブ」

　黄花コスモスなど綺麗に咲いています。

空が高くなって、薄い羊のような雲が空の端にいくつか消え残っていました。

　今朝は夢を見ました。海辺の道をせっせと子供用の足こぎ自動車でドライブしている夢です。

篤姫を連想する夢でした。

病弱な王子様と婚約中の夢。ロマンチックといえばロマンチックですが、空模様があやしくなりそうな中、海辺の保養地を１人抜け出して町まで。

何か買い物の目的があって子供用自動車をせっせと足こぎしていたようです。昔は速くこぐ事が出来た子供用自動車。

以前はこんなに遅くなかったのに、スムーズにスピードが出せたのにと手段選択の思惑が外れ、海辺の道を少々焦りながら町へと急ぐという夢。

　　　　　「海辺のドライブ」

　あせあせと目指す町の上には暗雲

そのままなのか降るのか

雨も予感しながら

せっせとゆるゆると進まぬもどかしさに

あせあせとそれでも

急いでこいで行く町の方向

買いたいものが何なのか

？

目的が何なのか

？

キーを持って来れば早々と

颯爽と車を飛ばせるのにと

以前に劣るスピードにもどかしく

それでも飛ばす足こぎの繰り返し

マイペース、マイペース

　　（自分が健康な時は相手が病弱でも頑張れる、でも、自分も不健康になると、相手の面倒まで見られない、そんなものなのかもしれませんね。）

1655回 「深夜族」

　どうしたんでしょうか？

今日はこんな時間に起きています。

最近は早寝早起きだったのに。お早うございますというくらいにとても早い今日です。

晩御飯を２０時過ぎに食べたことが原因でしょうか、まだ眠くないのです。

　　　　　「深夜族」

　こんな言葉があった頃

まだ若かった頃だと思う

夜更かしした頃

それでもいつもは早くに寝てしまう私だったのに

お寝坊の癖は相当なおって

早寝早起きそれが定番の近年なのに

敬老の置き土産のように夜更かし深夜族

1654回 「台風の季節」

　台風台風と騒いでいる割にはそう酷くないと言う人もいますが、地域的には酷い所もあると思います。

その時の台風の回り具合で被害の程度が違うのは経験で分かっているので、特に何か言おうとは思いませんが、確かにこの地方で相当被害が出る台風が来るのはそう多くありません。

　　　　　「台風の季節」

　台風の声を多く聞く季節

蝉の声が途絶え夜はしみじみと虫の声

引いていく暑さに敬老の日

早々と温かな夜具、健康のグッズ

アクセサリーに衣類

もう、多く服はあるからと

先に念押しされてそのまま

台風の声多く聞く季節そのままに

よい方向へとそのままに

1653回 「穏やかな野辺」

　今朝は夢を見ました。

近年はぽつぽつと夢を見るようになりました。

小高い山に座って見下ろすと木造の学舎が見えるという夢です。

　　　　　「穏やかな野辺」

　座って見下ろすと野辺

足元には緑の草

と、見なれた木造の学舎

穏やかな陽光の気分も心地よく安らぐ

そんな風景の場所

見下ろせば学舎

木枠組み込まれた校舎の肌

穏やかな時と季節のゆったりとした時空間

嘲笑の声風のように

それでも気にならない穏やかさゆうるりと

誘ってお出かけ

そんな予感だったのかとゆうるりと穏やかに野辺の夢