2021.4.21(水)
瑞龍寺見学のあとは、
高岡駅経由で、乗り換えることなく駅の北側に行くバスもあるという情報をリーダーの青木さんが得てそのバスを選んで乗車(フリーパス利用)。
古い街並みのうち、駅から遠い方の金谷町(かなやまち)から山町筋(やまちょうすじ)の順に見学することにしました。
バスの中から路面電車が見えました。
フリーパスでこれにも乗る予定。
電車の絵はドラえもん。青とピンクの車両がとてもかわいい!
金谷町(かなやまち)は千本格子の家並がすばらしいところのようです。
「金谷」バス停で下車。
少し戻るとその通りがあります。
千本格子の街並みはバス通りをはさんで東西(左右)に延びています。とりあえず西側(地図左側)を見学。
観光客らしい人は遠くの方にちらっと見えるだけ。
街並み保存も大変とは思いますが、いつまでも残ってほしいですね。
しばらく歩き、突き当りのポケットパークと名付けられた小さな小さな公園で一休み。
同じ通りをバス通りまで戻りましたが、やっぱり人は・・いない。
次の山町筋(やまちょうすじ)の街並みまで歩くことにしました。
奥に見えた金谷緑地とある公園に寄ってみました。(先ほど歩いた金谷町の鋳物資料館から抜けてこられるところでした。)
高岡は鋳物の町。次代を担う小学生の楽しそうな作品がありました。
千保川(せんぼがわ)にかかる鳳凰橋の鳳凰がステキ~!
(道路を挟んで左右1対のうちの一つ)
歩いて10分というところを30分もかけて山町筋(やまちょうすじ)に到着。
山町筋(やまちょうすじ)の街並みの特徴は土蔵造りの家並み。
バス通りから見えるレンガの建物。これは銀行でした。
(振り返ってバス通り方面を見たところ)
銀行は昨年暮れ(2020)まで営業していたけれど今は駅の近くに移転したので使われていないそう。(で、今は保存点検中らしい)
帰りにお会いした隣の中村漆器店のご主人が教えてくださいました。
ここも車は時々通りますが、人の通りはほとんどありません。
昼食は ”あんしんごはん” ↓ (白い土蔵造り)でいただきました。
最初見たとき ”お惣菜やさん” かと思ったのですが、お食事もできると聞いて中に入りました。写真は撮らなかったのでお箸袋だけ・・
赤レンガの銀行の向かいにあるのが
御車山(みくるまやま)会館。 (帰りがけに入館)
高岡では山車(だし)のことを、御車山(みくるまやま)というようです。
ここでもおもてなしクーポンが利用でき、一般450円のところ無料で入館できました!(写真:パンフレットから)
(御車山会館:バス通り方面を見たところ)
希望する人には係りの方が展示物の説明をしてくださいます。
(写真撮影OK)
絵巻も歴史のある古いものでした。
御車山(みくるまやま)の高さは7mほど。
てっぺんについている飾りのことを鉾留(ほこどめ)というそうですが、現在展示の小馬出町(こんまだしまち)のものは↓ ”太鼓に鶏”
本座は猩々(しょうじょう)。神様の形代(かたしろ)だそう。
前に座るサルはからくり人形でした。
幔幕の中には笛や太鼓の囃し手が入るそう。
隣に同じものがあるのですが、職人を育てるための訓練で造った御車山、2億円もかかると聞いてビックリ!
高岡の御車山は全部で7碁ありますが、会館内の展示は4ヶ月ごとに入れ替えられる。
パンフレットから ↑ ↓
木舟町の旧鉾留:胡蝶。桐材を寄木して彫刻したものだそう。
サイズは現在使われているものと同じでかなり大きいです。
毎年5月1日が御車山(みくるまやま)祭りだそうですが、昨年も今年もコロナのために中止になりました。
祭り当日の出発式の大きなパネルがありました。なんと豪華な。
15:22分の電車で氷見に行くことになっているため、時間が迫ってきました。
最後に高岡大仏も見たい・・・。
時間が足りなくなったので、タクシーで大仏まで行き、待って頂いて駅に行くことにしました。
タクシーの運転手さんが、たいしたことはないですよ・・・なんておっしゃるので、期待はしませんでしたが、なんのなんの、鎌倉の大仏よりは小さいですがなかなかのものでした。
高岡大仏
お顔も柔和でステキです。
百聞は一見に如かず、境内はそう広くはありませんが寄ってよかったです。
金谷町(かなやまち)も山町筋(やまちょうすじ)もバス通りの反対側(東)には行けませんでしたし、路面電車に乗る時間もなくなってしまいましたが一応高岡の見学はこれでおしまい。
高岡発15:22の電車で今晩の宿のある氷見まで移動します。
海の向こうに見える立山連峰・・の景色を見たいための一泊。
昨日、新幹線の新高岡駅の観光案内所で電車は右に座ると海が見えますからねと教えて頂いたのでその通りに席をとりました。
電車の中からポスターにあった小さな島が見えましたよ。
観光写真のような↓夕景や朝日の上る風景が見られたら最高なのですが・・・。
この景色は年に数えるくらいしか見られないそう。
ホテルに着いてすぐに外を見ると、
ポスターのようにはいきませんが、何とかうっすらと立山連峰を見ることができました。
夕食は最初の料理と最後のデザートしか写せませんでしたが、とにかく豪華。
一人一皿のデザートもケーキまではとても食べられず。部屋に持ち帰り翌早朝の入浴前にいただきました。
これで富山の旅2日目を終わります。
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