2011.3/18(金)
今回の一大目標に ❝バスでポカラに行く❞ を入れました。
飛行機で往復したことはあるので次からはバスで・・・と思っていたのですがなかなか機会がありませんでした。
前回7度目の訪問時、たまたまフジホテルの手前にある「ホーリーヒマラヤ」から出てきた日本人の男性と話す機会がありました。
その方(Iさん)はネパールにはもう16年も通い続けているとのこと。
ですが、カトマンドゥには日本から着いた日と帰る前の晩だけ泊まるくらいであまり滞在することはなく、すぐにポカラに行ってしまうのだそうです。
なぜかと聞くと・・・ 「なぜかポカラ・・・」 ということでした。
I さんはポカラへの行き来はいつも「グリーンライン」というバスを使っているそうです。 普通のバスより少々デラックスでほとんどが「外国人観光客」とのことでした。
飛行機だと片道100ドル以上もするのですがこのバスだとたったの16ドル(しかも昼食付き)と聞いては 「次からは私もそれにする!」 と言うのもうなずけるでしょう。
その代わり所要時間は飛行機、たったの30分。 バスだと途中休憩も入れて約7時間もかかりますので1日がかりですからね。
なんでも興味津々の私ですから乗ってみないことには話になりません。 バス乗り場はタメルのフジホテルから歩いて10分ほどのところです。
以上の情報を I さんから得ていた私はこの日バスでポカラまで移動することにしました。
今回、都合によりディネシュさんには2日遅れて来てもらうことにしました。
朝5:00には起き、朝食は6:00からというのでそれまでに、ポカラに持って行くものとホテルに預けて行くものとを分けて片づけをしました。
6:00になるのを待って朝食を摂り、出発準備を整え7時10分前にはホテルを出ることができました。 7時にはグリーンラインバスの事務所に着いてしまいましたがすでに数組の人たちが待っていました。 バスは7:30分発です。
予約はカトマンドゥに着いた日に入れたのですが、座席は当日、受付けをする順番で決まります。 私は一人ということもあってか窓側でなく通路側になってしまいました。
グリーンラインの事務所とバス
乗る人が多いと補助席も使われることもあるそうですがこの日は補助席に座った人はありませんでした。
進行方向右側の窓際が眺めがよくていい・・ と聞いていたのですが、残念ながら右側ですが通路側。 受け付順のようなので仕方ありません。
隣に座られた方はベルギーから見えたミエットさん、ポカラは5回目と言っていました。
前の座席に娘さんご夫婦が座っていました。 ミエットさんが一人だったので私が隣に座るようになったのかもしれません。
とても愉快な方で、ミエットさんのおかげでポカラにはあっという間に着いてしまったという感じでした。
カトマンドゥから1時間半のところで一回目の休憩 20分
ずっと奥の方まで施設があり、手前の方はアイスやスナック類の売店、少し進むと簡単な食事、コーヒーなどが飲め、奥の方ではネパール料理が食べられるようになっていました。
隣の畑ではインゲン豆が作られていました。 けっこう広い畑で作られていましたのでカトマンドゥあたりで消費されるのかなーなんて思いながら写真を撮りました。
11:00にはもう昼食休憩 40分。 と言ってもこの日は50分後に出発・・ ネパール時間でいいということですが・・・。
昼食地もなかなか素敵なところでした。
プールの向こうには大きな川が流れています。とてもいい眺めです。
ここではUKからいらっしゃったというお一人のご婦人とテーブルをご一緒させて頂きました。 私は英語はあまり得意ではないのですが・・と断ったせいかゆっくり分かりやすく話して下さり、なんだか個人レッスンをしてもらったようでもありました。
この方はネパールにはボランティアでいらっしゃったということでした。 どんな仕事ですかとお聞きすると、ネパールの学校で英語その他色々なことを教えているとのこと。
ポカラ近郊の6つの学校に行っているとのことでした。それもバスで1時間、さらに歩いて1時間もかかるところばかりということでした。
6つもの学校と聞いて私はすぐに 「それらの学校の建物のコンディションはいいですか?」と尋ねてしまいました。 すると、「どれも意外といいと思う」ということで、学校をどこかに・・・とアンテナを張っている私としてはガッカリしたものです。
そこまででその方は席を立たれてバスに戻られました。
私とは逆方向のカトマンドゥに向かうバスだったようです。
この時期学校は試験休みに入っているところが多いと聞いていましたので、この先生は休暇でカトマンドゥ方面に行かれたのかもしれないなーと思いました。
昼食休憩も済んでバスが動き出すと間もなくミエットさんが「ここマナカマナ」 と教えてくれました。
ガイドブックで見ていたのですぐわかりましたが、2009年にディネシュさんと来る予定にしていたところでした。 その時は、私が具合が悪くなりこられなくなったのですが。
通路側から写真を撮るのはとても難かしく、バスも動いているため、対向車のバスが真ん中に入ったり、トラックが来てしまったり・・・ 撮った写真を見てミエットさんと大笑い。 中でもこれが一番ましでした。
ここからロープウエイで山の上にあるお寺に行くのだそうです。
ここからさらに1時間ほどで又休憩 10分
ここの休憩所の庭に降りるときれいな花がたくさん咲いています。 ミエットさん家族の撮った写真を見せてもらいましたが、カメラがいいだけではなく腕もいいのでは・・と素人にもわかるすばらしく美しい写真でした!
途中、バスの中からよく見えた赤い花。
葉はこれから出てくるのでしょうが、枯れ木に赤い花・・状態。 気にはなっていましたが何せ窓際でないので写真も撮れないでいたら、この休憩所から遠くに見えました。 ズームいっぱいにしてもこれで精いっぱい。
ここから1時間ほどでポカラに到着。
そんなこんなで7時間のバスの旅も時間を持て余すことなく意外と早くに着いてしまったのでした。
この先の面白いお話・・・
ここでバスの乗客は全部下ろされてしまうのですが、I さんによるとここからホテルまではかなり歩くということでした。
バスを降りると客引きがたくさん寄ってきましたが強力に断ったのであきらめてくれました。
私は I さんに 「そのバスはお客様を降ろしてからホテルの近くの車庫に入るのでうまくするとホテルの近くまで乗せてもらえる」と聞いていたので、バスの車掌さんに 「乗せてって」とは言えないので、「○○ホテルまで行くのですが方向としてはどっちに歩いて行けばいいですか?」と聞き、「あっち」と教えてくれた方向に歩き始めました。
しばらく歩いていると後ろでプープーッとクラクションの音。 振り返ると乗ってきたバスの運転手さんとさっきの車掌さん。 「これに乗れ」と言ってくれました。
「お~っ ありがたい・・ I さんの言ったとおりだー」と思い有り難く乗せてもらったのでした。
ところが I さんがいうほどその駐車場は遠くはなく、乗せてもらったはいいですが1分も走らないですぐに着いてしまいました。 これなら歩いても5分くらいでは?と思ったものです。
それでも気持ちがうれしいのでチップをお渡ししてバスを降りました。 そこからさらに5分ほどで目的のホテルに到着。 無事チェックイン出来ました。
この日は1日曇り空でしたのでホットシャワーは期待はしなかったのですが、やっぱり温水は出ませんでした。
ホテルのオーナー(と後でわかったのです)が見にきてくれあれやこれやといじってくれましたがやっぱりだめでした。
何だかんだ言い、あとで又くる・・と言って帰ったのでいつ来るのかとずっと待っていましたが7時になってもこないのであきらめて夕食に行くことにしました。
すぐ近くに「たべものや」という日本料理の店があるのを知っていたので今晩はそこで済ませることにしました。
食べかけになってしまいましたが、8度目のネパールで初めてかつ丼を注文してみました。
量が多くて食べるのに苦労しました。 味もなかなか良かったですよ。
お客様は私のほかに1組だけ・・ 少しさびしいなー と思いながら時間をかけて完食しました。
まさか翌日からこの 「たべものや」 に宿泊することになるとは・・・!
今回の一大目標に ❝バスでポカラに行く❞ を入れました。
飛行機で往復したことはあるので次からはバスで・・・と思っていたのですがなかなか機会がありませんでした。
前回7度目の訪問時、たまたまフジホテルの手前にある「ホーリーヒマラヤ」から出てきた日本人の男性と話す機会がありました。
その方(Iさん)はネパールにはもう16年も通い続けているとのこと。
ですが、カトマンドゥには日本から着いた日と帰る前の晩だけ泊まるくらいであまり滞在することはなく、すぐにポカラに行ってしまうのだそうです。
なぜかと聞くと・・・ 「なぜかポカラ・・・」 ということでした。
I さんはポカラへの行き来はいつも「グリーンライン」というバスを使っているそうです。 普通のバスより少々デラックスでほとんどが「外国人観光客」とのことでした。
飛行機だと片道100ドル以上もするのですがこのバスだとたったの16ドル(しかも昼食付き)と聞いては 「次からは私もそれにする!」 と言うのもうなずけるでしょう。
その代わり所要時間は飛行機、たったの30分。 バスだと途中休憩も入れて約7時間もかかりますので1日がかりですからね。
なんでも興味津々の私ですから乗ってみないことには話になりません。 バス乗り場はタメルのフジホテルから歩いて10分ほどのところです。
以上の情報を I さんから得ていた私はこの日バスでポカラまで移動することにしました。
今回、都合によりディネシュさんには2日遅れて来てもらうことにしました。
朝5:00には起き、朝食は6:00からというのでそれまでに、ポカラに持って行くものとホテルに預けて行くものとを分けて片づけをしました。
6:00になるのを待って朝食を摂り、出発準備を整え7時10分前にはホテルを出ることができました。 7時にはグリーンラインバスの事務所に着いてしまいましたがすでに数組の人たちが待っていました。 バスは7:30分発です。
予約はカトマンドゥに着いた日に入れたのですが、座席は当日、受付けをする順番で決まります。 私は一人ということもあってか窓側でなく通路側になってしまいました。
グリーンラインの事務所とバス
乗る人が多いと補助席も使われることもあるそうですがこの日は補助席に座った人はありませんでした。
進行方向右側の窓際が眺めがよくていい・・ と聞いていたのですが、残念ながら右側ですが通路側。 受け付順のようなので仕方ありません。
隣に座られた方はベルギーから見えたミエットさん、ポカラは5回目と言っていました。
前の座席に娘さんご夫婦が座っていました。 ミエットさんが一人だったので私が隣に座るようになったのかもしれません。
とても愉快な方で、ミエットさんのおかげでポカラにはあっという間に着いてしまったという感じでした。
カトマンドゥから1時間半のところで一回目の休憩 20分
ずっと奥の方まで施設があり、手前の方はアイスやスナック類の売店、少し進むと簡単な食事、コーヒーなどが飲め、奥の方ではネパール料理が食べられるようになっていました。
隣の畑ではインゲン豆が作られていました。 けっこう広い畑で作られていましたのでカトマンドゥあたりで消費されるのかなーなんて思いながら写真を撮りました。
11:00にはもう昼食休憩 40分。 と言ってもこの日は50分後に出発・・ ネパール時間でいいということですが・・・。
昼食地もなかなか素敵なところでした。
プールの向こうには大きな川が流れています。とてもいい眺めです。
ここではUKからいらっしゃったというお一人のご婦人とテーブルをご一緒させて頂きました。 私は英語はあまり得意ではないのですが・・と断ったせいかゆっくり分かりやすく話して下さり、なんだか個人レッスンをしてもらったようでもありました。
この方はネパールにはボランティアでいらっしゃったということでした。 どんな仕事ですかとお聞きすると、ネパールの学校で英語その他色々なことを教えているとのこと。
ポカラ近郊の6つの学校に行っているとのことでした。それもバスで1時間、さらに歩いて1時間もかかるところばかりということでした。
6つもの学校と聞いて私はすぐに 「それらの学校の建物のコンディションはいいですか?」と尋ねてしまいました。 すると、「どれも意外といいと思う」ということで、学校をどこかに・・・とアンテナを張っている私としてはガッカリしたものです。
そこまででその方は席を立たれてバスに戻られました。
私とは逆方向のカトマンドゥに向かうバスだったようです。
この時期学校は試験休みに入っているところが多いと聞いていましたので、この先生は休暇でカトマンドゥ方面に行かれたのかもしれないなーと思いました。
昼食休憩も済んでバスが動き出すと間もなくミエットさんが「ここマナカマナ」 と教えてくれました。
ガイドブックで見ていたのですぐわかりましたが、2009年にディネシュさんと来る予定にしていたところでした。 その時は、私が具合が悪くなりこられなくなったのですが。
通路側から写真を撮るのはとても難かしく、バスも動いているため、対向車のバスが真ん中に入ったり、トラックが来てしまったり・・・ 撮った写真を見てミエットさんと大笑い。 中でもこれが一番ましでした。
ここからロープウエイで山の上にあるお寺に行くのだそうです。
ここからさらに1時間ほどで又休憩 10分
ここの休憩所の庭に降りるときれいな花がたくさん咲いています。 ミエットさん家族の撮った写真を見せてもらいましたが、カメラがいいだけではなく腕もいいのでは・・と素人にもわかるすばらしく美しい写真でした!
途中、バスの中からよく見えた赤い花。
葉はこれから出てくるのでしょうが、枯れ木に赤い花・・状態。 気にはなっていましたが何せ窓際でないので写真も撮れないでいたら、この休憩所から遠くに見えました。 ズームいっぱいにしてもこれで精いっぱい。
ここから1時間ほどでポカラに到着。
そんなこんなで7時間のバスの旅も時間を持て余すことなく意外と早くに着いてしまったのでした。
この先の面白いお話・・・
ここでバスの乗客は全部下ろされてしまうのですが、I さんによるとここからホテルまではかなり歩くということでした。
バスを降りると客引きがたくさん寄ってきましたが強力に断ったのであきらめてくれました。
私は I さんに 「そのバスはお客様を降ろしてからホテルの近くの車庫に入るのでうまくするとホテルの近くまで乗せてもらえる」と聞いていたので、バスの車掌さんに 「乗せてって」とは言えないので、「○○ホテルまで行くのですが方向としてはどっちに歩いて行けばいいですか?」と聞き、「あっち」と教えてくれた方向に歩き始めました。
しばらく歩いていると後ろでプープーッとクラクションの音。 振り返ると乗ってきたバスの運転手さんとさっきの車掌さん。 「これに乗れ」と言ってくれました。
「お~っ ありがたい・・ I さんの言ったとおりだー」と思い有り難く乗せてもらったのでした。
ところが I さんがいうほどその駐車場は遠くはなく、乗せてもらったはいいですが1分も走らないですぐに着いてしまいました。 これなら歩いても5分くらいでは?と思ったものです。
それでも気持ちがうれしいのでチップをお渡ししてバスを降りました。 そこからさらに5分ほどで目的のホテルに到着。 無事チェックイン出来ました。
この日は1日曇り空でしたのでホットシャワーは期待はしなかったのですが、やっぱり温水は出ませんでした。
ホテルのオーナー(と後でわかったのです)が見にきてくれあれやこれやといじってくれましたがやっぱりだめでした。
何だかんだ言い、あとで又くる・・と言って帰ったのでいつ来るのかとずっと待っていましたが7時になってもこないのであきらめて夕食に行くことにしました。
すぐ近くに「たべものや」という日本料理の店があるのを知っていたので今晩はそこで済ませることにしました。
食べかけになってしまいましたが、8度目のネパールで初めてかつ丼を注文してみました。
量が多くて食べるのに苦労しました。 味もなかなか良かったですよ。
お客様は私のほかに1組だけ・・ 少しさびしいなー と思いながら時間をかけて完食しました。
まさか翌日からこの 「たべものや」 に宿泊することになるとは・・・!
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