junjunのはなまる日和&ときどきネパール

日々の暮らしとネパールのことなど・・・。

石像・銅像 ①

2010-08-21 22:36:32 | ネパール
 ”世界遺産一つ目”の途中ですが、今までにもいくつか出てきた寺院前などに多く見られる石像、銅像を少し紹介します。



 さる神=ハヌマン 

最初はヴィシュヌの7番目の化身・ラーマ神に仕える信仰者だったのですが後に神さまの一人として祀られるようになったそうです。

顔はどれもはっきりしないのですが、それが又謎めいていていい・・・?
前回紹介したカトマンドゥ・旧王宮入口のもの


後に紹介する ”世界遺産二つ目 パタン ”のもの。


世界遺産ではありませんが 後に紹介する ”キルティプール”にあるもの。




 シンガとシンギニ

 寺院前にライオンのような動物が対になっています。 これはライオンではなく想像上の動物なのだそうですが英語ではライオンと訳されています。

 石造が多いのですが時々銅製のものも見かけます。たくさん見かけますので覚えておかれるとよいでしょう。

向かって左・・・シンガ (雄)
    右・・・シンギニ (雌)です。

寺院の中にいる神さまからみると逆で
右がシンガ 左がシンギニとなるわけですが、ネパールでは 「右が強い=雄」 を表わすそうです。


前回紹介したカトマンドゥ・旧王宮入口のもの。



以前紹介したタヒティチョークの近くにあるスリガーストゥーパのネワール仏教寺院前のもの。 銅製




 ナルシモ (ナル=人間 シモ=ライオン) ヴィシュヌの4番目の化身

 顔・・・ライオン
 体・・・人間

 前回 三つの博物館に入るハヌマン門をくぐったところのものを紹介しましたが
これは 後に紹介する ”世界遺産二つ目 パタン ” にあるものです。



ヒンドゥ神話によると

 大昔、ヒルニャカシェプという悪い鬼がいました。 その鬼は宇宙維持神ブラマーから 「人間、動物、兵器、神をもってさえ殺すことはできない」 という恵みを与えられていました。

 ヴィシュヌはその悪い鬼を殺すため化身ナルシモとなり、自分の爪でその鬼のお腹を引き裂いたという。

これはその時の場面の石造なのだそうです。

どおりで怖い顔をしているわけですね~。



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