2023.6.13(火) 2日目
朝起きた時は然別湖には霧がかかっていました。
朝食はバイキング、終わった後もう一度部屋に戻る余裕のある出発。
泊まったホテル「ふうすい」の全景。こんなだったのね。
玄関前の庭から見える然別湖。 霧は徐々に晴れてきました。
りっぱなビジターセンター ↓ がありましたが、使われているのかどうかよくわかりません。
バスに乗る前、
最近SNSで話題の絶景スポット「消える線路」へ。歩いて5分ほどのところ。
① 然別湖・湖底線路
これがその線路。絶景? ウフフ‥な感じ。
このレールは、船を陸にあげるためのものだそうですが、見ようによっては湖底につながる線路にも・・・見える? 夢のある見方をした方が楽しいですね。
陸にあげた船はここに保管するのかな。
近くに登山口がありました。
これから登ろうという女性が一人、登山カードをちゃんと入れていました。
フキに花が咲いたのをちゃんと見たことはないのですが、フキの葉がたくさんあるのでたぶんフキの花?
これはなんでしょう? 後でわかったのですが、チシマフウロだそう。
バスに乗り込み、また十勝平野を走ります。
広々とした風景とカラ松の防風林は何度見てもステキ。青空だったらもっといいのかも!
いくらも走らないうちにシラカバ並木で有名な場所に着きました。
② 十勝牧場 白樺並木(9:30~10分間 撮影タイム)
本当は家畜改良センター十勝牧場なのですね。(白樺並木は下の地図右下 ↓ の斜めの茶色の道路 )
1.3㎞もあるそう。
美林と書いてある下に樹齢40年とありますが、白樺の寿命は70年ほどだそうです。
牧草地なので栄養がよく早く大きくなるとのことでした。
家に戻って数日して気がつきました。
PCを開くと時々変わる最初の画面にこのシラカバ並木が現れてビックリ。
北海道で見たシラカバ並木はこれだったのか・・と ↓ 。根元一面の黄色い花は何かな~?
関東ではすっかり終わってしまったタンポポのかわいい綿帽子、また見られてうれしい。
白樺の根元にはマーガレットも咲いています。
アヤメと思ったのですが、カキツバタ(湿地に咲く)でもなく、カキツバタによく似たノハナショウブ(日当たりのよい草原に咲く)のようです。
(葉をみればすぐにわかるそうですが、北海道までは確認しにいけませんね)
少し走ってトイレ休憩
道の駅・ピア21しほろ(10:00~10:25)
こんなかわいい乗り物。乗ってみたかったけど時間もないので写真だけ。
顔出しパネルも牛さん。(誰でもいいから顔欲しかったなぁ)
自動販売機にも牛。これから行くナイタイ牧場の子牛かな?
道の駅・ぴあ21しほろ ではここでしか買えないものがたくさんあって皆さん買い物をするためレジが大混雑でした。
次は
③ ナイタイ高原牧場です。(ナイタイとは奥深いとか奥まった山という意味だそう)
(10:55~11:25)
ナイタイ高原牧場は日本では最大級の公共牧場とのこと。
前にも書きましたが、牧草の刈り取りが始まるころになるととても忙しくなるため、生まれて間もない子牛の面倒を見られないのでこのような公共牧場に預けるのだそうです。
(一頭:月5000円だそうですが、10頭20頭それ以上ともなると、けっこうかかりますね)
トイレ休憩のあと、いくつもの山の間をバスでうねうねと上がって行きました。途中ずっと放牧地だそうでところどころに牛がいました。
基本、牛たちは外で暮らし、夜は木の下で寝るのだそうです。
私たちが着いたところはナイタイ高原牧場展望台・ナイタイテラス(11:00~30分)
かわいい牛のオブジェ。
ここのソフトクリームはおいしいと、バスガイドさんからお話がありました。
3種のソフトクリーム。 ”しろ” ”くろ” ”うし”
(ここではミックスのことを ”うし” というそうです!)
青木さんは ”うし” を購入、私も一口いただきました。きのうの道の駅・音更(おとふけ)の ”きなこアイス” のおいしさが忘れられなくてそれほどとも・・。
バスガイドさんが牛さんたちの方に歩いていくのが見えました。
今にも雨が落ちてきそう・・・
ナイタイ高原牧場の次は昼食。
上士幌町の あしょろ庵 (12:05~13:00)
十勝名物の豚丼です。
私はまだあまりおなかが空いていないので少しだけ頂きました。
隣が物産館になっています。
物産館の前にあったパネルはこの町ご出身の松山千春さん。同じ写真がいろいろなところで見られる、とよくご存じの青木さん。町の観光大使ということでしょうね。
アキタフキってホントに大きいのですね。↓ 葉っぱまで写っているものがほしくて。
お店の周りにたくさん咲いていた黄色の花、
花の本を見ると、サワオグルマという花によく似ていますが、それは北海道以外とあります。
さて何かな~?
次に向かうは 釧路湿原。
きのうからバスガイドさん(安田早苗さん)はバスが走っている間、ず~~っといろいろなことを教えて下さいます。
よくあれだけしゃべり続けられるものと青木さんと知識の豊富さにも感心していました。
・・が、聞く方はというと、寝ている人も多く私などはあれだけの情報を教えて頂いても万分の一も覚えていられません。情報量が多すぎてメモにも取り切れないし眠くもなり・・・。
それにしても素晴らしいガイドさん。
1時間半くらいかかって釧路湿原に到着しました。
④ 釧路湿原・温根内木道を歩きます(ガイディングレシーバー装着)(14:20~15:30)
こんな林の風景、大好きです。
何の花かな~と思いつつ・・どの葉がこの花のものかもわかりません。
これとはちょっと違うかな?
これはどこかで見たことがあるのですが、思い出せません・・
入り口から3分ほどでビジターセンターの建物。トイレはこちらで。
ここから木道歩きになります。
釧路湿原は1万年前は陸地だった。その後湾になり、今は湿地になったそう。
標高は7~8m。
ところどころにこのような解説があります。
これがそのヤチボウズ。
ハンノキは水の中でも育ち、今は多くなりすぎて困っているそう。
増えすぎて大きくなるとタンチョウの飛翔の妨げになるからとネイチャーガイドさんのお話。
実は、PCに現れる画面にはハンノキらしい画像も現れていました ↓
PCも今の時期に合わせて画像を選んでいるのかしら~。
湿地帯にもシカがいました。白い点々があるのが親で、ないのはまだ子供だそう。
まだ真新しい木道と思ったら、今年(2023)3月に出来上がったばかりだそうです。
私たちは時間の都合で、下図の現在地とある少し上の T 字路まで歩き引き返しました。
ガマの写真は撮りませんでした。
タンチョウは見られませんでしたが。案内板だけ・・。
ヤチボウズの海
湿原の木道歩きのあとは、「明日最後に行く予定だった釧路湿原展望台に寄ってしまいます」ということで変更がありました。
⑤ 釧路湿原展望台
雨がぽつぽつの状況でな~んにも見えず・・・。表示板だけ撮りました。
近くにハマナスの花がいくつか見えました。今回北海道に来て初めて目にするハマナス。
(花にこちらに向いてほしくてムリヤリ引っ張ってしまいました。カメラのひもが・・)
50年前に初めて北海道でこの花を見た時「なんてきれいな花なんだろう」と一瞬で好きになりました。
その後、今の皇后さまがご結婚なさったときに御しるしの花がハマナスと聞いてほんとにうれしく思ったのを覚えています。
まだつぼみがたくさんなので花期はこれからなのかもしれません。
今晩のお宿は釧路駅に近い釧路プリンスホテルです。(17:30頃には着いたかと)
夕食はフランス料理のコース料理。
釧路の夜景の見える窓際でしたが、夜景はうまく撮れませんでした。
残念ながら大浴場はなく、温泉でもありませんでしたが部屋のお風呂に入って休みました。
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