今日は愛知県豊田市牛地町の駒山を歩きます。
見逃しそうな登山口です。
きれいに整備されているので歩きやすいです。
でも、木が倒れたままのこんな場所も。
緩やかな山道を進むと、
センブリや
ホタルブクロを発見。
ススキをかき分けて進みます。
仏像がところどころに。
写真ではわかりにくいと思いますが、完全に崩壊した小馬寺(こまでら)本堂跡。
小馬寺は、白鳳時代(680年頃)に建てられた寺で、700~800人もの修行僧がいたのだそうです。
屋根で守られた巨大切り株。
さらに進むと、
ブナの巨木があります。はっきりしませんが、このあたりが駒山の山頂(855m)のようです。
本堂跡の前に石段があるので下ってみます。
りっぱなスギの木の間を通って進むと、
崩壊寸前の山門が現れました。
これだけの規模の山門があるということは、かなりの檀家さんを抱えていたのだと思われます。
(昭和40年代に矢作ダム建設があり、牛地のほとんどが移住し廃寺となってしまったそうです)
以前は、この石段の先に本堂があったのだろうなぁと想像しながら戻ります。
下山中に恵那山が見えました。
愛知の130山に入っていなければほとんど人が来ないような山でした。