弥山山頂を目指します。
大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)は、吉野と熊野の二大霊地を結ぶ、大峰山脈の尾根約170kmの修行の道のことで、「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されています。
(道としての世界遺産はフランスからスペインへ至る「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」に次いで2番目のことだそうです)
私たちが歩いているのはこの中のほんの一部になります。
弥山(1895m)の看板の横の鳥居をくぐり、もう少し先が弥山山頂です。
八経ヶ岳がガスってよく見えません。
弥山山頂には、天河大辨財天社(てんかわだいべんざいてんしゃ)の奥宮があります。
霧氷がすごい。
錫杖の向こうは八経ヶ岳。
少しガスがとれてきました。
待っている間に、きれいに八経ヶ岳が見えるように。
山全体に霧氷?寒そうです~。
いったん、弥山小屋まで戻り、
霧氷の中、八経ヶ岳に向かいます。
霧氷がキラキラして、ほんときれいです。
鹿除けの防護柵も霧氷で白くなっています。
写真を撮っていて、なかなか進まず・・・。
振り返ると、弥山小屋と弥山山頂が見えています。
谷が深い~。
八経ヶ岳山頂(1914.9m)に到着です。
周りの山も霧氷で白くなっています。
ここにも錫杖が。
手前が弥山、奥は行者還岳、大普賢岳。
天気がよければ富士山も見えることがあるそうです。
つづく
写真を拝見して本当に驚きました。私が今まで見たことがある霧氷は白銀の世界の中でのこと。けど、まだ雪が降っ(積もっ)ていないのに樹々がこんなに霧氷で覆われているなんて (゚o゚)ナニッ?!こんな光景、初めて見ました!
錫杖があるところを考えると、やはり修験者の道という感じがします。古の時代は多くの修験者がここを歩いたのでしょうね。
雪で真っ白の状態で霧氷が見られるのが普通だと思います。
私も足元しか見ていなくて、急に氷がザクザクしてきたので見上げたら、あたり一面霧氷でびっくりしました。
昔からたくさんの修験者の方たちが通った道を歩くことができ、貴重な経験になりました。
続きもお楽しみに。