今回は、兵庫県の須磨浦公園から宝塚までの六甲全山縦走コースに挑戦します。
56kmにわたって連なる六甲連山をを歩くロングコース。
「KOBE 六甲全山縦走大会」という1日で歩く神戸市主催の大会もあるようですが、私たちは3日間で歩く予定です。
須磨浦公園駅を出発し、ご近所の方にごはんをもらっていた黒猫ちゃんに見送られ、
桜が満開の道を進みます。
シジュウカラ。
先は長いです。
階段を上っていくと、
須磨浦山上遊園に到着。
実は、須磨浦公園駅からロープウェイでここまで来ることができます。
さらにカーレーター(ゴンドラをベルトコンベアで運ぶリフトのようなものだそうです)で、回転展望閣のある山頂まで行けます。
(もちろん私たちは歩きます)
展望台からは、明石海峡大橋がばっちり!!
この先が、
まずは一座目、鉢伏山(260m)に到着です。
桜が満開~!!
さらに上っていくと、
旗振山(はたふりやま 253m)に到着。
昔はここから旗で信号を送っていたといわれる場所なんだそうです。
摂津の国と播磨の国との国境なんだそうです。
(現在は須磨区と垂水区の区境)
このあたりから少し登山道っぽくなってきました。
鉄拐山(てっかいさん 234m)に到着。
これから歩いていく山々。
さらに進むと、
高倉山(212.2m)に到着です。
この高倉山、かつては291メートルあったそうです。
昭和30年代から進められた宅地開発で削られ、全てを切り開く予定が地元市民らが反対し、200メートル近くまで削られたところで守られたのだとか。
つづく
つい1~2ヶ月前に東京・高尾山へ行って今回は西の六甲山ですか?!いいですねぇ!
六甲山と言えば私は新田次郎氏の小説”孤高の人”の主人公である加藤文太郎さんを思い出します。ほとんど忘れてしまっていますが、かすかな記憶では彼は毎日大きな石を入れたリュックを背負って六甲の山々を歩いてトレーニングしていたとか・・・。
時代は違えども、そんなことを思いながら拝見させていただきました。
続きも楽しみにしています (^_^)ニコッ!
私も”孤高の人”を読んだことがあります。
そのときに六甲全山縦走のことも知りました。
加藤文太郎さんは六甲全山縦走のあと、帰路も徒歩で往復100キロを1日で歩かれているのですよね。
そんなスピードはとても無理ですが、一歩一歩文太郎さんの歩かれた道をたどってきました。