去年の初冬、子供や孫たちの住む関東に娘が出張することになり、「おかぁさんもこんな時じゃないと行かれんよ
」と強引に同行を薦められた。
一人旅は日帰りのバス旅行ならいざ知らず、今では勿論“お許し”が出ない。
折から地元の私鉄との共同事業で、『金沢・横浜・鎌倉・藤沢ゆき』コースが始まって、何となく≪バスで鎌倉≫が素敵に思えていたときだったので、夜行バスで行こうということになった。それにあまりおおきな声では言えないが人工股関節に変えたとたんに私は身体障害者となり、
特に“下肢”の場合はバスは正規の価格の半額になるというメリットもありました。
金沢駅を午後10時に出発。横浜には定時の10分前の6時前についた。
3列シートで周りは結構ゆったりとトイレに立つ人もなく静かだった。目をつむっていたが運転も静かだし、途中停車のインターもカーテンをそっとずらしてみていたがとても静かだった。
一番前に座ったために足置きが遠くて、短い私の足の置きどころに困ってしまったくらいで特に問題なく乗れた。
まぁ高速夜行バスは一度経験してみただけだが、
『もういいやって感じかな?≫
そこで次の文へと続くのです
NIKKEIプラスⅠ とことん試します
高速夜行バス 2000キロ乗って分かった
節約の道は甘くはない
という記事だ。 東京ー大阪間の出張で『2万円を節約する方法』
初めて乗る記者の目に映ったのは女性客の多さだ。
【女性専用バス】もあるのだそうです。
東京→大阪の片道切符高速バス・3,430円~9,910円
新幹線・12,000円~14,250円
航空機・10,200円~22,600円(いずれも早期購入やネット割引を含む)
夜行バスには女性を含めてスーツ姿が多いという。
安くて、しかも寝ている間に移動できるということは、ビジネスにとっても安いという以外にメリットがあるのかもしれない。 東京→福岡間は、約1,140キロを14時間余りを15,000円で結ぶ日本最長の路線もある。
夜行バスの達人によると、『7つ道具』がお勧めだという。
①空気枕(肩こり予防)
②腰当て(腰痛予防)以上二つは空気を入れて膨らます市販のもの
③防寒インナー(コンパクト収納の携帯タイプ。上着の下に着る)
④耳栓(周囲のいびきに悩まないために。高周波のエンジン音には効果なし)
⑤アイマスク
⑥スリッパ
⑦飲料水
以上だそうです。 孫たちはネットで予約して高速バス専門のバス会社の便を利用しているらしいのだが、そこには送迎バスになって、離れた場所からもお客を運びながら東京駅発のあらゆるコースが網羅されているという。
ただし夜行バスで眠れるかは、自分自身の体調や、運転手の技量、車両の状態などに左右されるという。
≪200円の旅≫ 私はこれで充分
今日は雨の降らないうちにと【尾山神社】へ藤を見に行って来た。近くのコインパーキングに車を入れて正門から階段を上った。
もちろん手すり無し。杖が頼りだ。
ここへ来るのは何年振りだろう。
人を送ったり、近くへ来たりでしょっちゅう前は通りかかるのだが、ほとんど10年ぶりかもしれない。 観光客も家族連れや恋人(?)連れが多かった。
庭園内の石橋や、お池の中の小さな噴水。流れる清流にも心が和んだ。藤棚は、私の想い出よりは小さかった。
でもあれで満開なのかな?
一つ思いは叶って
200円。駐車料金を“チャリン”と入れて私の一人旅は終わった。
今日の一枚は“それを見に行ったが思ったほどではなかった“藤棚を…