≪生涯現役≫
という言葉には二通りあると思いますが、一つは勿論現役として仕事をしながら生涯を終えるということだと思います。
もう一つには、何らかの形で社会参加しながら、誰かの為に役に立ちながら生涯を終えるという意味もあると思う。
収入にはもちろんならないが、例えば
いつも同じ公園の管理をする(掃除や草花の管理を含めて)。
登下校の子供たちを見守り隊。
近所の一人住まいの方を見守る。
駅舎にいつも季節の花を生ける。
お寺の法事のあるたびに寄進する(こりゃちょっと違うかな?)
子供たちの集会の世話をするジュニアーのリーダー
試合のあるたびにグラウンドの整備をする
校舎の大掃除に父兄が出て窓ふきなどをする。
車椅子の人が届かなかったらエレベーターのボタンを押してあげるのは指一本で出来る事だ。
などなどいろんな”人の役に立つ”事をする。
ガン患者が緩和ケア病棟のベッドの中から電話で誰かを励まし続けたという話も聞いたことがある。
先日ある知人が亡くなった。
彼は病気を持っていて入院していたこともあるが、その頃は別に変ったことがないと思われていた。
ある日夜の3時間ボランティアして、その後数日してまた違うボランティア中に体調が悪くなって帰宅した。
でも翌日また今度も違うボランティアグループの当番中に急変して、救急車で運ばれたが、その日の内に亡くなってしまわれたそうだ。
そうまでしてしなくてはならないのかと疑問に思ってしまうが、家族の方が、「少し休んだら」といっても彼の使命感は留まらなかったらしい。
周りも言っても止めない彼の癖を知っていたのであえて制止はできなかったらしい。
これが“生涯現役を全うした”というのだろうか
今日は午後はパソコンサークルの日です。
いつも公民館は土曜日の囲碁教室などで出入りが多いのだが、今日はそれもなく静かだった。
が、若い子供づれの”今風お洒落でスマートな男性”が入ってこられてなんとその方が今度の先生だった。
5年生のお嬢さんは『4~5歳からパソコンになじんでいて手が回らない時の助手にしようと思っています。』と紹介されて一斉に『お願いしまーす』と挨拶した。
今までの先生も「時間が空いていたらのぞきます。」と言って下さって安心する。
来月から「じゃぁうちの子供も喜んでしている“お絵描き”でもみんなでしましょうかね。」と言われてまたまた楽しみが増えた。
今日の一枚は“わがサークルにも男性メンバーが増えた“