昨日「闇をあばく」ということをいいました、今夜は光です。「もっと光を」とは死にゆくゲーテ
が口のした最後の言葉だそうです。部屋が暗いので明りを、という意味だとも目が見えなく
なってきたので出た言葉ともいわれています。どの意味にしても現に光りを必要としている者
にとって心に刻まれる言葉で、より社会的意味で受け取られているのは、それだけ現在の社
会に「光」を求める人が多いからでしょう。
今日の「しんぶん赤旗」から一つの光を紹介します。
“原子力規制委「赤旗」の会見参加認める 世論の力で「排除」撤回” 詳しくは下記のアドレスで
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-10-03/2012100301_01_1.html
「私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」
という言葉は民主主義とりわけ言論の自由の原則を示すものとして知られています、フランスの
哲学者ヴォルテールの言葉として。ヴォルテールの思想的深化の契機になったのが1755年
11月1日のリスボンの地震でした。ポルトガルの首都を襲ったこの大震災については下記で
http://ja.wikipedia.org/wiki/1755%E5%B9%B4%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9C%E3%83%B3%E5%9C%B0%E9%9C%87
「本物の思考」を己のものにする努力の一環として古今東西の先人の知見への接近があります。
「もっと(頭脳に)光を!」