今朝の「日めくり奥の細道」は石巻の一日目。
元禄二年五月十日(1689年6月26日)、
この日芭蕉と曽良が宿に着いたあと小雨、まもなく止み日和山に登りました。
今の石巻の天候は?と見ますと「15時曇⇒(予想)18時曇・21時弱雨」となって
いますので、324年前と同じような空模様です。
今、この地域は復興への力が寄せ集まっています、画像でも見られました。
祭りの中心になる氏子会の会長さん、85歳津波で奥さんを失いました。氏子会の
役員も二十何人が亡くなったと語っています。字幕には「だから祭りを中心に復興へ
向けて気持ちをひとつにしましょうと」書かれています。
その姿が神輿に見られます。
こういう姿をみますと、「祭」は「政(まつりごと)」を語意としていると思う
のです。もちろん「住民の、住民による、住民のための政」です。