ゲストの方のお名前、水流をなんと読むのだろう、みずながれ? 苗字
としてはおかしいと思いつつ、番組を聞いて 「つる」 と知りました。これは
鹿児島に多いのだろと調べたらやはり薩摩時代の水流村に起源を持って
いました、地元の人という思いを強めました。
この名前に注目したのは、「てんがらもん」 が地域のラジオ番組として
魅力を発揮しているからです。 コメントにも「以前より番組が身近になった」
とか、「ゲストの方と会ってみたい」との声が寄せらていました。
「認知症の人と家族の会鹿児島支部」代表 水流涼子さんのお話には
色々な感想があるでしょう、一つひとつが人生そのものを思い、自分を振り
返る場でもあります。 視聴してみて下さい。
http://www.ustream.tv/recorded/56323104
私は地域で、特に町会自治会、隣近所での付き合いの密度を強める
必要を強調されたことが大切だと思います。 それは認知症になった人
のためでもあるが、より以上にそれを介護する人を支えるためです。
さらに、行政等を認知症介護・対策と予防をすすめるための有効な機
構に発展させるためでもあります。
水流さんが相談を受けている中で勤めている人が、役所が5時まで
しか受け付けてくれない、なんとかならないものかと泣いて訴えられた
という話がありましたが、そういう問題を解決する力も地域での相談し
合うなかから生まれて来るでしょう。
放送中も、水流さんとレギラーとの会話のなかで、地域で出来る方法
を見つけるために、声をあげていく必要があります、との声に応えて、
大いに手をあげましょう!と呼応する声も聞えました。
紹介されていたひげ爺さんのコメントが適切に述べていたように、地域
密着型の情報番組で、地域の情報を受信し発信し、併せて地域の課題
を解決したい、という思いがこの番組の魅力です。
その思いは最近のゲストの話と視聴者、特に地元の方々の反応から、
確実に地域に広がって来ていると感じました。そういう地域での動きが
放送で紹介されるなかで、番組の魅力が一層強まることを期待します。