kaeruのつぶやき

日々のつぶやきにお付き合い下さい

故郷離れ。

2015-08-13 21:04:09 | 葉山そして人

お盆、長男一家と義姉家族に義妹達で迎え火そしてお寺さんを迎えてお経をあげてもらいました。

昨日の上田は私の方の親族、今日は妻の方の甥や姪と久しぶりの懇談。終わって墓参りへ、私達夫婦は16日にお寺へ法要で行くので長男に託して皆と行ってもらいました。

ひとりで二階で横になると、窓からの風が涼しく心地好いのです。今日のブログのタイトルが「故郷の風に吹かれて」と浮かんできました。その時この故郷は上田ではない、ここ葉山だという思いになっていたのです。

一年前のブログがとどいたのですが、一年前の13日にも上田から帰宅しての感想的なことをつぶやいていますが、その時の故郷は上田を指しています。しかし、今日心に自然と浮かんできた故郷は上田から離れていました。

故郷とは生まれ故郷といえば文字通り、育った地域を指せば育ち故郷とでも言えるでしょう。私にとって7歳からの12年間ですからまさに「育ち故郷」です。それならば葉山を故郷と受けとめる気持ちはなんなんでしょう。


私達夫婦が残り、長男に託して墓参りに行かせたことと繋がっているのか。

兄宅では兄嫁はしっかりしているが中心は長男夫婦です。妻もそれを目にして来たので長男に行かせたのでしょう。明らかにkaeru家の世代交代がすすみつつあります。

すると故郷とはこれまでの人生のなかにあるのではなく、これからの人生のなかにあるということなのでしょうか。終焉の地と言われる場所こそ帰るべき故郷だということのようです。

「てんがらもん178回」を視聴しつつ浮かんできた思いもそこにありました。人生の最期の時期に己が土になるべき地域へのこだわりをどう深めるか。乳離れとか親離れとか肉体的精神的自立の各段階が呼ばれるように過ぎた日の故郷から終焉の地としての故郷へ移る故郷離れの作業すすめる時期になったようです。来年の「つぶやき」にどう書かれるのか、これからの一年の課題です。