暑さに負けないように、というわけではないの
ですがかなり難解だと思われる『存在と時間』
などという本を開いてみました。
ドイツの哲学者・ハイデッカーの著作ですが
昔々手に入れて読み出した覚えはあるのです
がどうにもこうにも分からないので、そのま
まにしておいたものです。
読み出してみてやはり難しい、敢えて読み通す
べきか? と思います。ただこの哲学者がナチス
との繋がりがあるとのことなのでその面は知り
たいと思うのです。岩波文庫の「解説」では触
れられていません。wikiで読んだので関心を持っ
たのです。
この本を開いたきっかけはタイトルにした「ハン
ナ・アーレント」にあります。この女性もドイツ
の哲学者で、ハイデッカーの教え子であり愛人で
もあった人です。まるで知らなかったこの名前と
ハイデッカーとの関係もwikiによります。
最初から言いますと、山田さんという葉山町の議
員さんのfecebookにハンナ・アーレントが出てき
たのでwikiしたのがきっかけなのです。
ものごとの思考について考えを言われたときに出
た名前なのでwikiしてみました。
するとハイデッカーとの不倫関係が書かれていた
ので、本棚に目が移った次第です。まことに底の
浅い『存在と時間』なのです。しかし、それを知
ってページをめくると難しげな言葉も柔らかみを
帯びてくるから面白いものです。
関心のある方は「ハンナ・アーレント」で検索し
てみてください。