kaeruのつぶやき

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心落ち着かぬ夜は。

2015-10-13 11:00:13 | 詩的なつぶやき

何か心が落ち着かぬことがあり、ブログに向かっても何をつぶやくか浮かんできません。
そんな時はこうしましょう、俳句です。

大岡信の『折々のうた 三六五日』を広げてみると、十月十三日に、

笠置シヅ子があばれ歌ふを聴きゐれば笠置シヅ子も命賭けゐる 前川左美雄

大岡信の短文に【笠置シヅ子の「東京ブギウギ」が大阪の梅田劇場で唄われ、大反響を巻き起こしたのは昭和二十二年九月、以来三年ほどのあいだ彼女はたて続けにブギを唄い、流行歌の世界をつむじ風のように席かん(手偏+卷)した。右の歌の「あばれ歌ふ」には作者の微妙な違和感も込められていそうだが、それにもまして笠置シヅ子の迫力をよらえるのに適切な表現だった。「命賭けゐる」も同じく。】とあります。

歌を読み短文を写している間に眠くなりました。こうしているのが心落ち着かぬ夜には一番いいようで、眠りましょう。