先ほど会って、酒を過飲み交わしてきた人が川端康成の初恋の人を母親とした方でした。この人を招いて母親であった「川端の初恋の女性が死に床で語ったことは何か」を聞く集いが昨年の6月あったのでした。主催は地元の「葉山新聞社」、当時の
紙面に康成が彼女と婚約した時の写真が載ってます。ここにもアップしたいのですがタブレットが情報満杯容量不足、アップアップのためご覧かけられないのが残念です。
彼女は婚約後康成に別れの手紙を出します、「私のやうなものはこの世にいないと思って下さいませ」。この離別の謎を語ったのが葉山在住の桜井さん、康成初恋の女性初代の三男でした。
「桜井さん、お歳は?」
「今年80です」、同じ年齢です。
康成の作品は「伊豆の踊り子」プラスいちに位しか読んでいませんでしたが、桜井さんとの出会で一気に身近な作家になったのは不思議です。