FB友が「雑誌「経済」に不破さんが「資本論」の新しい連載をはじめると」のニュースを届けてくれました。
本号より、不破哲三さんの新連載「『資本論』全三部を歴史的に読む」がスタート。『資本論』全三部執筆の順を追い、その発展をたどり、『資本論』通読の手びきとして注目されます。
とのことです。現在第2巻までなんとか読んできて、三巻に入ってあらためて第一巻からの全体を理解しなければ、三巻の理解は無い、という思いがします。
不破さんがエンゲルス没後百周年を機に『エンゲルスと「資本論」』を執筆しはじめたのが1995年。不破さんの言によれば「(資本論全体を)内的な理論的脈絡を追いながら研究」した最初だったそうです。この20余年間の不破さんの研究を通じて、私たちは資本論の全体を理解する見通しを持つことが出来たのではないでしょうか。
この連載を好機に第1部からたどり直してみたいと思います。
なお連載第一回は、
〔新連載〕不破哲三 『資本論』全三部を歴史的に読む 〔第1回〕序説 全三部通読の前に/Ⅰ 『資本論』第一部を読む
です。