R先生が数学から国語に転じて、語りかけて来られました。
「永」の読みが、「ヨウ」というのがあるというのが気になり、また漢音、呉音も気になって調べてみました。
「漢音」は、7、8世紀に遣隋使や遣唐使や留学僧らによってもたらされた唐の首都長安の発音です。「呉音」は「朝鮮語(百済語)」であり白村江敗戦で大量亡命してきた百済人の子孫による「日本語訛りの朝鮮語」が定着したものであると、学際研究者の藤井游惟氏は、述べています。「永」は、漢音では「エイ」呉音では「ヨウ」韓国語では「ヨン」その他例えば、「栄、映、英」は、漢音では「エイ」呉音では「ヨウ」韓国語では「ヨン」「明」は、漢音では「メイ」呉音では「ミョウ」韓国語では「ミョン」等々ありますのでその他調べてみて下さい。
そしてその直後、
今日は、皆既月食のうえ天王星食で、442年ぶりの天体ショウだそうです。今、月が、欠け始めましたよ。
さらに、
白村の戦いについては、斉明天皇(天智天皇、天武天皇の母)にも関係あるのですが、女性天皇についても調べてみました。それについては後日。
数学をはじめ国語、理科、歴史と相手の関心を持てそうなことに触れつつ、話を進めていくという手腕はさすが高校の先生だった、と思わせられます。
ということでこの一枚、2階の窓から一階の屋根に身を移して、
天空の欠けてきた月と葉山一色の暮しの灯です。