師走、走り出した師の後を追いかけない弟子、そんな風に2022年の終わり月の第1日が始まり、あと4時間くらいで12月2日になります。当たり前の時間経過ですが、こんな風に書いていると何だか神妙になるのは文系傾向のなせる気分なのでしょうか。
今日はこちらの講演会に行くつもりでした、
ところが昨日歩き過ぎたのか、右足が痛むのです。多分晴れて小春日和とでもいう天気でしたら足の方も動きたくなっていたかもしれませんが、小雨でも降りそうな模様で、2日続きの出歩きは気をつけな、という身体奥からの黄色信号と受け止めて自宅に。
足がダメならば頭を使いなさい、とのR先生の無言での数学問題がLINE送りに、気持ちが向くかと言うとそうならないのが文系気分で動きやすいという現れです。親の心子知らず、師の思い弟子知らず、なのです。
数学問題に目を向けない穴埋めにこちらを、
講演会はこの本の出版記念として開かれたもので、実は聞きたい内容なのですがiPadの集音機能が不調で会場に行っても聴き取れなかったと思います。本は是非読みたいのです、先日から網野善彦著『「日本」とは何か』(講談社 日本の歴史00巻)を読み出していたので、その「列島社会の地域的差違」などと繋がる論理立てが児島さんの「東夷」に通じているのかとも思えます。
東大で歴史学を学び教師として高校の教壇に立ち、日本共産党の鎌倉市議会議員で8期、歴史的にも住民生活からも行政のあり方、住民と政治からも鎌倉を知り尽くしたこの人の筆が描き出す鎌倉歴史は、地域としての鎌倉、日本史のなかでの鎌倉時代の位置を認識するうえで確たるものを与えてくれるに違いありません。
手元に届きましたら、紹介させて貰います。