葉山の四季

葉山の四季をお伝えしたいと思います。

歴史をどこへ向けるか。

2013-02-08 23:49:00 | 不破・スターリン秘史

 歴史とは過去のこと、向けるとは未来のことです。

 現在は常に過去によって規定され、常に将来を創りだしています。

 今日は昨日のつづきであり、明日は今日の生み出すものです。

(タイトルをこのようにして、なんと「つぶやき」出すかと考えながらキーを

打っています。)

 

 上の三行は同じことを言っているのですが、中心は「歴史から学ぶ」というこ

とです。 近著 『歴史から学ぶ』で不破さんが問題意識として三つのことを述

べ、「スターリン秘史ー『巨悪』の成立と展開」について触れています。不破さん

の「問題意識」についてまた述べるとして、ここではタイトルが示すものが私の

問題意識であるということを述べ、それと同じ思いの 「スターリン秘史」 読後感

想を 『前衛』3月号から紹介しておきます。

 

 「今日われわれの意識の中の親の世代から引き継がれてきた反共意識という

ものが異常に増殖してきた根源を確認するのかもしれません。」(73歳・男性)

 「デミトロフのようなことに陥らないようにするためにも、ますます学習し、党活動

をしていくことが大切かなと思っています。」(70歳・女性)

 「ソ連覇権主義に立ち向かった歴史を持つ党として、絶対に研究が必要なテー

マですし、また現在の日本では独裁的な潮流が現われていますので(略)過去

の歴史から「独裁体制のつくり方」を学ぶことはとても大切です。」(22歳・男性)

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働くみんなが“経営者” ~雇用難の社会を変えられるか~

2013-02-07 23:28:04 | せいじの政治カフェ

 今日のタイトルは、NHKの「クローズアップ現代」から頂きました。

 今夜は会議でしたので、いま録画をみたところです。

 番組内容について下記のページで見られます。

 (下記URLをドラッグし右クリックしてみて下さい、該当ページに移動できます)

http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3307.html

 

 協同労働の現場で働いている者として、嬉しかったのは、働くことの喜びを

実感し成長できる職場が作れるという事実であり、その結果地域に150人か

らの雇用を生み出せた事実です。

 また、世界的な経済不安のなかで、この労働形態がどう労働の価値を落す

ことなく有効に社会に寄与できたか、スペインの「モンドラゴン協同組合」の実

績も紹介されグローバルな規模でもその力量を示したと思え、これも大きな喜

びです。

 

 『もしマルクスがドラッガーを読んだら資本主義をどうマネジメントするだろう』

という本があります。 本の帯には「自己による自己のための自己の管理で働け

る職場をつくるのがドラッガーの経営学か!これは資本主義を超えることにつ

ながっているぞ!」とマルクスの顔写真に言わせています。

 『もし高校野球部の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』

という本が250万部を超えるミリオンセラーになったことを通じて、どれほど多くの

人が組織の改革のために「基本と原則」をつかみたいと熱望しているかが分かり

ます。それは、自分の足元からの「マネジメント」を確立することが現代日本社会の

閉塞状況の変革につながり得ることをしめしている、と受けとめました。

 

 「協同労働」の有効性と可能性には「一所懸命」になる価値があります。

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クローズアップ 「協同労働」。

2013-02-06 21:25:17 | せいじの政治カフェ

 あす(7日)の「クローズアップ現代」(NHK総合19:30~)は、

「協同労働」という働き方 です。

 この番組の紹介のページが見られます。

 (下記URLをドラッグし右クリックしてみて下さい、該当ページに移動できます)

http://www.nhk.or.jp/gendai-blog/100/145844.html

みなさんは、「協同組合」ってご存知ですか?
協同組合というと、最初に思い出すのが、生活協同組合ですが、
不況が続き、企業の雇用がなかなか回復しない中、
協同労働の協同組合という仕組みに、
混迷の時代を乗り越える力があるとも言われています。どういうことでしょうか?

 上記の5行は該当ページの初めに書かれていたのもです。

 この「協同労働の協同組合」については下記を。

  http://www.roukyou.gr.jp/

 

 2013-02-03 |  のここで、その日の「集まり」について触れ、

 “今日の集まりが提起している「地域における仕事おこし」の課題を

急ぎ具体化しなければなりません” と書きましたが、その内容が「協

同労働」の場をつくる、ということです。100社に応募し3社の面接で

落ちたり女子学生や538社に落ちた男性のことは特別な例ではない

でしょう。このようにして人間のもっとも基本的な能力が踏みにじられて

いる状況のもとで「労働の場」の新たな可能性を創り出していくことは急

務です。

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千里の道も六歩から。

2013-02-05 22:26:14 | kaeruの「おくのほそ道」

   kaeruの「おくのほそ道」行は、下記の通りです。【 】はアプリに

表示されたもので、昨日(2月4日)現在の状況です。

   【平泉まで、あと7.2km10,501歩で達成です。】

今日の歩数は10911歩、見事平泉に到着!となるはずです。

 しかし、それがこのアプリ画面で確認できるか? それがダメになりそうです、使

用中のスマフォンを修理に出さなければならなくなり、アプリ関係は消えてなくなる

そうです。 ダメになったらもう一度深川から出直しをすればいいのです。

 因みに、総歩数は1046389歩です。

 六歩というのは6歩歩くと、6歩分がカウントされる仕組みのようで、5歩までは歩

数は変化しません、6歩目で変わるのです。

 「おくのほそ道」全行程は600里=2400k、kaeruの歩幅が1歩=0.68mで計

算すると約352.9万歩、全行程の約30%まで歩いた計算になります。

 なお、登米は二回行った津波被災地への支援の際、宿泊したところです。

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立春のハート。

2013-02-04 22:18:09 | 詩的なつぶやき

 夕食を食べながら「今日は寒かったなー」と言うと、妻は「暖かったわよ」と

言います。 TVで女性アナウンサーが天気図の前で「今日は暖かく」と話しは

じめました。

 「心が寒かったのでしょう」と妻の言、昼間外れた樋を直すのを「寒いから

明日にしよう」と、手伝わなかったことをいうのでしょう。 その時は昼寝を起

こされ本当に寒く感じて、気持ちも萎えていたのでした。そんな気分でなんと

なく無為に過ごした一日でした。

   ひらけば掌にぎれば拳春立てり    新谷ひろし

 この季節、心も開いたり閉じたり、寒暖に固くなってり緩んだりの木の芽と

同じです。

 

 立春の日からはじまる立春節は旧暦十二月二十四日(現行暦の本日)

から正月八日(同2月17日)までで「暦の上の新年」として重視されます。

なお、立春に一番近い新月(朔)の日が元日になり、今年は2月10日がそ

れに当ります。 立春節を三等分し、それぞれ初候・次候・末候と呼びますが、

各々に名前がついています。 立春節の初候を 「東風解凍(とうふう ・はる

かぜこおりをとく)とよび、今日(旧暦十二月二十四日)から8日(同二十七日)

までです。

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誰が私の背を押すのか?

2013-02-03 23:20:25 | せいじの政治カフェ

 朝目を覚ましてスーと起き出せないと、今日出かけることが億劫になり、

サボる口実を考えます。 午後からの集りはかなり大切なこと、と考えてい

た昨日の頭はどこへやらの状態。 まあーすこし様子をみようと 「赤旗」を

広げます。 すると、「100社応募 面接3社」 という見出し。 京都の日本

共産党府議団がハローワーク前での聞き取り調査の記事です。

ある女子学生(4回生)は、昨年エントリーした100社のうち案内のあった

3社の1次面接を受けたがいずれも不合格、という内容でした。

 同時に思いだしたのが最近目にした 「538社を落ちた男性」の話です。

その人のことは下記を読んでいただけたらと思います。

 (下記URLをドラッグし右クリックしてみて下さい、該当ページに移動できます)

http://diamond.jp/articles/-/31300/?page=5

 

 いやはやこういう状況を目にすると、背中からある力がすーと入り込み頭へ

抜けます。 背中もすーとなるわけで、出かけようという気持ちになります。

 この男性や女子学生の姿が群像となりその中に、『じかたびの詩』の人も、

「ヨイトマケの唄」の婦人も私の父親も私自身も入っていることに気づきます。

ですから、今日の集まりが提起している「地域における仕事おこし」の課題を

急ぎ具体化しなければなりません。 昨年の12月に「日本連帯機構」につい

て書きましたが、この「機構」の働きも活用しながら町の有志仲間と取り組み

を始めます。(「機構」についての「つぶやき」は次の日付をクリックして下さい)

2012-12-09

自分の背中を押すのは「私たち」なのです。

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春隣。

2013-02-02 23:30:40 | 逗子 鎌倉 それぞれ

 春隣という季語は好きな季語のひとつ、朝の雨も冷たさはなく妻と出かけ

た鎌倉も暖かく持って出たジャンパーも結局一度も着ることなく手にしたま

までした。 季語の話から入ったので俳句のことで「つぶやき」をはじめよう

かなの気持ちが半分、観てきた映画「キッコ」と岩上安身氏の講演について

触れようという気持ちが半分。

 

 映画の感想で「こういう映画は観たのははじめて」と奥さんの言葉、そういえ

ば大体夫婦で出かけて観る映画は劇映画ばかりでした、そうならば映画と講

演について話をしなければならないでしょう。 しかし、映画の字幕も読める位

置ではなく、言葉は聞き取れない耳なので画面を追いかけているばかりで内

容は? 講演も同じような調子でこちらも ? 

 奥さんは目も耳も大丈夫だから見聞きはできたわけで、岩上氏の話の切り口

は「しんぶん赤旗」とは違うと感心していました。

 映画の内容は下記を参考に。

 (下記URLをドラッグし右クリックしてみて下さい、該当ページに移動できます)

http://www.jca.apc.org/stopUSwar/latin_america/sicko.htm

 岩上氏については、Googel 検索「岩上安身」で、今日の講演内容ではありま

せんが現在の氏の仕事ぶりは下記でご覧になれます。

 http://iwj.co.jp/

 

 鎌倉での足跡として「つぶやき」俳句を、

 花の店妻と立ちよる春隣      清蛙

   陳腐ですが春隣とはこんな気分です。

 鎌倉の街に灯の入る春隣     清蛙

   明るいうちに離れたのですが、何のとなく灯し頃だったような気分でした。

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過去のなかにある未来、「赤旗」85周年。

2013-02-01 23:55:26 | 本のひと言

 今日の「しんぶん赤旗」の主張は、

「日本共産党は…今日はじめて、この『赤旗』を通じて大衆の前に公然現れ(た)」(「赤旗」創刊の辞)―「しんぶん赤旗」(当時は「せっき」)が日本共産党の機関紙として1928年2月1日に創刊されて、85周年を迎えました。日本共産党創立の6年後です。

 と書き出しています、以下を読んでいただければ……。

(下記URLをドラッグし右クリックしてみて下さい、該当ページに移動できます)

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2013-02-01/2013020101_05_1.html

 

 この「つぶやき」では、当時の「赤旗」の紙面から、「編集後記」を紹介します。

1928・2・1 第一号

「1、長く待たれた中央機関紙がここに発刊されるに至ったことは全党員の喜びである。(略) 2、今日の政治情勢の下においては、本誌は非合法的にならざるを得ない。(略) 3、本誌の発行部数は極めて少ない。従ってこの一部一部を最大限に利用して手から手へこれを渡し、(略) 4、本誌は当分月二回、一日、十五日発行とする。」

1928・2・15 第二号

「1、巻頭論文は総選挙後の闘争に関する我党の中心方向を示した極めて重要なものである。(略) 2、創刊号で希望したにも拘わらず、党員諸君からの寄稿乃至投稿は少ない。ただ婦人の一同志が真先に進んで寄稿された…(略)。 3、創刊号には実価をつけることを忘れたが、本紙は絶対にただではない。(略)」

1928・3・1 第三号

「1、わがプロレタリアートの最初の国会選挙戦も終え、(略)。この多端不安定なる政局のただ中に、わが党の旗は赤く、高く、進んで行く。 2、新政局に対して党は、いかに戦うべきか、(略)――狭い紙面ではハリサケルばかりだ。 3、本紙も三号でどうやら「赤旗」の名にハヅカシクないものになれたようだ。 闘争の発展は、本紙の発展だ。(略)」

1928・3・15 第四号

「我が中央機関紙『赤旗』も、今号を以つてはや四号を重ねるに至った。 労農大衆が政治的自由獲得のために、議会に八人の代議士を送り、労働者と農民の政府を作れ!と絶叫している現在……(略)。」

1928・3・22 第五号

「支配階級の暴圧は全国に亘つて我々同志を或は投獄し、或は拘留し、拷問、暴行の限りをなしている。我が『赤旗』も亦彼らの魔手によつて第五号の定期的発行を阻害せられた。(略)現在の如き彼らの死者狂いの暴圧下にあって、『赤旗』第五号が堂々発行せられることは支配階級の心胆を寒からしむることとともに全国の同志の力強き熱烈なる支持をえるであろうことを確信する」

 手元の『復刻版 赤旗』(1983年発行 新日本出版社)の第1巻には6、7号は欠号となっています。

 30年前にこの復刻版を購入したとき「過去のなかに未来を知る」という気持ちが強かったと思います。 自分が、自分たちが、家族が、地域の人々が、町の人が、日本人が、世界の人々がどういう道を通り過ぎてきたのか、それは今日の現実のなにを解決することを示しているか、それによって将来に向けて私はどうすすめばいいのか、そのためにやはり 「過去のなかに未来を知る」作業を大事にしたいと思います。

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