今日のタイトルは、NHKの「クローズアップ現代」から頂きました。
今夜は会議でしたので、いま録画をみたところです。
番組内容について下記のページで見られます。
(下記URLをドラッグし右クリックしてみて下さい、該当ページに移動できます)
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3307.html
協同労働の現場で働いている者として、嬉しかったのは、働くことの喜びを
実感し成長できる職場が作れるという事実であり、その結果地域に150人か
らの雇用を生み出せた事実です。
また、世界的な経済不安のなかで、この労働形態がどう労働の価値を落す
ことなく有効に社会に寄与できたか、スペインの「モンドラゴン協同組合」の実
績も紹介されグローバルな規模でもその力量を示したと思え、これも大きな喜
びです。
『もしマルクスがドラッガーを読んだら資本主義をどうマネジメントするだろう』
という本があります。 本の帯には「自己による自己のための自己の管理で働け
る職場をつくるのがドラッガーの経営学か!これは資本主義を超えることにつ
ながっているぞ!」とマルクスの顔写真に言わせています。
『もし高校野球部の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』
という本が250万部を超えるミリオンセラーになったことを通じて、どれほど多くの
人が組織の改革のために「基本と原則」をつかみたいと熱望しているかが分かり
ます。それは、自分の足元からの「マネジメント」を確立することが現代日本社会の
閉塞状況の変革につながり得ることをしめしている、と受けとめました。
「協同労働」の有効性と可能性には「一所懸命」になる価値があります。