kaeruのつぶやき

日々のつぶやきにお付き合い下さい

日付変更線。

2013-02-23 22:56:23 | 詩的なつぶやき

  昨日の「つぶやき」、 「明日・2月22日の句として」などと日にち感覚の

ずれが出て恐縮です。 頭の中の日付変更線上をジクザク飛行していた

のでしょう。

 

 それでは今度は本当に明日2月24日の一句。

   山焼やほのかにたてる一ツ鹿     加舎 白雄

 「早春、野山の枯草を焼き、その灰を肥料として草刈山は育つ。煙と炎

の向うに一頭の牡鹿の姿がゆらりと見える」

 『癒しの一句』 では、

  「陽炎の眼にしみるばかりなり」 の句を紹介し、

 「兄の死に国元の信州上田に赴いたとき、墓前での作」と記しています。

 なお、上田公園には加舎白雄「四季のうたメロディー装置」というもの

があって、白雄の四季の秀句に曲をつけて流すようになっているそうです。

今度行ったら聴いてみましょう。