葉山の四季

葉山の四季をお伝えしたいと思います。

明日で「3・11」三年目、昨日の「大統一行動」。

2014-03-10 18:59:36 | せいじの政治カフェ

 昨日の 「大統一行動」 には参加できず、一日床のなかにいたお陰で、今朝はそれを報じる 「しんぶん赤旗」

を配ることができました。

 一面はこれです。

 14,15面には各地での取り組みと参加者の声が大きく、

 「しんぶん赤旗」のHPは  http://www.jcp.or.jp/akahata/ です。当日の志位委員長の「スピーチ」など

が掲載されています。 お読みいただければ嬉しいです。

 

 特に、志位さんの≪毎週金曜日の官邸前行動が、2年間にわたって90回以上も取り組まれ、全国にも大きく運

動の波が広がっていることが、国民世論を変え、「稼働ゼロ」という状況をつくりだしています。≫ と、

 今日の 『しんぶん赤旗 主張・福島第1事故3年=「原発ゼロ」こそ被災地の願い』 の≪福島原発事故は原発

がいったん事故を起こせばコントロールできず、長期間広範囲にわたって被害を拡大することを浮き彫りにしま

した。東京電力が福島第1原発の1~6号機の廃炉を決め、いまや全国48基のすべての原発が運転を停止して

いるのは当然です。≫と述べていることに深く共感します。

 私たちが毎日利用している「電気」のなかに今日、原発による「電気」は無い!という事実を確認したいのです。

そして、安倍政権が原発を「重要な電源」として全国の原発再稼働を急いでいることも「事実」です。

 「福島を忘れない!」の気持ちを強くもち「原発即時ゼロ」を「忘れない!」でいきます。

 

なお、15日(土)「フクシマを忘れない!さよなら原発3・15脱原発集会」が東京・日比谷野外音楽堂で13:30~

    16日(日)「ストップ再稼働!3・16かごしま1万人パレード」が鹿児島市中央公園で10:00~  

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アリバイ証明的に、痛ショット。

2014-03-09 19:17:58 | どこまで続くかこのブログ

   昨日、なんでもない坂道で足がギクッとなり、腰をひねった感じで痛みが残りました。今日は御身大事で寝日曜日。

    すると余分な物が出てくるもので、頭も腰に付き合い出し頭痛。腰と頭の「痛ショット」、呆作落語のオチに使えそうだと思いつつ、今夜の「つぶやき」はここまで!

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後期高齢者の命の尊さ。

2014-03-08 20:55:01 | せいじの政治カフェ

 「kaeruのつぶやき」のブックマークにもなっていますが、ブログ友という

より先輩の「雲=gooブログはじめました!」さんが、今日誕生日満87歳に

なりました。

 数えでは米寿、「おめでとう」のコメントをおくるに際し年齢別人口を見ま

した。 全体としては女性100.0に対して男性が94.9になっています。

(統計局ホームページ、2012年10月1日現推計)

 年齢別に見ますと、0歳から53歳まではいずれの年齢でも男性が上回

っていて、私にはこれは意外でした、なんとなく女性の方が多い状態かと

思い込んでいました。 男女で逆転するのは54歳です。そしてこれ以降今

度はそれまでと反対に全年齢を通じて、男性<女性になります。

 54歳で男性は99.6%に、90%を下るのが69歳、77歳では78%になり、

81歳で70%を切ります。戦争終了時17歳だった84歳(現86歳)で、女

性の60%未満、87歳(現89歳)で女性の半分を割り込み、女性37万8千

人に対し20万人少ない17万8千人となっています。

 100歳以上では、女性の4万4千人に対し男性は7千にとなり対女性比

15.1%です。

 

 私は「雲」さんへの祝いのコメントに、

「日本(多分日本以外でも)の80歳代の男性は、特に命を大切にしていかな

ければ、そして世間に対しても自分たちの命が大切にされるよう求めて当然

だと思います。」 と記しました。

 これは男性ばかりが言うことではありません。同じ困難な時代を生きてきた

者として女性もまた同じ声を上げていかねばと思います。

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「大分発」というドラマ。

2014-03-07 20:40:06 | どこまで続くかこのブログ

 NHKTVを見ていましたら 「大分発地域ドラマ」 という文字が出てきました。

それは 「そんじゃそこら商店街」 というドラマの紹介です。「!」とひらめくもの

があり、その内容をと注目すると、やはり 「豊後高田・昭和の町」 物語なので

す。 この町のことはお馴染みの 「ワイコマ」 さんのこの日、

九州二日目は豊後高田 2013年11月19日 

に紹介されています。

 そのなかの一枚を紹介させて下さい。

 そして、NHKの番組紹介のなかの商店街を映したものが、

 

です。

 たぶん、ワイコマさんの写真と違う場所でしょうが、豊後高田「昭和の町」

の一角であることは間違いありません。

 ドラマ全体の紹介は、

http://www.nhk.or.jp/oita/drama2014/ でご覧ください。

「BSプレミアム」 3月12日(水)午後10時~

 「kaeruのつぶやき」 訪問者、必見! ということで今夜の「つぶやき」

とします。

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五輪精神にもとづき武器を置くのだ!

2014-03-06 20:43:51 | せいじの政治カフェ

  この分かりにくい写真は、ウクライナと冬季オリンピック会場のソチとの

地図上での位置を確認してもらいたかったからです。「ウクライナ」の表示

の右下の風船形がソチです。ウクライナとソチはわずか400キロ、冬季パ

ラリンピック主催国であるロシアによってウクライナへの軍事介入が取りざ

たされています。

 その問題を今日の「しんぶん赤旗」のスポーツ欄で取り上げています。そ

れが下の写真です。昨日は文化、今日はスポーツ欄です。

 内容は見出しに示されている 「ロシアが五輪精神をないがろにして」 おり、

これに対する抗議の声を上げよう、との訴えでもあります。

  ウクライナ・パラリンピック委員会は 「ロシアが軍事介入をやめない限り、わ

れわれは大会をボイコットする」 と宣言し、カナダやアメリカが続く動きを見せ

ています。

 ロシアは昨年11月、国連での「ソチ五輪休戦」決議の提案者の一人となり、

五輪直前の2月6日、同国は改めて停戦を世界に呼びかけてもいるのです。

 ソチ五輪中もウクライナ国内では反政権デモと治安部隊の衝突で死者が出

ています。この紙面で棒高跳びの世界記録保持者だったウクライナ五輪委員

会のセルゲイ・ブブカ会長のツイッターでの語りかけが紹介されています。

 「対話は力であり、暴力は弱さだ」 「暴力の居場所は世界にはない」 「五輪の

伝統を思い出してほしい。武器を置くのだ」

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俳句の底力。

2014-03-05 20:31:30 | kaeruの五七五

 この紙面は今日の「しんぶん赤旗」の「文化欄」です。

 俳人・高野ムツオさんの執筆になる一文の冒頭は、「昨年9月、宮城県俳句協会

の事業として東日本大震災句集 『わたしの一句』 を刊行した。」とあります。

 

 この冒頭に続いて「大震災があった直後から、俳句など作っている場合ではない、

俳句ではこのような時事、事件を詠えないなどという声がずいぶん聞こえた。 同時に

俳句を作ったり、読んだりすることで、心が癒されたり、生きる力を貰ったという声も数

多くあった。」

 そして、「大震災の俳句を残す試み」がなされ、全国から1261句寄せられたとのこ

と。 年齢は10歳から90代まで、この紙面に記されている6句をここに書き置きます。

 生きてゐるものは生きよと春の星    /  森田美智子

 風死すや命日同じ墓ばかり        /  齋藤朗笛

 気仙沼去らぬ父祖等に朝の海      /   稲葉千尋

 テレビ見てまた妻が泣く波と雪      /   内山思考

 雪掻きをすべき家なく雪積もる      /  三田村栄子

 ひめむかしよもぎ破船を陸に置き    /   谷ゆう子

 

 俳句に関心をもつ者として次の言葉が嬉しい。

 ≪どんな立場、どんな経験、どんな方法からも、たとえ巧拙はあれ、俳句は、今生きてある

現実を詠うことができる表現の器だと確認できたのである。

 俳句は沈黙の器。ものは言えない形式と言われている。しかし、俳句でなければ伝えられ

ないことが実はある。この一集は、そう私たちに呼びかけてもいる。

(「言葉の〆に」 この一集を一人でも多くの人に読んでいただきたいと切に願っている。≫

 

 『わたしの一句』 申込先  宮城県俳句協会  

 〒982-0034  仙台市太白区西多賀5の7の78  中村孝史方 

                    FAX 022-243-0766  

 

 

 

 

 

 

 

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あなたの詠みと芭蕉の句。

2014-03-04 21:22:19 | kaeruの「おくのほそ道」

 PCの調不調がよく分からず、昨夜は接続できなかったのが、今日は何の

トラブルもなくつながっているのです。 結果良ければ良いではないか、と思

うことにして、先にすすみます。

 

 一昨日の長谷川櫂さんによる「越後路の章」での芭蕉の句について、あの

“荒海や” の句です。 長谷川さんの言い方をkaeru流に言いましと、こんな風

に問題を出すことになります。

<あなたがある年の8月の中頃新潟県の出雲崎に立っているとします。 目の

前に日本海の波頭、その先に佐渡島が夜の闇の中に見え、頭上には天の川

がかかっています。> その光景をあなたが仮に、

 荒海によこたふ佐渡や天の川  と詠んだとします。これは芭蕉の

 荒海や佐渡によこたふ天河    と同じ光景です。

長谷川さんの話を要約すると、

<あなたの句は眺められた景色をそのまま五・七・五にしただけです。

そこで、芭蕉は「暑き日を」の句でしたように切れの位置を大胆に変えて、この句を

仕立てた>のです。(「暑き日を」については

 日本海に沈む巨大な太陽。  2014-02-03 で再確認してください。)

≪この切れの操作で「よこたふ」の主体は佐渡から天の川に変わり、句もただの風景

の句から荒海と天の川をつつむ壮大な宇宙の句に生れかわりました。

 次の市振のくだりでは二人の遊女とのめぐりあいが待っています。芭蕉は二つの七

夕の句から恋の気配をそのまま遊女との出会いの場面につなげたかった。とくに「荒

海や」の句の描く壮大な宇宙の片隅にある市振の宿で遊女とめぐりあいとしたかった

のです。≫

 ここで言われている「宇宙の句」とは、天の川から受ける「閑さ」は立石寺の岩に通じ、

その不変を表し、月は満ち欠けし「暑き日」は海に沈み、浪の漂いは天地の変転を示し

ています。 この天地は変転極まりない「流行」であると同時に、不変の「閑さ」に包まれ

ているということが「不易」です。

 「流行不易」という宇宙観を、立石寺から月山など羽黒三山、最上川と日本海に沈む

太陽、そして闇の中の佐渡と天の川を通じて、芭蕉は俳諧人生なかで会得したのでし

た。

 この「不易流行」の宇宙観が芭蕉の自然観、人生観へと発展していくとき、俳諧の場

において何を解決していかねばならなかったか、長谷川さんは≪この大問題に対する

芭蕉の答えは「かるみ」でした。≫と述べています。

 この「かるみ」について、「別れ」をテーマに語られるのが「市振の関」から「美濃の大垣」

までの旅程です。

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今日の日よ、さようなら。

2014-03-03 23:59:07 | どこまで続くかこのブログ

    アリバイ証明的で恐縮ですが、今日という時間に足跡を残そうとやり難いスマホで「今晩は、そしてお休みなさい」。

 

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村上から新潟へ。

2014-03-02 19:50:44 | kaeruの「おくのほそ道」

■奥の細道の旅 (3/2着信)

○現在地  村上に到着しました。

○次の目的地  新潟

○次の目的地までの距離  38.2km

○次の目的地までの歩数  51,155歩で達成です。

 「おくのほそ道」の本文には村上の記載はありません、曽良の日記に「廿八

日 村上ニ着」とあり、ここには翌日も泊まり、「七月朔日(一日) 村上ヲ立」と

記載されています、元禄二年七月一日(1689年8月15日)です。

 夏の盛りの越後路は暑いに違いありません。

「おくのほそ道」には、

≪暑湿の労に神を悩まし、病おこりて事をしるさず≫「道中の暑さと雨との苦

労に精気を疲れさせ、病気が起こって道の記の記事もしるさずにしまった。」

と記して、次の句が記されています。

 文月や六日も常の夜には似ず

 荒海や佐渡によこたふ天河

 先の句 「文月や~」 について、長谷川櫂さんのコメントを、

≪七月七日の七夕は星が恋をする夜です。この夜、天の川をはさんでまたたく

織姫と彦星が天の川をわたって出会います。そこで「文月や」の句は七夕の当

夜でけでなく前夜六日の夜空もただならぬ星の恋のときめきに満ちているという

のです。≫

 

 パソコンのキーを打つ指先も冷たい時期に、七夕の「お熱い話」もどうかと思い

つつも、三月の天の川はどんな具合かと気にかかりもします。 雲厚い感じの夜

空故見ることはできませんが、数ヵ月後の逢瀬にむけて機織る手にも牛に草を

食まさせる手にも、熱い血を感じているに違いありません。そして、昼は星影が

見えません故、虹がかかれば通い合うことも叶います。

 

 星の一字を欲しと読み虹(二字)に想いを掛けている   /  kaeru

 俳句は五・七・五、短歌は五・七・五・七・七、都々逸は七・七・七・五、です。

  ならば、これは七・五・七・五は? 分かりません。

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雨で迎えた三月。

2014-03-01 21:34:08 | kaeruの五七五

 朝、歩いている途中で降って来て、

 池を見て濡れて帰るも春雨か  /  kaeru

 「春雨じゃ、濡れて行こう」という芝居の台詞を口にしてお相手がいれば、

なおのことわざとゆっくり歩いて見せるのでしょうが、なにせ 「春時雨」 と

いう冷えた雨、厚手の外套と帽子であまり感じなかったのですが、近くの

池の面にかなりの波紋、そういうことで駄句一句。

 これだけでは申し訳ありませんから、この句をご鑑賞下さい。

 池の面の輝き失せて春時雨   /   国守さち子

 

 金子兜太監修の 『美しい日本の季語』 は「365日で味わう」とあるように

「一日一句」紹介の本で、3月1日は芭蕉の

 春雨や蓬をのばす艸の道    /  芭蕉

 (蓬=よもぎ、艸=くさ) 

 あわせて、今日3月1日の句。

 紙風船息吹き入れてかへしやる    /  西村和子

  (季語・紙風船=春) 

          田中裕明・森賀まり 『癒しの一句』 ふらんす堂

 鶯の次の声待つ吉祥天      /  加藤知世子

          大岡 信 『折々のうた 三六五日』 岩波書店

 梅二三黒地蔵あり梅五六    /  高濱虚子

  (黒地蔵=鎌倉・覚園寺)

          星野立子 『虚子一日一句』 朝日文庫

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