kaeruのつぶやき

日々のつぶやきにお付き合い下さい

二つの最終回、 そこからの始まり……。

2022-12-19 18:54:11 | kaeruの『資本論』

こんなに怠けていたのか、と思いつつ「つぶやき」開始です。

鼻水で小さな屑入れですが3回もテッシュで一杯にしてグズグズしていました。でも熱が出るわけでもなく、汗もそれほどかかず過ぎました。怠け病だけですんだのは、怠け神様の御利益だと感謝しています。

さて……、

昨日18日、タイトルのようにまずは「鎌倉殿の13人」が第48回目で最終回、これはまあ全国的に知られたことです。もう一つはこちら、

『資本論』第一部の講義の8回目で最後の回です。

「鎌倉殿の13人」は説明する必要はないので、この意義について……。

もちろん『資本論』については鎌倉殿以上に説明無用でしょう。今年の4月に第1回が始まり月1回の割合で参議院選の6月を外して、12月まで8回、第1部の講義でした。

タイトルで「それからの始まり……」と書きましたのは、「資本論」の方で言うと講師の石川先生の言葉です。1部が終われば2部ヘ、「2部の講義」の予定が語られると思いもしたのですが、そうではなく、

と言うことなんです。

そこでkaeruとしても「第1部を読み返す」、この講義の4月の第1回に戻りYouTubeを手掛かりに『資本論』第1部第1分冊に目を通そうと思います、年内にはその第一回目を……。

『資本論』の方はそうやって始めたとしても、「鎌倉殿」の方は? 

これも考えてみました、続「鎌倉殿」はどうなるのか、と……、やはり泰時を追わなければと思います。頼朝から始まった「13人」時代は、泰時に繋げる一時代で鎌倉時代のスタート時代だったのではないでしょうか。この大河ドラマを見る前の私の「鎌倉」と言えば頼朝より義経が大きい存在で、その二人以外で名前の上がるのは時宗と日蓮でしょう。

そんな頭に和田の地名と三浦一族の何人かが入り込み、三浦半島規模の広がりがアップされました。鎌倉というかっての首都の一軒おいた隣に住んでいるのですから、地の利をいかして日本史の重要な転期であった鎌倉時代を生き生きと理解するのは隣人としての利点でしょう。

この本を図書館から借りて読みだすことから始めましょう、多分新年から……。 

北条泰時 - 株式会社 吉川弘文館 安政4年(1857)創業、歴史学中心の人文書出版社

北条泰時 - 株式会社 吉川弘文館 安政4年(1857)創業、歴史学中心の人文書出版社

 

 

くしゃみ三回、 早寝した。

2022-12-07 20:39:30 | 健康・からだ

「いつかまたあおう」「いつかにあおう」を漢字を入れて書けば、

「何時か又会おう」「五日に会おう」になります。

一日、二日、三日、四日を、一、二、三、四、

色付きの3行は昨夜途中まで、

〝一日遅れの 「五日」 論〟

タイトルして書き出したところです。今日のタイトル通り「四、」当たりでくしゃみが出たり鼻水が……、そこで床にもぐったのですが寒気がしてきまして、「つぶやき」中止。

今日一日中鼻水、久しぶりの風邪、と言っても鼻風邪でおさまっているようで熱発汗という状況には至っていませんが、油断大敵、寝てることにしてます。

皆さんも風邪にもコロナにも気をつけて、年末ですが……。


師走月、 「五日目は来春の一斉地方選挙に向けて」 YouTubeを❣️

2022-12-05 23:01:17 | 日本共産党のこと。

 

会場近隣の教会から牧師さんの応援挨拶、

壇上で紹介された候補者の一人、藤沢市の新人の初々しい発言です、

弁士 志位委員長

昨年、山中横浜市長を生み出して……、

川崎市でも、

地方選挙での日本共産党の躍進は、岸田政権を追いつめる、

平和を望む世界に向けて、戦争の心配の無いアジアへの道すじ、日本共産党の提案がアジア各国の政党の支持を得て……、

 

 


師走月、 四日目 そして日曜日。

2022-12-04 21:13:41 | 算数+数学

土曜日・3日の寝る時「明日は8時半に起きる」と予定に書き込んだからハッキリと記録されています。6時半ごろトイレに起きあと2時間寝れると床に戻ったのは良いのですが、iPadで竜王戦の結果を見出したら眠ろうという気持ちと見続けようという気持が混在して、結局8時近くに再眠床を抜け出したのは昼過ぎになりました。

これが日曜日の良さ!我が家では日曜日の朝食時間は、フリーなのです。ただ問題はそれが他の曜日にも広がり出していて、これはまずいと反省のためにここにつぶやいておきます。

さて「四日」を読み込んだことわざなどです、

わずか7例です、「三日」101〜114例に比べてこの差をどうみたらいいのか? と思ってしまいます。因みに「ついたち・一日」から「とうか・十日」までの例示数を示すと、

一日(朔日)=20例 二日=8例 三日=101例 四日=7例 

五日=8例 六日=5例 七日(なぬか・なのか)=37例 八日=13例 

九日=9例 十日=32例

これは「昨日 今日 明日」という三日間が「過去・現在・未来」の最短期間単位であり生活感覚としてあったということでしょう。もうひとつ、七日が比較的多いのも面白いと思います、この37例については、七日目に紹介しましょう。


師走月、 三日目 そろそろ三日坊主ですかな。

2022-12-03 21:33:16 | どこまで続くかこのブログ

今日が12月3日、あと28日でお正月、と言うのは早過ぎます。ついたち、ふつか、みっか……、このあとよっか、いつか、むいか……。

「三日」を含んだことわざを幾つ言えますか?

『故事俗信 ことわざ大辞典』の「みっか」は、

「あくびを一緒にすれば三日従兄」から始まって、「嫁と姑の仲のよいのは三日」まで101例載ってます。ページの下の段の「三日越し」など含めると114になります。

犬猫も三日飼えば恩を忘れず  

獅子は生まれて三日にして虎を食う気あり

士別れて三日まさに刮目して相待つべし (男子三日見ざれば刮目して見るべし、と覚えていました)

三日坊主 (歌舞伎のセリフとして「酒と一緒に髪を切り金毘羅様へ願掛けも、十日と持たぬ三日坊主」)

世の中は三日見ぬ間の桜かな (蓼太句集) 

などなど……。

ところで、この『大辞典』で「ふつか」は八例あります、

では「よっか」は? 四日目に……。

 


「第2日目」、 つぶやき追加。

2022-12-02 22:55:47 | どこまで続くかこのブログ

「分かる、分かる」は「読めば」ですからその一部でも読まねば、「分からぬ」ですからその一部を……、

ページを広げただけで立読みして下さい、というのもカエルらしくないので2ページ分を文字移ししておきます。

《父親から子供へ伝えたいこと》

(1)「試行錯誤」が人をつくる
 子供がいろいろなことを身につけるのもすべて試行錯誤というプロセスを経る。 大人が困難を解決するときも同じである。スラスラ通りぬけたり、通りぬけ方を教わったのでは人は人になれない。おそらく猿から人になるためにも何百万年もの試行錯誤があったはずである。 系統発生でおこったことは個体発生の中でもくりかえされなければならない。

(2)歴史的な見方ができるようになれ
 現在は過去の歴史の上にのっている。 その歴史に規定されている。現在の複雑な現象を正確につかまえるには過去の歴史を知らなくてはならない。
 近現代史——ことに戦後史を学問として学んでいないことが現代をみる目を鈍らせている。明治維新以後の近代史を独学せよ。 そうすれば歴史はたえず進歩するものでもないことを知るであろう。 時に後退し崩壊することもあるのである。

(3)物事を相対的にみよ
 自分に困難がおそったとき人は視野が狭くなり視点が固定しがちである。 自分よりもっと困難な人がいること、その人も必死に生きようとしていることを見よ。また、陥った困難が逆につくり出している有利な点を考えよ。
 たとえば病で臥したとき、それは休息のときでもあり、いつも考える時間もない人生をふりかえる貴重な時でもあり、やろうにもやれない語学や長編小説を読む好機でもある。
 こういう風になるためには、常日頃から、立場を逆転させて考える習慣をもつことである。私が相手だったら、相手はどう考えどう動くかと......。

(4)人の価値を決めるのは意志力である
 明晰な頭脳でも豊かな感性でもない。こうと思ったらやりつづける意志力である。

 遅くともよい。 未到でもよい。 意志がつよくなるにはライバルがいる。 自分にとって、一番のライバルは自分である。 自分の内なる、 サポリ好きの自分に克たねばならぬ。

(5)国民として生きる前に地球人として生きよ
 個人としての欲望も、国家としての覇権も、二十一世紀では、地球を保全する努力の前にとりさげざるをえなくなる。 今すぐやめても間に合わぬほどの産業廃棄物がすでにこの水の惑星の生命をおびやかしている。温暖化、オゾン層の破壊、内分泌攪乱物……どれ一つとっても、もう手おくかもしれないのである。


 何かすごく格調の高いものなってしまった。こう並べてみると、 つよがりの私が苦しい思いで受けいれてきた教訓であったり、我が子の世代に欠落している視点であることに気付く。
 親から子へ遺す言葉は「一つ」がいい。 五つもあっては、言われた方もこまっちゃうし、ひき

(p88以降 立読みか買ってか借りてかして読む)


師走月、 第2日目ですな。 

2022-12-02 22:10:19 | どこまで続くかこのブログ

これは昨日の「つぶやき=師走月、第一日目」へのワイコマさんへの返信コメントで、「この後については、ブログで……。」の続き。

歴史的見方 (カエル)    2022-12-02 22:04:04

中沢正夫という精神科医が書いた本に、自分の子供へ「伝いたいこと」として5つのことが書かれています、その2番目に「歴史的な見方ができるようになれ」とあります。

「現在は過去の歴史の上にのっている。その歴史に規定されている。現在の複雑な現象を正確につかまえるには過去の歴史を知らなくてはならない。
 近・現代史ーーことに戦後史を学問として学んでいないことが現代をみる目を鈍らせている。明治維新以後の近代史を独学せよ。そうすれば歴史はたえず進歩するものでもないことを知るであろう。時に後退し崩壊することもあるのである」

この後については、ブログで……。

「中沢正夫」を検索すると( 中沢正夫 - Wikipedia  )

略歴に「代々木病院精神科部長」とあります。私が先生に診て貰ったのは部長の頃なのかその前なのかわかりませんが、確かに代々木病院の一室で話を聴いて頂き幾つかテスト的なことがあったと思います。

診断結果として「疲れているのです、休みを取りなさい。自然の中に入ってゆっくりすること、良い絵を観るとか音楽を聴くとかする時間を持つことです」と。

当時、ある意味で猛烈社員的な日常でした、ある朝突然事務所の玄関前からクルリと戻って……、その日一日都内をぶらついて自分でも「これはヤバイ」と感じて病院へ向かったのでした。その時に休みをとり出かけた奥只見の光景が、列車の響きとともに快く身体全体を揺すってくれました。

先生の芸術鑑賞の勧めには応えているとは言えませんが、芸術が人一人の精神を支えるものだという理解は持ち続けています。

さて、上に引用した一節はこの本からです、

 1937年生まれ、私と同じ年齢でこれを出されたのが2000年ですから63歳ですね。老人初体験記とでも称すべき本で読めば「分かる、分かる」という内容です。


師走月、 第一日目。

2022-12-01 18:31:39 | どこまで続くかこのブログ

師走、走り出した師の後を追いかけない弟子、そんな風に2022年の終わり月の第1日が始まり、あと4時間くらいで12月2日になります。当たり前の時間経過ですが、こんな風に書いていると何だか神妙になるのは文系傾向のなせる気分なのでしょうか。

今日はこちらの講演会に行くつもりでした、

ところが昨日歩き過ぎたのか、右足が痛むのです。多分晴れて小春日和とでもいう天気でしたら足の方も動きたくなっていたかもしれませんが、小雨でも降りそうな模様で、2日続きの出歩きは気をつけな、という身体奥からの黄色信号と受け止めて自宅に。

足がダメならば頭を使いなさい、とのR先生の無言での数学問題がLINE送りに、気持ちが向くかと言うとそうならないのが文系気分で動きやすいという現れです。親の心子知らず、師の思い弟子知らず、なのです。

数学問題に目を向けない穴埋めにこちらを、

講演会はこの本の出版記念として開かれたもので、実は聞きたい内容なのですがiPadの集音機能が不調で会場に行っても聴き取れなかったと思います。本は是非読みたいのです、先日から網野善彦著『「日本」とは何か』(講談社 日本の歴史00巻)を読み出していたので、その「列島社会の地域的差違」などと繋がる論理立てが児島さんの「東夷」に通じているのかとも思えます。

東大で歴史学を学び教師として高校の教壇に立ち、日本共産党の鎌倉市議会議員で8期、歴史的にも住民生活からも行政のあり方、住民と政治からも鎌倉を知り尽くしたこの人の筆が描き出す鎌倉歴史は、地域としての鎌倉、日本史のなかでの鎌倉時代の位置を認識するうえで確たるものを与えてくれるに違いありません。

手元に届きましたら、紹介させて貰います。