kaeruのつぶやき

日々のつぶやきにお付き合い下さい

半月前はメーデーでした。

2024-05-16 10:27:35 | どこまで続くかこのブログ

昨日、「五月が瞬く間に半分過ぎた」とタイトルを考えていたのですが、あるものを読み出して時間を食い、今日16日の午前2時過ぎ眠りこんでしまいました。

5月の始まり1日はメーデー、この辺の地域の労組が中心になって鎌倉で集会と行進があるのは承知していたのですが句会が重なり、場所の違いはありますが同じ鎌倉に向かいました。

句会でどなたかから、こんな句が、

メーデーの日だと気がつく句会の日

まことにその通り、という句。

やはりメーデーは5月1日であるべきだという思いを強くします。どういう歴史を受け止めながら次の時代に向かうのか、あらためて労働者の祭典は何を祝うのか、歳時記にも書かれています。

『角川俳句大歳時記 夏』(2006年版)

「季語・メーデー」が載っているページです。

「沖縄忌」と「海の日」も載っていますがメーデーに「初」、沖縄忌は「仲」海の日では「晩」とあるのは、初夏、仲夏、晩夏の示す略号です、夏期を通じては「三」と表示されます。

解説 五月一日に行われる国際的な労働者の祭典。一八八六年、アメリカでの八時間労働制要求のストライキが発端と」(次ページに続く)

「メーデー」の解説の続きと例句です、

古沢太穂さんの句が詠んだような景が今年の鎌倉でのメーデーだったのでしょう、雨でした。

来年の5月1日は木曜日、句会とは重なりません。久しぶりに労働者諸氏と労働組合旗と共に……、足腰を鍛えておかなければという気になります。


昨日のチラシ文字版と神奈川4区総選挙情勢

2024-05-14 16:40:28 | せいじの政治カフェ

昨日の「4区市民集会」チラシのなかの文字部分を写します。

写真版でも読めそうですが、色を替えてみましょう。

 私たちは、2017年と2021年の衆議院選挙で、 立憲野党と市民の共同
によって、 神奈川4区 (鎌倉市・横浜市栄区・逗子市・葉山町)から、地域
ただ一人の国政への代表として、 早稲田ゆきさんを国会に送り出すこと
ができました。
 いま、裏金問題に蓋をしたまま、 岸田内閣による衆議院解散、 総選挙
が年内にも行われようとしています。 浅尾氏が参議院議員になったことで
今回自民党候補者が1本化し、 これまでにない厳しい状況があります。し
かし、「マザームーン」発言の統一教会ズプズプの自民党候補を当選さ
せることはできません。
 旧統一教会による政界工作を長年取材してきた鈴木エイト氏から同教に よる
神奈川“汚染”などについて講演していただきます市民と立憲野党の共闘を本格的なものに前進させ、前回を大幅に上回る得票を得て、私達の代
表を必ず勝利させたいと願います。 旧統一教会との癒着を断ち切れす、 国
 民には大軍拡大増税、 自分たちは裏金で脱税の自民党政治を終わらせま
しょう。 多くの皆様の参加を呼びかけます。

ここで指摘している「今回自民党候補が1本化し、これまでにない厳しい状況」とは、チラシ裏にある4区の直近の国政選挙の結果表を見れば歴然とします。

2回の衆議院選挙での得票数を、早稲田🆚自民(+維新) でみると、

2017年 67020🆚107195(100:160)

2021年 66841🆚127757(100:191)

参議院選(2022年)では、水野+浅香+寺崎🆚浅尾+三原+松沢+三浦 でみます。 49293🆚119501 (100:242)

なぜこの数値に維新を加えるかは、迎えるべき総選挙に維新がこの選挙区に新人をたてたからです。

 

 


シャーロック・ホームズ 「日付の研究」

2024-05-12 23:47:16 | kaeruの『資本論』

シャーロック・ホームズとワトソンが出会い共同生活を始め、最初の「事件」がコレです。

緋色の研究

で、このなかに3月4日という日付が出てくるのですが、

「三月四日のことだった。これは、覚えていても不思議ではない日付だ。」(「推理の科学③」)

その後の方で、(「トビアス・グレッグソンの調査結果①」)

「二人は今月4日火曜日に女主人に別れを告げ」(この「二人」とはホームズとワトソンではなく、事件中の者たち)

という(作中の)新聞記事が引用されています。

ネットでシャーロック・ホームズを「検索」すると、この3月4日は1881年としているのですが、カレンダーでは火曜日でなく金曜日です。

ワトソンの書き出しが「1878年、私は〜」からはじまっていまして、日時を追って来ますと、この頃が1881年以前ではないと言えます。

そこで、3月4日が火曜日を見ていきますと、1884年の3月4日が火曜日なのですが……。

1881年でしたら、このロンドンにマルクスは生きていました。不破さんの『「資本論」探究 全三部を歴史的に読む』の「年譜」では、

「3〜6月 ジョン・ラポックの著書『文明の起源と人類の原始状態』(1870年)の摘要をつくる」

とあります。

1884年の3月4日では、前年の3月14日にマルクスは亡くなったいますので、ロンドンではマルクスの遺志を受けてエンゲルスが、

(同不破著書によると)

84年 3月〜5月 マルクスの遺稿「モーガン『古代社会』摘要」を指針に、『家族、私有財産および国家の起源』を執筆。

と、あります。

何れにしても、1881〜1884にかけて、世界史をつくっていた資本主義の最も発達してたイギリスはロンドンで、人類史上稀にみるマルクスとエンゲルスという頭脳の組み合わせが「人類史の科学的探究」に取り組んでいました。そして、同じでこれまた稀にみる探偵的頭脳の組み合わせが、「刑事諸氏を悩ませる」事件の解明に取り組んでいたのです。


一年前にも「つぶやき」ました。

2024-05-11 22:14:44 | 逗子 鎌倉 それぞれ

タイトルの意味を分かってもらうには、まずこれ、

昨日できたばかりのチラシです。

こちらは丁度一年前の「つぶやき」です。野村先生の創作『砲台に消えた子どもたち』は1973・昭48年出版でした。その「短編」として野村先生が書かれたものです。この「つぶやき」のなかで「全文に渡って紹介する」と言っているのですが、その後の「つぶやき」に出て来てません。

12ページという文章がいま手元にありませんので、知人から借りてでも6月22日前には紹介できるようにしたいと思います。

「戦前」 にしないために 「戦後」 を知る。 - kaeruのつぶやき

「戦前」 にしないために 「戦後」 を知る。 - kaeruのつぶやき

(昨日「つぶやき」ましたが投稿されていませんでしたので……)昨日は「逗子の歴史を学ぶ会」の月例会、先月は選挙で先々月は体調を崩して休んでいたので3ヶ...

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野村昇司さんが創作『砲台に消えた子どもたち』を書かれ出版されたのは1973・昭和38年でした。それがあったこともあって郷土史家黒田先生の注目することとなり、犠牲者の消息を書き残すことに繋がりました。

一年前の「つぶやき」もそういう経緯の一過程で、それは同時にご遺族等長い労苦に僅かでも報い得ることであったか、と思います。


薄寒い朝

2024-05-10 17:59:42 | どこまで続くかこのブログ

昨夜は「寒い!」ってつぶやきました、いや叫びました。かなり大きい声でしたから台所にいた妻にも聞こえたのでしょう。

今朝は厚着をして出かけました、毛糸の長袖に厚手のジャケットを羽織って……。でも、「寒い!」と叫ぶほどではないにしても「うす寒いなー」の「つぶやき」で40分ほどのコースを歩いて来ました。

ワイコマさんだったら「今朝の気温は」と書きだすところだなぁ、自分のスマホで分からないのか? と思いつつ「葉山町気温」でググったら、「10° 」「体感温度」まで9°、と。更に湿度70%とか降水確率、風速まで……。

念のため18:18の現在は、


寒い!

2024-05-09 21:03:50 | どこまで続くかこのブログ

夕食時、一階に降りて思わず「寒い」と言ってしまいました。二階で机に向かっていて、暖房を入れていたのです。一階の暖房機にもスイッチが入っていましたが、身体近くでの暖房とでは矢張り違います。

「風邪ひいたんじゃないの、私は寒くない」と、買い物から帰って来たばかりの妻は言います。身体の動かし方が違えば、エネルギー発揮の様子も違うでしょう、その差からきているかも知れません。

こういう時は、翔子さんの書からも力を貰えますが、こういう自然の力を眼裏に送り込んで、早目に寝てしまうのも上手の手というものでしょう。

建長寺の樹齢760年の柏槙(びゃくしん)とか……、見事な歳の重ねです。

いい夢を見られそうです、お休みなさい。


もう一日、金澤翔子書展文字は「言霊」

2024-05-08 01:17:42 | 観る、聴く

一昨日から3日目、今日はこの書「言霊・ことだま」です。この書展には幾つくらいの書が掲示されいたのか。妻の説明では係の人の話として、今年新しく出された書は3点だったそうです。

するとかなり6年前にも観ているのでしょうが、「四十九年」の書のようにまったく記憶に無いのが殆どです。

今回は以前には受け止められなかった、躍動感が伝わって来ました。

 

昨日もアップしました6年前のこの姿、

これを観ながら妻の言うのは「この年から、ね」。

この年の12月に娘が末期がんの身体で、実家である葉山に移って来ました。病院での通常の治療を拒否し、いわゆる民間治療のアレコレに頼った日々。妻の日常は娘と一体になり、更に夏には私の膀胱がん罹患が重なり、その8月娘の死去のあとも私の入院手術に……。私の場合は有り難い!のひと言が思いで、抗がん剤を服用したのが一度きりで退院後も薬の服用無しでした。

ところが翌年コロナ禍の時期、私が心臓で入院手術カテーテル治療を2カ所、これも無事終わったのですが、妻の全心身への負担は今も引きずっています。それら全体を通じて私たち2人の金澤翔子さんの書を観る目は、深まったと気がつきました。

特に「言霊」の二字に惹かれました。

この一冊には「言霊」が載っているとのことでしたので入手、

こちらが本、

こちらがそのページの「言霊」、

書という文字が語りかけてくるのは、生命そのもの、翔子さんの躍動感です。


昨日の続きです。

2024-05-07 23:32:12 | 観る、聴く

この写真は昨日の金澤翔子さんの書展で、

同じ書ですが、こちらは6年前、

昨日この書の前に座った時も、その前に目にした時も「6年前にも観た」とは思いませんでした。況してやこの大筆を持ったことなどまったく気が付きませんでした。

それどころか、翔子さんが今年四十歳になると聞いていたので、「ここに四十九って書いてある」などと申し訳ないことを喋っていました。

係の人が「これはお釈迦様の言葉です」言われて、我が無知蒙昧の深さに自ら恐れ入ったわけです。来年は心を入れ替えて座り直して来なければ、と思いこの一年足腰を鍛え直さねばと無信心の心に喝を入れました。

ここにカナロコさんの一枚をお借りします、

「素直な字」 鎌倉、ダウン症の書家・金澤翔子さんの書展 | 話題 | カナロコ by 神奈川新聞

「素直な字」 鎌倉、ダウン症の書家・金澤翔子さんの書展 | 話題 | カナロコ by 神奈川新聞

県立障害者施設「津久井やまゆり園」での殺傷事件を受けて県が憲章として掲げた「ともに生きる(社会)」の題字の書を手掛けたことで知られるダウン症の書家・金澤翔子さん...

カナロコ by 神奈川新聞

 

連休最終日というより……。

2024-05-06 21:21:14 | 観る、聴く

このタイトルは、こう続きます、「〜より、金澤翔子さん書展最終日」。

一昨日の「しんぶん赤旗」に載っていて、

妻が気付いて、昨日行く予定だったのです。でも、昨日まで6月にやる「集い」の準備で慌しく過ごしていて、今日になってしまったのです。

確か以前にも行っていると「つぶやき」を遡りましたら、丁度6年前の今日・5月6日に、

感謝。 - kaeruのつぶやき

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久しぶりにkaeru夫人と鎌倉へ、建長寺での金澤さんの書展です。会場入口には「般若心経」。受付に祥子さんが居れましたので、係の人に「持ってごらんなさい」と言われて、い...

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この日には、妻が大きな筆を持たせてもらったのですが、今日は

同じ書の前で御座りをして来ました、さて来年は座れるか?