ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

あたふたフランス旅行(14)

2011-02-14 06:00:00 | 旅日記
モン・サン・ミッシェル(続き)
ここから「あたふた」することが多くなりました。



王の門をくぐり大賑わいのグランド・リュー通りに入ります。



「プーローラーおばさん」の店先です。有名なビスケットやワイン、カルパトス(リンゴ酒
シードルを蒸留したブランデー)などが並んでいます。



通りにはこんなお土産屋さんもありました。ゴーガイル(怪物を象った雨樋)のミニチュア
が並んでいます。



島の中央にあるベネディクト修道院が近くなりました。
修道院の歴史は966年にまで遡りますが、何度も崩壊の危機に見舞われ修復が繰り返されて
きました。



ここからは急角度の石段が続きます。



急に♀ペンがしゃがみ込みました。この時点では、フランスに着いてから食欲を失くして
殆ど食事を摂っていないので、力が入らないのかと思っていました。



しばらく休んでふらつく足を励まし、グループから少し遅れながらも最上層の西テラスに
立ちました。三方が開け、素晴らしい展望が得られます。



聖堂と尖塔を背に。



モン・サン・ミッシェルは708年、大司教オベールの夢に大天使ミカエルが現れ、「この岩山
に聖堂を建てよ」と命じられて礼拝堂を作ったことに始まるとされています。
尖塔の上には、長い剣を振りかざす黄金のミカエル像が燦然と輝いています。



テラスから見下ろす島への堤防の道。おびただしい数の車が列をなしています。








修道院の内部へ入ります。最上層の聖堂です。(この項、続きます)