花耀亭日記

何でもありの気まぐれ日記

東京へ行ってきた(ma senza contanti) (;'∀')

2022-05-28 00:31:18 | 国内旅行

東京都美術館「スコットランド国立美術館 美の巨匠たち」展を観るため、日帰りで東京に行ってきた。6月10日から外国人観光客受け入れが開始されるようだが、その前に観た方が良いと判断してのことだった。

で、東北新幹線で上野に向かったのだが、大宮を過ぎて降りる準備のためバッグの中を整理していたら、なんと!財布が見当たらないっ!! Accidenti! 別のバッグから移すのを忘れていた... 

どうする...??

幸いなのは、展覧会チケット(バーコード)と帰りの新幹線チケットは持っていたこと。更に、昼食用(?)プロテイン・バー2本とほうじ茶ペットボトル(小)も持参している。

しかし...

困ったのは、展覧会を観た後に国立西洋美術館の常設展も観る予定で、チケットは当日窓口で買うつもりだったこと。でも、現金(&カード)が無いし...帰りの新幹線チケットも西美鑑賞時間を考えて購入したし...。

ひょっとして小銭があるかも?と、バッグの中をひっくり返しても、1円も出てこない。現金の代わりに利用できそうなのは...スマホのPayPayとSuicaだけ...

とにかく行ってみよう! と、上野に着いてから、すぐに国立西洋美術館チケット窓口に向かった。PayPayかSuicaで購入できませんか?と聞いてみると...おおお!Suicaなら買えるとのこと!!  Suica凄い!!お役立ち

ということで、予定通りに都美で展覧会を観て、西美で常設展を観て、無事に上野から仙台に帰って来れたのだった。やれやれ...

ちなみに、久々に観る西美の《カレーの市民》の設置台が、以前(改修前)より低くなったような気がしたのだが...気のせいかな?? もしかして、カレー市庁舎前の台座を参考にしたり???

オーギュスト・ロダン《カレーの市民》(1884-88年 原型)国立西洋美術館


大人の休日作-冬寒篇。

2020-01-28 23:37:52 | 国内旅行

新型コロナウィルス+春節!で心配しながらも、「大人の休日作戦」で東京に行ってきた。主目的は人間ドッグなのだが、当然のように抱き合わせで展覧会を観た。

・ダ・ヴィンチ没後500年記念「夢の実現」展(代官山ヒルサイドフォーラム)

http://leonardo500.jp/

ゲストのむろさんさん情報で、これは観なければ!と。お蔭さまで駆け込みセーフ(^^)v。未完作品をCGを使い再現する試みで、興味津々の内容だった。

・「ブダペスト-ヨーロッパとハンガリーの美術400年」展(国立新美術館)

https://budapest.exhn.jp/

 ティツィアーノ作品も来日♪  年代的にも地域的(ヨーロッパの)にも幅のある作品展開だった。後半はハンガリーの画家作品も並び、なかなかに興味深かった。

・「窓展」(東京国立近代美術館)

https://www.momat.go.jp/am/exhibition/windows/

「窓」と言ったらアルベルティ。古代から現代アートまで「窓」を描く作品のなんと多いことか!MSのWindowsだってね(笑)。嬉しかったのはファン・エイク《宰相ロランの聖母》やカラヴァッジョ《マタイの召命》の作品紹介も登場したこと(^^)v。

ということで、追々「サクッと感想」を書きたいと思う


再び東京1泊2日(^^ゞ

2019-11-13 23:58:12 | 国内旅行

先月末に東京・名古屋・京都へ旅行し、展覧会感想もまだ書いていないのに(汗)、再び東京に行ってきた。今回は...

◆国立西洋美術館

・「ハプスブルク展」 

        

・「内藤コレクション展-ゴシック写本の小宇宙」 

◆上野の森美術館

「ゴッホ展」

 ◆東京国立博物館

・「正倉院展」後期  

・「文化財よ、永遠に」

・「国宝 聖徳太子絵伝」(法隆寺館)

 (法隆寺館からの眺め)

もちろん、国立西洋美術館と東京国立博物館(本館)では常設展もチェックした。

東京・名古屋・京都の展覧会感想も頑張って書かなくちゃね。ちなみに、東博の「正倉院展」は前期と後期を合わせて感想を書きたいと思う。


駆け足旅行(東京・名古屋・京都)前篇

2019-11-01 22:23:16 | 国内旅行

今年の秋は国内の展覧会が充実しているので、恒例の海外旅行はパスすることにし、2泊3日の駆け足で、東京→名古屋→京都と、慌ただしく巡ってしまった。主目的は当然あの!展覧会(笑)。

ちなみに、各展覧会の感想文は後日(近日)に書く予定なので、悪しからず

今回の旅行計画は早めに立てていたのだが、なんと!ゲストのmomoさんの西日本出張シリーズの名古屋出張日に重なり(ホテルも近かった!)、忙しいmomoさんを名古屋駅で掴まえ、夕食をご一緒したのだった。おかげで、展覧会+αの楽しい旅行となった。(Grazie!!>momoさん)

さて、1日目は...

東京国立博物館 「正倉院の世界」展(前期)

正倉院の超絶技巧の宝物の数々を観終わった後は、東京藝術大学図書館に向かい、ゲストのむろさんさん情報でぜひチェックしたかった雑誌の閲覧とコピーをした。(感謝!!>むろさんさん)

遅めのランチは国立西洋美術の「睡蓮」でしたのだが、当然「ハプスブルグ展」を観る時間は無く、次回の上京時に「正倉院展」後期と一緒に観ようと思っている。ウィーン美術史美術館は去年行っているので、今回は急ぐこともないかなぁと、ちょっと余裕かな。食後は急ぎ足で、東京駅から新幹線で名古屋に向かう。

広島から新幹線で名古屋入りするmomoさんと、車内でメールをやりとりし、なんとか無事に名古屋駅で合流。ふたりで軽くイタリアンの夕食(ワインもね♪)。momoさんは翌日もお仕事なのに、お付き合いさせてごめんなさい

ということで、2日目は...

名古屋市美術館 「カラヴァッジョ展」

美術館前のポスターが《洗礼者聖ヨハネ》だったので、えっ‼ダヴィデは?? と、不安でドキドキしてしまったが、大丈夫‼ ボルゲーゼからちゃ~んと来ていた。展示作品は個人蔵作品が多く、美術館所蔵はボルゲーゼとサバウダが目に付いたぐらいで、今回の展覧会の傾向が察しられた。8点の貸出し不可は本当に痛手だったと思う。

展覧会の後は、重い図録を持ちながら!地下鉄&歩きで名古屋城に向かった。

前回の名古屋旅行では、名古屋ボストン美術館と徳川美術館しか見ていないので、今回はぜひ名古屋城を見たいと思っていた。さすがに徳川家のお城!!敷地も広く石垣も立派だし、堀に水が張られていない分、その深さが良く分かった。

で、歩いて腹ペコ、すっかり遅くなった昼食(?)は、ぜひ「ひつまぶし」を食べたかったので、ネットで調べ、ホテルも近い名鉄百貨店「まるや」に。

しゃもじでご飯を四分割した後で写真を撮ったので、ちょっと崩れているかも(汗)。本場の「ひつまぶし」は出し汁も含めお美味しゅうございました

で、食後にお煎茶を頂きながらメールをチェックしていたら、momoさんからのメールが! なんと、今仕事が終わり、「カラヴァッジョ展」は無理そうとのこと。仕事だから仕方がないのだけど、可哀そう!!

その後、一緒にお茶する時間が少しだけあり(紅茶ご馳走様!)、momoさんは名古屋(中部)空港から仙台へ、私は新幹線で京都へと向かった。

さて、3日目は...ということで、後篇(京都篇)は次回に続く


「大人の休日作戦」梅雨寒篇

2019-07-14 23:36:57 | 国内旅行

6月中は色々とバタバタして忙しかったのだが、そんな気ぜわしい折、なんと!メインで使っているノートPCのコードを足に引っ掛け、棚の上からPCが落ちてヒンジ部分が破損、画面が幽霊状態になってしまった!! 7月になり修理に出したものの、もしかして買い替えが必要になるかもしれない。(現在、旅行用PCをメイン用にカスタマイズ(?)してようやく使用開始)

という悲しい事件が進行中だったにもかかわらず、それでも懲りずに恒例の「大人の休日作戦」に出かけてしまった

さて、今回観た展覧会は...

・Bunkamuraミュージアム 「印象派への旅」

バレル・コレクションはグラスゴーにあるから、今回の展覧会は貴重な機会だったと思う。チラシ表紙のドガ作品やゴッホ《アレクサンダー・リードの肖像》など、見応えのある印象派作品が並んでいた。ちなみに、セザンヌ《倒れた果物かご》(ケルヴィングローヴ美術館)が気に入ったのは、やはり「果物籠」だからだろうか

サントリー美術館 「遊びの流儀」展

いつの時代でも、気晴らし=遊び、は必要である。当時の「盤双六」や「うんすんかるた」がバックギャモンやトランプ由来だったなんて、桃山~江戸初期とバロック時代(カラヴァッジョ《いかさま師》の世界)が同時進行的だと了解できちゃうのだから面白い

・国立西洋美術館 「松方コレクション展」(常設展&「モダン・ウーマン」展含む)

松方コレクションの全容を改めて知るとともに、時代の不運で焼失・散逸していなかったら...と、感慨深いものがあった。それでも、一部分なのかもしれないが、国立西洋美術館の常設展で観ることのできるのは幸せだと思う。フランス政府に留め置かれたゴッホ《アルルの寝室》も今回展示されていたし、修復されたモネ《睡蓮の池》(痛みが酷い)&CG復元映像も見れたし、きっと天国の松方幸次郎も喜んでいるだろう。


東京2日間。

2019-05-15 22:01:29 | 国内旅行

東京に行ってきた。今回観た展覧会は...

・「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」(国立新美術館)

 https://artexhibition.jp/wienmodern2019/

 

・「ギュスターヴ・モロー展 ― サロメと宿命の女たち ―」(パナソニック汐留ミュージアム)

 https://panasonic.co.jp/ls/museum/exhibition/19/190406/

 

・「クリムト展 ウィーンと日本 1900」(東京都美術館)

 https://klimt2019.jp/

 

・「美を紡ぐ 日本美術の名品 ―雪舟、永徳から光琳、北斎まで―」(東京国立博物館)

 https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1942

 

上野では下↓ のチラシをGet。三つ折りなのだが、表裏の作品が「なるほど~」で、クリヴェッリ作品はどうやら「あなたの知らない傑作。」らしい

で、ちなみに名古屋の「カラヴァッジョ展」チラシもあった(折皺&ヨレはお許しあれ)。

名古屋は「関東圏の人は名古屋で観てね!」と勧誘意欲満々のようで、じゃぁ、東北スルーの私たちはどうするんだい?? 札幌はやる気無いようだし、やはり名古屋に行くしかないのだろうなぁ


寒中「大人の休日作戦」。

2019-01-31 00:00:21 | 国内旅行

冬の寒さは大嫌いだ。ということで、恒例の「大人の休日作戦」は仙台より少しは暖かい東京で避寒と決め込んだ。美術館&博物館だけでなく、久々にデパート巡りもしたし、セールでお買い物もしたし(安物買いの銭失いとも言う)、疲れ果てたものの充実の休日作戦だった。 

さて、今回観たものは…

★上野の森美術館「フェルメール展」

https://www.vermeer.jp/

いやぁ、アムステルダム国立美術館からテル・ブリュッヘン《マギの礼拝》が来日していて驚いた!!「フェルメール並べるだけ展」だと思っていたら(汗)、予想以上に満足感のある展覧会で良かった。 

★東京国立博物館

 ・常設展(本館・東洋館)

 ・ミュージアムシアター「風神雷神図のウラ-夏秋草図に秘めた想い-

     なにしろ、ず~っと前から裏表の状態で観たかった屏風なので、バーチャルとは言え本当に嬉しい企画だった!!

 ・特集「王羲之書法の残影―唐時代への道程」が展示されていた。

 ちょうど平成館で特別展「顔真卿-王羲之を超えた名筆」が開催中であり(書道はよくわからないのでパス)、東洋館ではその関連としての特集展示のようだった。拓本の文字書体も色々あってド素人的にも楽しめた


忙中「大人の休日作戦」(^^;

2018-12-20 00:46:22 | 国内旅行

一難去ってまた一難…旅行から帰ると神経をすり減らすような出来事が怒涛の如く色々ありましたが、ようやく!落ち着きました(ほ~っ)。先に書いた内装の件(原状回悪)も(来年になりますが)再工事が決まりました。その他にも本当に色々なことが起こったのですが、どうにか解決でき、なんとか落ち着いて年越しができそうです。

そんな中、実は「大人の休日作戦」をあわただしく実行しました(汗)。主目的は張替えカーペットのサンプル取得のため、品川のショールーム通いでしたが、もちろん、合間に(?)東京都美術館「ムンク展」も観てしまいました

いやぁ、なかなかに面白かったです! できたら「ムンク展」の感想をもサクッと書きたいところです。

ということで、長らくお待たせしてしまいましたコメントへのレスも頑張って再開したいと思います。本当にお待たせ申し訳ございませんでした。m(__)m


取りあえず東京に(^^ゞ

2018-05-09 23:55:34 | 国内旅行

本当はGW前に行く予定だった東京に行ってきました。体調不良のため仕方なかったのだけどね。特に東京国立博物館「名作誕生-つながる日本美術」の私的観たかった展示作品は殆どが6日終了で、現在の展示はなんだか気の抜けたビール状態でした

ということで、今回観た展覧会は…

・「名作誕生-つながる日本美術」 東京国立博物館

・「プーシキン美術館展」 東京都美術館

・「プラド美術館展」 国立西洋美術館(再見です!)

結局、上野の展覧会ばかりでしたね


東京で3展覧会ハシゴ(^^;

2017-11-28 23:30:29 | 国内旅行

東京に行ってきました。ちなみに、3展覧会ハシゴです(^^;

観た展覧会は…

・「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」(東京都美術館)

・「シャガール 三次元の世界」(東京ステーションギャラリー)

・「典雅と奇想 明末清初の中国名画展」(泉屋博古館) 

「ゴッホ展」と「シャガール展」は、事前に某先生の展評とレクチャーを受けていたので、とても興味深く観ることができました。それに、今月は苦手としていた近現代美術の勉強もできましたしね。

 「中国絵画展」は、ゲストの山科さんのブログでのお薦め展覧会です。明末清初の文人画の世界を堪能できました。併せて、明が滅んだ後の文人たちの身の処し方も知ることができましたしね。

ということで、それぞれ、できたらサクッと感想を書きたいと思っています。

で、サバウダ美術館の続きですが、ぜひ取り上げたいと思った作品を少々調べてみたら、美術ド素人的に結構難しいことがわかってきました。なので、その作品は後回しにして、書けそうなところから順次続行したいと思います。