先に触れた「不快な話」を書くのだが、これを読んで不快になる人がいたらごめんなさい、と先に謝っておきたい(^^ゞ
さて、宮城県美術館「ルノワール展」を観た後、小腹が空いたので、併設のカフェレストランで食事をしようと思った。入口のメニューに「ルノワール展」特別メニューが出ていたので、ちょっと期待してしまう。しかし、どうやら満席らしく、名前を書く用紙が置かれていて、先客が呼ばれて席に案内されて行ったところだった。私も名前を書いて呼ばれるのを待つ。
その間、すぐ後ろのミュージアムショップでウロウロ、ふとカフェの方を眺めると…ちょうど空いた席に二組ほど座るところだった。え~っ?! 思わず係の女性に「名前を書いてさっきから待っているんですが…」と言ったら、用紙をあわてて確認し、ばつの悪そうな顔をし、「どうぞ空いてる席に座ってください」と言うではないか!それも、きちんと謝りもせずにね!! これって失礼だし、一体何のために用紙を用意しているのか??
その時断って帰ってしまえば良かったのに…と今は思う。でもね、「特別メニュー」が気にかかるじゃありませんか(食い意地が張ってる?)。結局、誘惑に負け席に座ってしまったのだった(-_-;)
で、当然、横入りの客よりも先に私の方にメニューを持って来るものと思っていたら、何と横入りのお洒落風カップルに先に渡したのだ!! ここで私もようやく気がついた。オバサン(私)は侮られているのではないか?と(年寄りのヒガミか?)。こんな接客って有りだろうか??さすがの私もショックだった(>_<)
近くに置いてある雑誌などを読みながら怒りを鎮めて待つこと暫く…注文した「特別メニュー」が来た。予想よりもショボイのは地方美術館併設だから仕方がないのかも。
ビーフシチューをメインとするこのお値段は1,500円+セット紅茶200円=計1,700円也。
で、このメニューには小さなカマンベールチーズ1個・小さな生ハム2枚・小さなドライ無花果1個が付いている(全部小さいのだ)。それでも、私的にパンにチーズを塗りたいな、イチジクを切って生ハムと一緒に食べたいなと思った。なのに、付いてきたカトラリーはフォークとスプーンのみ!ナイフが無い!! もちろん、ナイフを持って来てもらった。店側はこのメニューにはナイフは必要ないと思っているのだろうか?? それとも、ナイフを必要と思った私がおかしいのだろうか??
更に…これは私の嗜好なので、あくまでも個人の感想だが、ビーフシチューが脂ぎってギトギトしてマズイ私の口に合わない。ソース部分は殆ど残してしまった。こってり好きの人には良いのかもしれないが、私的にはアウトなメニューだった。
ということで、店を出る時には、先の接客への不快感と食べた気のしないメニューへの不快感とが相俟って、かなりムカムカしてしまったのだった(ストレス耐性が低い? )。
でもね、私としてもただのクレーマーになりたくないので、お節介ながらお店への提言(?)をさせてもらう。まぁ、このブログを読むはずもないのだけど(笑)
1)ボードを用意して、混雑時用に「只今混みあっておりますので、用紙にお名前を書いて、係の者がお呼びするまでお待ちください」と、裏には「空いている席に自由にお座りください」と書いて、状況によって表裏を使う。その際は用紙をチェックすることを忘れない。(これは普通のお店でフツーにやっていることです)
2)カトラリーはフォーク・スプーン・ナイフを用意する。(これも普通の店でやっています。こんな節約はケチ臭く思われるだけです)
結局のところ、この店のサービス(ホスピタリティー)の理念と、責任者のスタッフへの教育のあり方が問題なのだと思う。混雑時にどう対処するのかマニュアル化しておくべきだし、また、サービスの本質を教えなければいけないとも思う。それに、地方ではスタッフ自身が素晴らしいサービスに触れる機会が少ないから、サービスの質は個人の資質に頼ることになり、サービスのばらつきの要因になっているように思われるのだよね。
な~んて、ぐだぐだと書いてしまったが、口直し企画を思いついたので、追々…(^^ゞ