6月中は色々とバタバタして忙しかったのだが、そんな気ぜわしい折、なんと!メインで使っているノートPCのコードを足に引っ掛け、棚の上からPCが落ちてヒンジ部分が破損、画面が幽霊状態になってしまった!! 7月になり修理に出したものの、もしかして買い替えが必要になるかもしれない。(現在、旅行用PCをメイン用にカスタマイズ(?)してようやく使用開始)
という悲しい事件が進行中だったにもかかわらず、それでも懲りずに恒例の「大人の休日作戦」に出かけてしまった
さて、今回観た展覧会は...
・Bunkamuraミュージアム 「印象派への旅」展
バレル・コレクションはグラスゴーにあるから、今回の展覧会は貴重な機会だったと思う。チラシ表紙のドガ作品やゴッホ《アレクサンダー・リードの肖像》など、見応えのある印象派作品が並んでいた。ちなみに、セザンヌ《倒れた果物かご》(ケルヴィングローヴ美術館)が気に入ったのは、やはり「果物籠」だからだろうか
・サントリー美術館 「遊びの流儀」展
いつの時代でも、気晴らし=遊び、は必要である。当時の「盤双六」や「うんすんかるた」がバックギャモンやトランプ由来だったなんて、桃山~江戸初期とバロック時代(カラヴァッジョ《いかさま師》の世界)が同時進行的だと了解できちゃうのだから面白い
・国立西洋美術館 「松方コレクション展」(常設展&「モダン・ウーマン」展含む)
松方コレクションの全容を改めて知るとともに、時代の不運で焼失・散逸していなかったら...と、感慨深いものがあった。それでも、一部分なのかもしれないが、国立西洋美術館の常設展で観ることのできるのは幸せだと思う。フランス政府に留め置かれたゴッホ《アルルの寝室》も今回展示されていたし、修復されたモネ《睡蓮の池》(痛みが酷い)&CG復元映像も見れたし、きっと天国の松方幸次郎も喜んでいるだろう。