「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

八ヶ岳西麓原村11月の滞在(3) 山荘周辺をウロウロ / クマはいるか

2011-11-10 00:19:24 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
山荘周辺は秋の風景。茶色い世界。



山荘前のアプローチはまっ茶色。



楽しみにしていたウリハダカエデの紅葉だったが、葉はすでに落ちてしまっていた。



山荘内は冷え冷え。



ストーブ点火!



火遊びは楽しいぞ。



とは言え・・・ですよ、皆さん。この時期、明け方の最低気温でも10度。その傾向は今までもあったが、毎年季節ごとの最高気温も最低気温が上って行く。かつては10月には阿弥陀岳が冠雪したり、11月ならこの別荘地にも雪がハラハラと舞い、明け方の外気温が0度以下になることもあるので、水道管が凍結しないよう電熱線を通電したりもする季節だった。しかし今回の滞在中はついにその必要まったくなし。チョー寒冷な避暑地もだんだんフツーの土地になりつつある。



でも、せっかくだからこんなセーター着たりして。ブラック・ウェルシュ・マウンテン。



最近原村はクマが出るらしいので、常にお勉強。



いざという時「死んだふりは有効か」???



「話しかける方法」「木に登る方法」。
どうなんだろうか??



鈴もつけましょう。目撃情報多数だから。



おそるおそるご近所を散歩。近隣の山荘も冬の薪の準備中。



番犬が別荘地を見張る。



フンを発見! なんだ、これは? かなり木の実を食べたらしい。クマじゃないよね。シカ?それならもうちょっと丸いだろ。なんだろ。この周囲は夜は野性動物だらけ。特にシカは多数が通過するのを見る。



熟したヤマボウシの実。



かわいそうに、モグラの子がお亡くなりになった。yannさんのブログhttp://blog.livedoor.jp/yatsugatake801/でも見たけれど、八ヶ岳山麓はモグラ天国らしい。「あーー」と言ってる間に死んでしまったみたい。



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八ヶ岳西麓原村11月の滞在(2) オステリア・アジアート@富士見(長野県諏訪郡富士見町)

2011-11-08 00:30:54 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
山荘の中でいつまでもガキみたいに遊ぶワンコ。もう7歳なんですけどねぇ。体重は32kgもあるんですけどねぇ。



彼にはお留守番してもらって、人間は外出した。珍しくイタリアンなランチを外で食べる。山荘から13kmほど、富士見の中心部をちょっと南に降りたところ。道路も細いし、レストランの建物は道路からは目立たない。はっきりわかる目印はこれだけ。



なんと控えめなトーン。初めて来た客はただこれだけでお店を見つけないといけない。隠れ家を気取ってるのか?とも思えたが、そうではないことはやがて判明する。店主はとても控えめな方だ。

イタリアンも、日本中安くてガッカリするだけのランチ・コースが乱立なので、最近はどこの料理店にも行っていない。昔はイタリアンも高くついた。そのうち世の中の景気が悪くなったけれど、イタリアンのお店はなぜかあちこちにいっぱい出来た。イタリアンなど食べ慣れなかった日本人だが、どういうわけか伝統的にディナーとランチはかなりの価格差があって当然と考え、ランチの出費は抑えめにし、一方でやがてなぜかデザートやら何やら「コース」で出すことを要求するようになり、ランチコースは安くてがっかりするものが多くなった。レストラン・オーナーは健気にやたらと苦労し、客は「いまいち・・・」と文句ばかり言うという時代である。しかし自分で材料買ってフレンチやイタリアンを作るとわかるが、あれもこれもそれもで味も良くてお得な話なんて、ないのであぁ~る。



そんなわけでイタリアンのお店で久しぶりのランチだ。地元富士見のギャルズが「アジアートって、いいかもね」と書いていたからだ。「ギャルズ」とはサラダさんhttp://blog.goo.ne.jp/salad_001/と、ierrt♪さんhttp://blog.goo.ne.jp/ierrt9838のお二人。

雰囲気の良い建物、スグそばには真っ赤なカエデ、その奥には巨大なケヤキがあった。この建物の履歴については、ネット上のいろいろなところに書かれている。探せばすぐ出て来るから参考にしてほしい。



平日にもかかわらず、昼の開店前からこの掲示。満席だ。すごいねえ。富士見の中心部からはずれた細い道の奥にある出来たばかり(2011/7開店)の小さなイタリアン・レストランで、特に広告もなく・・・。



そう聞いていたから、我々は予約して行った。だから大丈夫。

食事中、ランチを食べに来て満席と知り帰る人もいたし、「今晩は予約出来ますか?」と聞きに来て「夜もすでに予約でいっぱいです、すみません」と断られる人がいた。

富士見駅のちょっと南の引っ込んだ場所、看板もない控えめな態度、平日の昼時ということを考えると、なんだか空恐ろしいほどの人気ぶり。



古い日本家屋の建物を外から見てその改修具合に「何だか変わっているなぁ~」と思ったが、中に入ると、やはりかなり変わっていた。テーマは木と鉄が基調、みたいなインテリア。不揃いな古材を使ってテーブルやイスが作られている。支柱は皆、鉄だ。



薪ストーブが設置されていて、それも同じような調子だったので、店主に「このストーブを作った人と、テーブルやイスを作った人は同じ人ですか?」と聞いてみた。そうしたらそれは正しかった。だが、それだけではなかった。家の改修全体を請け負ったのが同じ人なのだそうだ。そう言えば入口ドアもそんな印象だった。統一されたイメージ。



皆、この調子。



照明も鉄が使われている。



イスの細部はこのとおり。古材がとても柔らかい雰囲気を出している。でも、すごく分厚いのである。



床も。相当な使いこまれ方だ。角が丸くなったような柔らかさが楽しい。



内外装の話ばかりになった。非常に気持ちの良い空間である。古びていて、清潔なインテリア。でも出来たばかりの店。

唐突に前菜。
ハムやピクルス。パクパクっと食べる。とっても上品だ。



で、パスタ。これは私が食べた、キノコと青菜のパスタ。味がとてもしっかりついている。コショウ(らしきもの)がたくさんかかっているが、ピリピリ来ないのはなぜ?・・・わからん。大変結構でした。スルスルっと食べた。



これは妻の。チーズがたっぷり。角切りなのはなんと大根。どうもあっさりとしたダシで軽く煮てあるらしいが、それが何であるかは不明。緑のものは、大根の葉か。



これがメイン。鶏肉のソテーで、バルサミコ風味。これもまたおいしく食べる。つけあわせもしっかりと作ってある。あまりにキレイなので、今度パクって作ってみましょう。でもきっと、私はこんなにうまく焼けないだろうなぁ。



デザートはこちら。さらにコーヒー(あるいは紅茶かグラスワインでもよい)がつき、パンも出て来る。



このコースで2,000円だ。しっかりとランチは食べましょう。控えめな店主と控えめな佇まいのお店とその中の気持ちの良い空間と、まじめな料理。1,500円のランチもあって私はそれを食べていない。この2,000円のコースはなかなか良い。一度、夜にもっといっぱい食べてみたい。



ご覧のような場所にある。富士見の役場前の道をまっすぐ南へ下り、左側。



帰りは西友富士見店に寄った。得意のウォルマートのカードで1%引きだ! 原村の山荘内キッチンのタイ化計画があるので、その食材を仕入れた。全部そろわないが、まあ適当に。

富士見のオステリア・アジアート、ただいま大ヒット中♪
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八ヶ岳西麓原村11月の滞在(1) 原村へ向かって爆走 / 熱唱「夏の扉♪」 with 聖子ちゃん

2011-11-06 13:08:13 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
参りましょう、原村のてっぺんへ。



運転中の眠気防止に聖子ちゃん。
車内は熱唱大会♪ 聖子ちゃん聴きながら、そして自ら歌いながら走れば、八ヶ岳なんてスグ。人間も犬も皆が歌う。



どうですか、皆さんもご一緒に。

夏の扉を開けぇ~てぇ~♪
私をどこか連れていぃってぇ~♪



途中で神奈川県の銘酒「蓬莱」を買う。愛甲郡愛川町のお酒だ。神奈川県内でもちょっと離れると、あまり売っていない。鎌倉から中央道相模湖ICへ向かう時の中間地点(ちょっと相模湖寄り)である。



鎌倉を出てわずか1時間弱!(ホントか?)。走行距離183km。スピード計を振りきれば、時速250kmを超える。新幹線とも競争出来る。



原村のてっぺんに到着!
そこはもう落葉だらけ。ほとんどがシラカバとカラマツの落葉だ。



茶色の世界。



山荘も茶色。



ということで行って来ました、11月の原村。これを書いている今は、もう鎌倉に戻っているのだけれど・・・。
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異国情緒満点! ラムやプルーンを使ってスパイスが優しいタジン@七里ガ浜自宅厨房

2011-11-04 10:00:45 | 食べ物・飲み物
憧れのモロッコ。



さあ、今日も作るぞ、タジンでモロッコ!・・・みたいな。



では雰囲気を盛り上げよう。ここでは毎度おなじみのdaoudiの歌をどうぞ♪ いい声してるね。



南信州遠山郷のジンギスカン肉・山肉専門店スズキヤさんのラム特上。これを2パックで合計600g。



キレイでしょ?



ショウガをたっぷりと擦る。そして塩、コショウ、カルダモン、それにアリッサをたっぷりと加え、ラム肉に擦りこむ。そして放置。これでこの料理の味付けは出来たようなもの。簡単なのであぁ~る! あとは素材を切り、蒸す。それ自体の旨味で食べる。



この段階ですでにキッチンはすごいニオイ。

アリッサはこちら。これが本日の香りの決め手にもなる。



たまらんやんか、このニオイ・・・。



まとわりつく食いしん坊ワンコを無視して、どんどん用意する。タマネギ小1コみじん切り、プチトマト6コを半分に切り、ニンニク大量にみじん切り、ズッキーニ半分を厚く斜め切り。



欲しいやんか、これ・・・。



ここからはバカみたいに簡単。本当に簡単。載せてフタして蒸す。それだけだ。

オリーブオイルをちょっとタジン鍋のそこに入れ、タマネギみじん切りを馴染ませて底に並べ、その上に先ほどのラム肉の半分を載せる。



ズッキーニやニンニクのみじん切りを載せる。



マーマレードやドライ・プルーンをたくさん載せる。



さらに残りのラム肉を載せ、プチトマトを載せる。てっぺんにアリッサをおまけで載せる(見えますか?)。



あとはタジン鍋におまかせ。無水調理だ。でもすごい水が出て来るぞ。ずっと最小の弱火で45分。



長い待ち時間は黒糖焼酎でつぶす。



プクプク・プクプク。良い香りだ。アリッサやカルダモンやラム肉の香り。



後半俄かに忙しくなる。クスクスの用意だ。



蒸し煮込みが終了。



よく混ぜてアーモンドを載せる。



全体的な味が想像つかないでしょ? 

プルーンはモロッコ料理によく出て来るが、現地でもよく食べられるのだろうか? 私はモロッコに行ったことがない。ラム肉に最初塩コショウとスパイスで味を浸みこませるが、それ以外はただ素材を蒸しているだけ、みたいなもの。

【味】 マーマレードやプルーンの甘みにジンジャーやコショウが効いている。アリッサの辛さは全体に絡む。
【香り】 ニンニクとラム肉の香りが基本にあり、アリッサやカルダモンの香りがかなり強い。



香りと甘さと辛さ。

スズキヤのラム肉特上はもともと柔らかいが、長時間蒸されてすごく柔らかいので、クスクスと一緒に口の中に放り込んでムシャムシャ食べられる。優しい優しいすごぉ~く優しいタジン鍋料理で、異国情緒が満点だ。是非お楽しみ下さい、楽しい休日を。

ラム肉のご用命はスズキヤへ。通販可。 http://www.jingisu.com/
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ルスカのプレートを買った

2011-11-03 00:00:12 | モノ・お金
以前こちらのブログで紹介したルスカのティー・カップ。



半世紀ほど前からフィンランドの陶器メーカーARABIAで生産されたが、今はアンティークでしか手に入らないシリーズ。デザイナーはウラ・プロコぺという名前の女性。



日本の備前にも似ていて、和食を並べるととても合うのだが、これらはしょせんティーカップ。4客ある。



どうしても欲しくて、今回プレート(直径26cm)を買った。



このルスカ、商品ごとに見た目の差が大きい。黒っぽいのから赤茶色いのまで。今回買ったのは2枚。上下でちょっと異なるでしょう? でもどちらも黒っぽい方だ。



裏面はこんなの。



ルスカはアンティークショップでたくさん取引されるが、26cmのプレートはかなり品薄で、探してもたいてい売り切れだ。欲しい人は、見つけたら即ゲット! 商品はまだ自宅に到着していない。

さて、これに載せて色彩的に映える料理は何か?
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タジン鍋でつくるパッタイ(タイの麺料理)@七里ガ浜自宅厨房

2011-11-01 00:08:57 | 食べ物・飲み物
タイの米麺料理パッタイを、蒸す過程でタジン鍋を使って作りましょう。



本日の味の決め手は、敢えて言えばこの二つでしょうか。



音楽で雰囲気を出す。キレイな方ですなぁ。



野澤幸代先生のレシピを真似る。多少変えてしまうが・・・先生、ごめんなさい。



いろいろ用意。センレク150g、厚揚げ半分を薄切り、タクアンたっぷりみじん切り、唐辛子、ピーナツを粉砕したもの、もやし100gとニラ5本を4cmくらいに切ったもの、香菜たくさん、ムキエビたくさん。



センレク(米麺)をお湯で20分ほどふやかす。



タジン鍋にサラダ油を入れ熱して、タクアン、エビ、厚揚げを炒める。



炒めた具材の上から、20分ほどお湯でふやかしたセンレクを水を切ってタジン鍋に入れる。水を100ccふりかける。



そして蒸す。ひたすら蒸す。4~5分らしいが、そんなもんでは柔らかくならなかった。どうも我が家の買ったセンレクはシッカリし過ぎているらしい。もっと熱いお湯で柔らかくしてからタジン鍋に入れた方が良いのかもしれない。このあたり、センレクは個体差があるので注意。



スイートチリソースとナンプラーと酢を混合したソースと溶き卵が控える。



麺が蒸せたら、そこにソースを入れサッサと炒める。そして全部を端に寄せて、溶き卵を入れる。ドロッとしたら麺と一緒にかき混ぜる。



火を止め、モヤシとニラを加えてよく混ぜる。

薬味として、香菜、粉砕したピーナッツ、唐辛子を加えて終了。あとはレモン汁をぶっかける。



おいしいですよ。複雑でなんともアジアなお味。

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