Reflections

時のかけらたち

日曜日のブランチコンサートと秋のコンサートシーズン始まり ・・・sunday branch classic & starting of concert season

2016-10-13 23:45:40 | music
先週の水曜日に翌日曜日のサンデーブランチコンサートの
案内がイー・プラスより来て、なんとマリインスキー劇場のコンサートで来日中の
コルチャックがコンサート。しかもワンコインで。
即メールでエントリーして、あとからクラシックの好きな友人に聞いたら
行きたいとの返事で二人分申込み、日曜日のランチタイムの渋谷で
サロンコンサートの時間を過ごしました。


【サンデー・ブランチ・クラシック】

10月9日
開演時間 13:00~
場所:eplus LIVING ROOM CAFE&DINING(渋谷 プライム)
出演者:ディミトリー・コルチャック(テノール)
演奏曲目:
ラフマニノフ:美しい人よ、私のために歌わないで
チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」~ 青春は遠く過ぎ去り
ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」~ 人知れぬ涙






“世界の若きスター・テノール”が登場!
ウィーン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場などの名門歌劇場に次々と出演!
メータ、バレンボイム、シャイー、マゼールなどの巨匠たちと共演するロシアが生んだスーパーテノール。
今春、急遽代役出演の新国立劇場「ウェルテル」題名役で絶賛され、今秋ゲルギエフ&マリインスキー・オペラ日本公演に出演。


ブランチコンサートは食事とドリンクが必須で結構かかってしまいます。
食事を済ませてゆったりと聴くことはできます。
友人と久しぶりのおしゃべりもできて楽しかった。

演奏は結構インタヴューも多く、インタヴューで多く語られたロマンスの曲もちょっと聴きたかった。
ネイティブでない英語なので結構聞きやすかった。

大好きな曲「人知れぬ涙」は何年か前に素晴らしいのを聴いたので、その時の感動には及びませんでした。
まだ深みのない明るい声というところかしら・・・

その時のテノールが誰だったか思い出せなくて、あまり有名な人じゃなかったような気がして
いたのですが、自分のブログ検索でシラグーサだったことがわかりました。シラグーサが素晴らしくドラマチックな世界に
連れて行ってくれました。

友人とのおしゃべりで彼女が見たオペラ「チェネレントラ」(シンデレラ)の時に拍手でオーケストラの演奏を
止めたテノールがアントニオ・シラグーサだったとのことで。あとで二人で同じ人だったのだと
驚きました。

コンサートの後でもコーヒー店でゆっくりとした時間を過ごしました。同じように娘が一人いる彼女は
似た環境です。
フルタイムでの仕事の時にはなかった感覚です。







11日は都民劇場の下期のコンサートの始まりでした。


指揮:ワレリー・ゲルギエフ
演奏:マリインスキー歌劇場管弦楽団・合唱団
バリトン:アレクセイ・マルコフ → 欠場 テノール:エフゲニー・アフメドフ
                     バス・ヴァリトン:エドワルド・ツァンガ

ソプラノ:エカテリーナ・ゴンチャロワ
バス:ミハイル・ペトレンコ

曲目
チャイコフスキー:
幻想序曲「ロメオとジュリエット」

  歌劇「エフゲニー・オネーギン」より
   レンスキーのアリア ”わが青春の輝ける日々よ”
   テノール:エフゲニー・アフメドフ

   グレーミン公爵のアリア ”恋は年齢を問わぬもの”
   バス・ヴァリトン:エドワルド・ツァンガ

   手紙の場面 ”たとえ死んでもいいの”
   ソプラノ:エカテリーナ・ゴンチャロワ

ボロディン:
歌劇「イーゴリ公」より
コンチャーク汗のアリア~ダッタン人の踊り
バス:ミハイル・ペトレンコ

プロコフィエフ:
十月革命20周年のためのカンタータ Op.74

オーケストラの音がすごくきれいでした、チャイコフスキーの「ロメオとジュリエット」はあの物語の
世界に連れて行ってくれるような幻想的な感じがしました。
他はボロディンがおもしろかったです。コーラスもとてもロシアらしく・・
残念だったのがプロコフィエフ。私にとってはあまり面白くなかった。やっぱり音楽に政治色が入ってくるのは・・
途中寝ちゃったりして、いつの間にか終わりに近づいていました。

今回より前期シーズン、ピースボートの旅行のためお休みしていた義理の姉の友人と再び一緒でした。
彼女は邦楽も好きで、私がお能に行くことを話すと良くいらしたということで面白いと話してくれました。

コメント (2)
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