Reflections

時のかけらたち

初めてのブロードウェイ・ミュージカル ・・・ kinky boots

2016-10-28 23:18:59 | music


江の島から帰ってきて、ちょっと風邪気味だったのがますますひどくなって、声が全く出なくなり、
昨日お能から帰って、今度は目がおかしく、眼科によったら風邪からくる結膜炎。
11月からまた半年契約で仕事が再開なので、10月はクラブ活動の毎日みたいな日々。
今日は昨日電話で予約したkinky boots を見に行きました。





東京公演終了ぎりぎりで間に合ってよかった。これが「母の眠り」という映画の中で
使われて以来、好きなシンガーソングライター、シンディ・ローパーの作品だったのです。




親子の葛藤、自分の道をみつけること、Be Yourself
ジオラマのようなすてきな舞台。
安い席だけれど3階中央でベストでした。
舞台の上が2階建てになっていて違う空間を演出していました。



初めて見る本場のブロードウェイ・ミュージカルはメッセージ性も力強く
素晴らしかった。歌唱力や表現力がものすごくて。拍手鳴り止まず。
ポジティブになれ、元気がもらえるミュージカルです。
ローラ役のJ.Harrison Ghee がすばらしかった。



帰りに寄った眼科で初めて会った女医さんと話をして、
先生もご覧になっていて元気もらえるよねと同感。
漠然と市村正親が今最後のミス・サイゴンをやっていて、なんとなく見たいなーと
思っていたところ。母が昔、本田美奈子が出ていた時代に見て、すごくよかったと
話していた。昔見たオペラ座の怪人は市村だったと思うけれど
鹿賀丈史も劇団四季時代にはミュージカルを見に行ったと思う。レ・ミゼラブル 

ロイヤルバレエのダンサーだったアダム・クーパー主演の「オン・ユア・トウズ」
を見たのはずっと後のこと。軽快なタップのミュージカル。

いわゆるブロードウェイ・ミュージカルは今回が初めての経験。

後から聞いた話だけれど、フェリチッシミのオーナーはニュー・ヨークに結構良く行って
オペラとミュージカルはずいぶん見たというお話。日本じゃチケット高すぎるから。
うらやましい!

ミュージカルを見る前に時間がないのでパンとコーヒーを買ってヒカリエの地下で
食事をとったのだけど、パンを買ったお店の店員さんに教えてもらったPaul Basettの
テイクアウトが香りを感じるコーヒーですごくおいしかった。ヒカリエは若い人の行く
ところみたいだけど地下には食事がとれる椅子とテーブルがあり便利です。


10月31日に書き始めた28日付で投稿
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初めての能 ・・・ Noh debut

2016-10-28 23:14:26 | a day in the life


中学のクラス会の準備が発端でKさんと能に行くことになった。
彼女が宝生流のシテを知っていたことと、私が最近能に行きたいと思っていて
ちらっと見ていた都民劇場の能が宝生流で記憶に残っていたことが一致して。
私が都民劇場の音楽サークルの会員だったので券が千円安く手に入った。

すっかり失念していたのだけど、この話しをメールでフェリチッシミの驫木さんに
お話したら、私も和服を着て行ったとの返事。そうだ和服だったのだ!
それで何を着て行こうかと出してみたり。



最初すぐ申し込まなかったのは安宅だったからですが、初めての能はちょっと別世界でした。
薪能とかの方がまたさらに雰囲気がすごそうですね。その時は能面をかぶったのがいい。

鼓の音がすごくて驚きました。鼓が全体をリードしてコンダクターのようでした。
大鼓の人がかっこよかったです。古茂田先生も小さい頃鼓を習っていたと話していました。
姑からもそう聞いていました。亡くなった姑は明治の人でしたが、着物の時代に洋装をしていたくらい
ハイカラだったのにね。昔は日本もピアノの代わりにお琴だったりしていたのね。
他男性コーラスを聴いていているようでした。コロスみたいでした。
音もなく出演者が出てくるところもすごい。




狂言にしてもあの重力を感じさせない動きがすごいですね。笑い声もこの世のものとは思えない
いにしえからず―っと続いているような不思議な時を超えた空間の中に響く。

狂言は野村萬斎のに行ったことがあり解説付きで面白かった。
お能は今度は観世清和を見てみたい。





能を見に行くのに身支度するのは気持ちが整っていくようで面白かった。
結局前に組み合わせてみたのではなく、昨日は暖かかったけど単衣は止めて、薄めの袷の江戸小紋に
いただいた椿の花の帯を長さを出してもらったものにしました。
大庭の帯はやはり少し大げさのような感じがしました。
締めやすようなので一度締めたいのだけれど・・ 和服のTPOって結構難しい。



おはしょり出過ぎていますが、着方は何とか忘れていませんでした。
この帯は紫の鮫小紋にでも、何でも合いそうです。
この帯の持ち主だった方は知っている方に描いていただいたそうですが、花が逆さだったと話されていました。
私は逆さの方が好き。下向きに咲く椿好きです。かわいいから何歳まで締められるかしら?
大切にしたい帯です。




帰ってからちょうど帰宅してきた娘に後ろ姿を写してもらった。




下から写すと足が長く写る。



こっちはフラッシュがたかれてしまいました。




もう少しだけ半襟が出た方がいいかしらね。あまり出るのは好きじゃないけれど。
ウエストの補正はしたりしなかったり・・汗対策のためにすることも。今回はしてしまったけれど
いち利の女将にたたみこむ着物の部分だけで補正は大丈夫かもと最近言われて・・ 
もうウエストが無くなってきているらしい(泣)
それにしても「衿秀」き楽っくの半襟と長襦袢は優れものです。本当は全部これにしたいくらい。
夏用にすぐ洗えるように銀座三越の店員さんに教えてもらって買ってとてもよかった。


写真はすべて新しいiPhoneです。

Oct.27 2016 
コメント (4)
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